シベリウス(1865-1957)
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シベリウス(1865-1957) レビュー一覧 10ページ目

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商品ユーザーレビュー

1438件
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  • 隅々までストコフスキーの解釈を行き渡らせ、オケが見...

    投稿日:2021/07/15

    隅々までストコフスキーの解釈を行き渡らせ、オケが見事にこたえた名演。早めのテンポできめどころびしっと決めて格好いい。

    OTTO さん

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  • リマスターでびっくりするくらい音が鮮明なった。 昔...

    投稿日:2021/07/13

    リマスターでびっくりするくらい音が鮮明なった。 昔からバルビローリのシベリウスは定評があるが、彼の思い入れがより伝わってくる演奏ばかりで廃盤になる前に購入すべきBOXだと思う。

    チバリスト さん

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  • このディスクの第5番の第1楽章を聴いていて、思わず「...

    投稿日:2021/07/08

    このディスクの第5番の第1楽章を聴いていて、思わず「これはいい」と呟いてしまった。田園的な情緒、牧歌的に移ろう時間、そしてときに勢いを持って奏でられる情緒の清々しいこと。なんと清冽な音楽だろう。この録音を聴いていると、元来のオーケストラ曲とはまた違ったよりクリアな抒情性が得られていると感じる。それは、もちろんピアノという楽器のもつ音響そのものの効果というのもあるのだけれど、加えて編曲が優れていること、そしてピアニストがその編曲の長所を的確に引き出していることがある。編曲に際しては、ピアノ譜的に音の密度を濃くしたりせず、原曲が淡い雰囲気を持つ個所では、淡々とシンプルに、かつ必要なものが十全に備わった、見事なパフォーマンスとして完成されている。これは、聴きモノだ!第2楽章、第3楽章は、まるで北国の夏、ゆるやかに動く雲によって描かれる光の自然美を感じさせるような、情景的な風情が漂っていて、夢中で聴いた。第2番も素晴らしい。ことに第1楽章は、まるで最初からピアノのために書かれた音楽であるかのように、凛々しく、十分な恰幅を持ち合わせ、運動的な心地よさも堪能させてくれる。第2楽章は、むしろオーケストラ曲より時の流れを早く感じるほどのなめらかさがあり、それでいてシベリウスらしい和音、響きの繋がりが瑞々しく響く。第3楽章と第4楽章は、ピアノで弾いた場合、少し単調に聴こえる部分がないことはないけれど、シーグフリードソンは存分に起伏を持ってアプローチしている。フィナーレに向けた盛り上がりも、適度な白熱を帯び、ピアノという楽器の能力を全開まで高めた編曲であり、演奏であると納得させられる。「編曲モノにはあまり縁がない」という音楽フアンでも、シベリウスの音楽が好きならば、「編曲」というカテゴリに惑わされることなく、いつのまにか没頭させてくれるのではないか。それほど「よく出来た」芸術が示されているディスク。

    ココパナ さん

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  • 評論家の大束省三氏は、「仮にシベリウスは歌曲のほか...

