ヒンデミット(1895-1963)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 ジュリアード弦楽四重奏団(3CD)

ヒンデミット(1895-1963)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WER6960
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


疾走感と力強さが魅力! ジュリアードのヒンデミットが全集化

冴えわたる技巧と高い合奏能力を武器とするアメリカの名カルテット、ジュリアード弦楽四重奏団によるヒンデミットの弦楽四重奏曲録音がお求めやすい価格でセット化再発売。単発では廃盤になっているものもあり、嬉しいリリースです。バルトークなど近現代音楽も得意とするカルテットゆえに、演奏は申し分ありません。
 ハイドンやベートーヴェン、或いはバッハを思わせる彫琢された4声体でありながら、メカニックでカサカサした独特の語り口や和声感がいかにもヒンデミットな四重奏。またヴィオラ弾きでもあったヒンデミットだけあって、内声の対位法的な充実ぶりが目を引きます。ジュリアード弦楽四重奏団はこういう音楽にもめっぽう強く、疾走感と力強さを兼ね備えた演奏を展開しています。未来的でドライなサウンドがクセになる、20世紀ドイツ音楽の面白さを世に伝えるWERGOならではの名盤です!(輸入元情報)

【収録情報】
ヒンデミット:弦楽四重奏曲全集


Disc1
● 第1番ハ長調 Op.2
● 第4番 Op.22
● 第7番変ホ調

Disc2
● 第2番 Op.10
● 第6番変ホ調

Disc3
● 第3番 Op.16
● 第5番 Op.32

 ジュリアード弦楽四重奏団
  ロバート・マン(第1ヴァイオリン)
  ジョエル・スミルノフ(第2ヴァイオリン)
  サミュエル・ローズ(ヴィオラ)
  ジョエル・クロスニック(チェロ)

 録音時期:1997年3月8-10日(第1番、第7番)、1995年4月15,17,18日(第4番)、1996年6月14-16日(第2番、第6番)、1995年4月15,17,18日(第3番)、第5番)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

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わたしが旅の途中 東北の小ホールでJSQを...

投稿日:2017/09/04 (月)

わたしが旅の途中 東北の小ホールでJSQを聴いた時 すでにロバート・マンはいなかったが 緻密なアンサンブルは堅持されていた 見ず知らずの異土の人たちに混じってその妙技を愉しんだ 多くの町民が感動してロビーで大量のCDを購入していたのが印象に残った ここに聴くロバート・マンがいるJSQのヒンデミットは明快だ 七つの曲の美質を的確に言い当てていて間然とするところがない 実に分かりやすく三枚のCDを一気に聴いてしまった ヒンデミットの音楽は何を語るのだろうか 明確な印象を担ったテーマが生成され能動的に展開しそうあるべき帰結点へ至る音楽は 生まれるべくして生まれ出会うべくして出会うものたちとの時を刻み運命を全うする個と社会とのいきさつを見るようだ 抒情の語を排し情緒の句を掬わず存する物事と人を描く 実存の音楽は決して無機質ではない よく見聴きし分かりそして忘れないことから始めてこそ 生きる意味としての笑みも存在する価値としての涙も見え聞こえてくるではないか ヒンデミットの音楽はいつもわたしに生きる意味を語りかけてくる お聴きを     

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ヒンデミットの弦楽四重奏曲全集は彼の作曲...

投稿日:2017/08/14 (月)

ヒンデミットの弦楽四重奏曲全集は彼の作曲技法の変遷がよくわかるという点でも興味深いものだ。モロに後期ロマン派の1番、2番から表現主義の難曲3番を経て我々が良く知るヒンデミットの新古典主義的作風にいたる4番までたった6年。ヒンデミットに限らずこの時代の音楽状況の激変が伝わる。評価の低いアメリカ時代の6番、7番も十分面白い。録音は1995〜97年で、ジュリアードのロバート・マン時代の最後期にあたる。ときにマン75〜77歳。心配された技巧の衰えは殆ど感じないのは立派だが、心なしかアンサンブルは粗めに感じる。しかしそれがヒンデミットの音楽をドライに傾きすぎなくしており、聴きごたえのある演奏になっている。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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