ヒンデミット(1895-1963)

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CD

弦楽四重奏曲全集 ジュリアード弦楽四重奏団(3CD)(日本語解説付)

ヒンデミット(1895-1963)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6368
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤

商品説明


ジュリアード弦楽四重奏団、創設75周年記念!
「WERGO」の名盤ヒンデミット全集が国内仕様で登場
当曲のトップに君臨する素晴らしい演奏はもちろん、
リリースの少ない作品だけに解説の日本語訳も貴重!


冴えわたる技巧と高い合奏能力を武器とするアメリカの名カルテット、ジュリアード弦楽四重奏団は2021年に創設75周年を迎えます。それを記念して「WERGO」レーベルのベストセラーであるヒンデミットの弦楽四重奏曲全集を国内盤化。1946年結成時から1997年までコンマスを務めたロバート・マンが在籍中の録音で、20世紀ドイツ音楽の面白さを世に伝える「WERGO」ならではの飛び切りの名盤です。
 ハイドン、ベートーヴェン、バッハを思わせる彫琢された4声体でありながら、メカニックで皮肉めいた独特の語り口で構築される7曲のカルテット。ヒンデミットはヴィオラ弾きでもあったため内声の対位法的な充実ぶりも目を引きます。古典にも近現代にも滅法強いジュリアード弦楽四重奏団にヒンデミットの音楽はまさにうってつけで、疾走感と力強さを兼ね備えた未来的でドライなサウンドが最高。非常に完成度の高い全集録音です。
 付属の日本語解説書には輸入盤(3枚組全集および3巻の単売。解説は同一の内容)ブックレットの日本語訳を掲載しています。ヒンデミットの弦楽四重奏録音は決して多くないので「WERGO」のきちんとした楽曲解説はとても貴重です。(輸入元情報)

【収録情報】
ヒンデミット:弦楽四重奏曲全集

Disc1

● 第1番ハ長調 Op.2
● 第4番 Op.22
● 第7番変ホ調

Disc2
● 第2番 Op.10
● 第6番変ホ調

Disc3
● 第3番 Op.16
● 第5番 Op.32

 ジュリアード弦楽四重奏団
  ロバート・マン(第1ヴァイオリン)
  ジョエル・スミルノフ(第2ヴァイオリン)
  サミュエル・ローズ(ヴィオラ)
  ジョエル・クロスニック(チェロ)

 録音時期:1997年3月8-10日(第1番、第7番)、1995年4月15,17,18日(第4番)、1996年6月14-16日(第2番、第6番)、1995年4月15,17,18日(第3番)、第5番)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 輸入盤・日本語帯・解説付
 完全限定盤

内容詳細

ジュリアードSQ結成75周年を記念し、かつての〈ヴェルゴ〉の名盤が国内仕様でリリース。全集としては珍しく、非常に貴重なアルバムと言える。1990年代半ばの録音で、ジュリアードSQの本領発揮といえる作品だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 弦楽四重奏曲全集 第1番ハ長調 Op.2、第4番 Op.22、第7番 変ホ調 (以上収録予定/曲順未定)

ディスク   2

  • 01. 弦楽四重奏曲全集 第2番 Op.10、第6番 変ホ調 (以上収録予定/曲順未定)

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ユーザーレビュー

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わたしが旅の途中 東北の小ホールでJSQを...

投稿日:2017/09/04 (月)

わたしが旅の途中 東北の小ホールでJSQを聴いた時 すでにロバート・マンはいなかったが 緻密なアンサンブルは堅持されていた 見ず知らずの異土の人たちに混じってその妙技を愉しんだ 多くの町民が感動してロビーで大量のCDを購入していたのが印象に残った ここに聴くロバート・マンがいるJSQのヒンデミットは明快だ 七つの曲の美質を的確に言い当てていて間然とするところがない 実に分かりやすく三枚のCDを一気に聴いてしまった ヒンデミットの音楽は何を語るのだろうか 明確な印象を担ったテーマが生成され能動的に展開しそうあるべき帰結点へ至る音楽は 生まれるべくして生まれ出会うべくして出会うものたちとの時を刻み運命を全うする個と社会とのいきさつを見るようだ 抒情の語を排し情緒の句を掬わず存する物事と人を描く 実存の音楽は決して無機質ではない よく見聴きし分かりそして忘れないことから始めてこそ 生きる意味としての笑みも存在する価値としての涙も見え聞こえてくるではないか ヒンデミットの音楽はいつもわたしに生きる意味を語りかけてくる お聴きを     

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ヒンデミットの弦楽四重奏曲全集は彼の作曲...

投稿日:2017/08/14 (月)

ヒンデミットの弦楽四重奏曲全集は彼の作曲技法の変遷がよくわかるという点でも興味深いものだ。モロに後期ロマン派の1番、2番から表現主義の難曲3番を経て我々が良く知るヒンデミットの新古典主義的作風にいたる4番までたった6年。ヒンデミットに限らずこの時代の音楽状況の激変が伝わる。評価の低いアメリカ時代の6番、7番も十分面白い。録音は1995〜97年で、ジュリアードのロバート・マン時代の最後期にあたる。ときにマン75〜77歳。心配された技巧の衰えは殆ど感じないのは立派だが、心なしかアンサンブルは粗めに感じる。しかしそれがヒンデミットの音楽をドライに傾きすぎなくしており、聴きごたえのある演奏になっている。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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