    投稿日:2021/07/06

    評論家の大束省三氏は、「仮にシベリウスは歌曲のほかに何も書かなかったとしても、音楽史に名を残す作曲家であった。」と指摘している。歌曲はシベリウスが生涯を傾け、大きな成果を得たジャンルであった。このデッカによる全集は、1978年から1981年にかけて録音されたものだが、全集と言う網羅性と演奏の質の高さから、グラモフォン賞を受賞した名盤。CD4枚に収録された93の曲目を記載しておこう。ギター伴奏の歌曲も含んだ本格的な全集となっているのが特徴。女声の歌曲は伴奏をアシュケナージが担当している点も注目される。 【CD1】 1) セレナード 5つのクリスマスの歌 op.1 2) 第1曲 いまクリスマスは雪のポーチのそばに 3) 第2曲 いまクリスマスがやって来る! 4) 第3曲 外は暗くなる 5) 第4曲 華やぎを与え給うな 6) 第5曲 降り積もった雪の吹き溜りが 7) アリオーソ op.3 7つの歌曲 op.13 8) 第1曲 岸辺の樅の木の下で 9) 第2曲 口づけの望み 10) 第3曲 心の朝 11) 第4曲 春はいそぎゆく 12) 第5曲 夢 13) 第6曲 フリッガへ 14) 第7曲 狩人の少年 7つの歌曲 op.17 15) 第1曲 もはやわたしは問わなかった(* 16) 第2曲 眠れ! 17) 第3曲 鳥のさえずり 18) 第4曲 道に迷って 19) 第5曲 とんぼ(* 20) 第6曲 夕べに 21) 第7曲 川面の木屑 【CD2】 1) 帆走 2) 泳げ青い鴨 2つの歌曲 op.35 3) 第1曲 ユバル(* 4) 第2曲 テオドーラ 6つの歌曲 op.36 5) 第1曲 黒い薔薇 6) 第2曲 しかしわたしの鳥は帰って来ない(* 7) 第3曲 トリアノンでのテニス(* 8) 第4曲 葦よそよげ 9) 第5曲 三月の雪 10) 第6曲 三月の雪の上のダイヤモンド 5つの歌曲 op.37 11) 第1曲 はじめての口づけ 12) 第2曲 小さなラッセ 13) 第3曲 日の出 14) 第4曲 夢なりしか? 15) 第5曲 逢引きから帰った乙女 5つの歌曲 op.38 16) 第1曲 秋の夕べ 17) 第2曲 海辺のバルコニーで 18) 第3曲 夜に 19) 第4曲 ハープ弾きと彼の息子 20) 第5曲 わたしは願う 【CD3】 6つの歌曲 op.50 1) 第1曲 春の歌 2) 第2曲 あこがれ 3) 第3曲 少女が野原で歌っている 4) 第4曲おののく胸から 5) 第5曲 静かな町 6) 第6曲 薔薇の歌(* 7) 燃え尽きて 8) タイスへの讃歌 8つの歌曲 op.57 9) 第1曲 川とかたつむり 10) 第2曲 ひともとの花が道端に咲いていた 11) 第3曲 水車の輪 12) 第4曲 五月(* 13) 第5曲 ひともとの樹 14) 第6曲 マグヌス公爵 15) 第7曲 友情の花 16) 第8曲 水の精 シェークスピアの「十二夜」による2つの歌曲 op.60 17) 第1曲 来たれ 死よ! 18) 第2曲 ホイサー 嵐の中でも 雨の中でも 8つの歌 op.61 19) 第1曲 ゆっくりと夕ベの空が 20) 第2曲 水のはねる音 21) 第3曲 私が夢みるとき… 22) 第4曲 ロメオ(* 23) 第5曲 ロマンス 24) 第6曲 ドルチェ ファール ニエンテ 25) 第7曲 むなしい願望 26) 第8曲 春にとらわれて(* 【CD4】 6つの歌曲 op.72 1) 第3曲 口づけ 2) 第4曲 山彦の妖精(* 3) 第5曲 さすらい人と小川 4) 第6曲 私の思いには百もの道がある 6つの歌曲 op.86 5) 第1曲 春の予感 6) 第2曲 私の遺産の名はあこがれ 7) 第3曲 ひそかなつながり 8) 第4曲 一つの考えが浮ぶ 9) 第5曲 歌い手の報酬 10) 第6曲 あなた達姉妹よ 兄弟よ 愛し合う者達よ(* 6つの歌曲 op.88 11) 第1曲 青いアネモネ 12) 第2曲 二つの薔薇 13) 第3曲 白いアネモネ 14) 第4曲 アネモネ 15) 第5曲 いばら 16) 第6曲 花の運命 6つの歌曲 op.90 17) 第1曲 北国 18) 第2曲 彼女の便り 19) 第3曲 朝 20) 第4曲 鳥を捕える人 21) 第5曲 夏の夜 22) 第6曲 誰がお前の道をここへ? 23) 水仙 24) 可愛い娘たち 25) 鬼蜘蛛の歌 op.27-4 26) 三人の眼の不自由な姉妹たち 演奏はトム・クラウゼのバリトンと、アーウィン・ゲイジのピアノによるが、*印の付いている11曲については、エリザベート・ゼーダーシュトレームのソプラノとウラディーミルアシュケナージのピアノによる。また、シェークスピアの「十二夜」による2つの歌曲 op.60 では、伴奏にカルロス・ボネルのギターが参加する。【CD4】の冒頭に収録されている「6つの歌曲 op.72」については、第1曲と第2曲は一度出版されたものの、第一次世界大戦でスコアが消失しており、本全集においても欠損扱いとなっている。シベリウスは偉大なシンフォニストとしてその名を知られているが、歌曲においても立派な功績を遺した人である。ただ、彼の歌曲の評価と録音がその内容に比して寂しいのは、その多くがスウェーデン語の歌唱のために書かれているという言語的マイノリティに属するためである。そのような状況で、大手レーベルである英デッカが、実力確かなアーティストたちを起用して作り上げた当全集の価値が高いことは言うまでもない。北欧の風土や伝説に根差した音楽たちが、これを深く理解する演奏者たちによって、見事に表現されているし、現在まで、これに比較しうる全集(別個に録音されたものを集めたものはあるが)が製作されていないことも踏まえて、独壇場と言ってもいいくらいの「名盤の位置」を確保している。ゼーダーシュトレームが担当した曲数が11曲だけというのは、他にも女声域に適した曲があると思う(それにアシュケナージの素晴らしい伴奏が聴ける!)ので、少ないという印象を受けるが、それでも全体的なレベルは安定しているし、寂しいと感じるほどではない。前述のシベリウスの歌曲を特徴づける要素は、的確に表現されている。名曲として知られるop.36の6つの歌曲(わけても「黒い薔薇」「葦よそよげ」「三月の雪」)、それに、5つの歌曲op.37の「夢なりしか?」「逢引きから帰った乙女」などは、シベリウス、そして北欧歌曲を代表する作品に相応しいもの。もし、シベリウスの歌曲に馴染みが薄いということであれば、この辺りから聴き始めるのがよいだろう。シベリウス、あるいは北欧の音楽が好きな人には、シベリウスの歌曲集は必聴のジャンルだと思うし、その場合、当全集は、筆頭に推薦すべきだろう。

