シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD-R 輸入盤

ヴァイオリン・ソナタ第3番(チェロ版)、幻想小曲集、3つのロマンス、他 イッサーリス、ヴァーリョン

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CDA67661
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD-R
その他
:
輸入盤

商品説明

「ミスターガット弦」イッサーリス見参!
待望の最新作はロマンに満ちたシューマン!

モダンでもなくピリオドでもないJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全曲(CDA67541)が全世界を席巻するなど、その存在感の大きさを自身が奏でる音楽で改めて証明した「ミスターガット弦」スティーヴン・イッサーリス。
 バッハ以来となる待望の新録音では、没後150年となった2006年には日本でも「シューマン・プロジェクト」を開催するなど、心の底から愛するシューマンのチェロ作品集を取り上げます。
「子供の頃からシューマンは最愛の友人であり、シューマン以上に身近な作曲家はいない」とまで語るイッサーリス。これまでのシューマンの音楽に対する功績の大きさが讃えられ、シューマンの生地ツヴィッカウ市から「シューマン賞」を授与されるなど、イッサーリスとシューマンの関係は切っても切れないほど強固で深いものです。
 『幻想小曲集』や『アダージョとアレグロ』、『5つのロマンス』など様々な楽器で演奏される名作だけでなく、イッサーリス自身のアレンジによるヴァイオリン・ソナタ第3番を加えるなどプログラムも多彩。
 このシューマンでイッサーリスが弾いているチェロは、日本音楽財団より貸与されている1730年製のストラディヴァリウス「フォイアマン」と、ロンドンの王立音楽院から使用許可を得た1726年製のストラディヴァリウス。2台の銘器を操る「ミスターガット弦」イッサーリスのシューマンが聴き手の心を魅了します。(東京エムプラス)

シューマン:
・幻想小曲集Op.73
・アダージョとアレグロ変イ長調Op.70
・ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調WoO.27(イッサーリス編)
・夕べの歌Op.85-12(ヨアヒム編)
・3つのロマンスOp.94
・民謡風の5つの小品Op.102
 スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
 デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)

 2008年6月28日〜30日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)でのデジタル録音

収録曲   

  • 01. Schumann: 'Fantasiestücke', Op 73: No 1: Zart und mit Ausdruck [4'09]
  • 02. No 2: Lebhaft, leicht [3'09]
  • 03. No 3: Rasch und mit Feuer [4'06]
  • 04. Adagio and Allegro, Op 70: 1: Adagio [4'17]
  • 05. 2: Allegro [4'36]
  • 06. Violin Sonata No 3, WoO27: 1: Ziemlich langsam – [Lebhaft] [7'05]
  • 07. 2: Scherzo. Lebhaft [3'12]
  • 08. 3: Intermezzo. Bewegt, doch nicht zu schnell [3'21]
  • 09. 4: Finale. Markiertes, ziemlich lebhaftes Tempo [6'20]
  • 10. Zwölf Vierhändige Clavierstücke, Op 85: No 12: Abendlied [3'04]
  • 11. Drei Romanzen, Op 94: No 1: Nicht schnell [3'10]
  • 12. No 2: Einfach, innig – Etwas lebhafter [3'50]
  • 13. No 3: Nicht schnell [4'04]
  • 14. Fünf Stücke im Volkston, Op 102: No 1: Mit Humor 'Vanitas vanitatum' [2'48]
  • 15. No 2: Langsam [3'37]
  • 16. No 3: Nicht schnell, mit viel Ton zu spielen [4'08]
  • 17. No 4: Nicht zu rasch [1'47]
  • 18. No 5: Stark und markiert [3'03]

ユーザーレビュー

総合評価

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イッサーリスにはこの録音の10年ほど前にエ...

投稿日:2012/05/16 (水)

イッサーリスにはこの録音の10年ほど前にエッシェンバッハの伴奏でいれた曲もありますが、「夕べの歌」と3つのロマンス作品94は初録音と思われます。再録音の曲でもしんしんと懐がいっそう深まった歌が聴かれ、それ以上進むともう戻ってこれないぎりぎりのところで歌っている感じがより強まっています。そしてヴァーリョンというピアニスト。エッシェンバッハの先の読めないひそやかな息遣いも素晴らしいものですが、ヴァーリョンの明晰で揺るぎのない意志的なピアノは、感情の揺らぎに正直に燃え立つイッサーリスと一見反対方向を向きながら存分に飛翔させている感があります。結果、同じ方向を向かないコンビだけに表現可能な、不安で豊穣な領域が広がります。ちなみにヴィトマンとヴァーリョンによるヴァイオリン・ソナタ全3曲(ECM)も素晴らしいものでした。なおこのディスクにはそのソナタ第3番のチェロ版という希少で果敢な録音も入っていますが、これはシューマンが晩年校正まで済ませながらクララによって破棄されたと伝えられる同時期の「チェロとピアノのための5つのロマンス」に対する、イッサーリスの痛恨と憧憬の念ゆえのことではないかと推察します。その思いを共有する私としてはこの果敢な(無謀な?)挑戦に敬意を抱きます。このディスクは、単にチェロや室内楽が好きな人々に捧げられているというより、「シューマン」に迷い、その目指した先へ思いをめぐらす人間に寄り添い、行く末永くその静かだが手厚い喜びとなってくれるのではないでしょうか。

Maya さん | 熊本県 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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