    ココパナ さん

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  • シベリウスの有名曲を集めたアルバム。 フィンランデ...

    投稿日:2021/07/03

    シベリウスの有名曲を集めたアルバム。 フィンランディアはユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏で収録されたもので、珍しく合唱団による歌入りの演奏。 メインはアンタル・ドラティが、ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団を振った交響曲第2番。 ドラティが同オケの指揮者をしていた時代に録音されたもので、これがCDとなるのは当盤が初めてとの事。 オーケストラビルダーとして知られたドラティらしく、オケが一糸乱れぬアンサンブルを繰り広げており、更に表情豊かに、変化に富んだ演奏で同曲の知られざる好演の一つです。 音質は普通。

    レインボー さん

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  • とても残念。出だしからして聴衆の雑音に邪魔され、神...

    投稿日:2021/06/14

    とても残念。出だしからして聴衆の雑音に邪魔され、神秘的なムードが壊されてしまった。素晴らしい演奏だっただけに。手放したので、今は持ってません。

    じじちゃん さん |60代

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  • 5番の最終楽章は各パートの合わせ方が微妙で、ばらば...

    投稿日:2021/05/21

    5番の最終楽章は各パートの合わせ方が微妙で、ばらばらになることもありますよね。C.ディヴィスLSOがかつてサントリーで演奏した時がそんな感じで、すごく難しい曲なんだろうなあと思いました。ところが、このCDでオリジナルを聞いた後だと、現行版の演奏はなんとスムーズに流れていくことでしょうか。そういったところもこのコンビの強みなんだろうと思います。

    fuka さん

    0
  • ベルグルンド/ECO盤と双璧の名演奏。もちろん、ラハ...

    投稿日:2021/05/04

    ベルグルンド/ECO盤と双璧の名演奏。もちろん、ラハティとの旧盤を超える名演でしょう。とにかく、明晰さと透明感ではこの盤の右に出るものはないでしょう。3・6・7番を収めた一枚がとりわけすばらしい。3番は室内楽的な緻密さとシンフォニックな豊かな響きを兼ね備えた稀有の名演。ほかのどの演奏でも、この二つをここまで完璧に両立しえたものはないでしょう。6番は冒頭の弦のアンサンブルの透明感が素晴らしい。もちろん、単なる響きの美しさに終わらない、聴かせる演奏です。そして7番も、徹底した読みに裏付けられた説得力のある演奏です。4番も奥行きの深い、聴き手をひきつける力のある実に渋い名演奏です。これといって目新しい解釈はほとんどありません。しかし聴いた後の充実感はすばらしい。1番が旧盤同様、やや落ち着かなくしっくりこないのを除けば、こうでなくては、と納得させられる演奏ばかりです。鍛え抜かれたアンサンブルは、全盛期のセル/クリーヴランドにも匹敵するといえるかもしれません。アメリカのオケだといって敬遠するのは大間違いです(アメリカのオケは派手な音色だということ自体が、ただの思い込みでしかないのですが)。シベリウスの交響曲を愛するものとしては必携のセットでしょう。

    Papachan さん

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  • 英国指揮者でシベリウスで成功した人は誰もいないとい...

    投稿日:2021/04/27

    英国指揮者でシベリウスで成功した人は誰もいないというのが僕の持論、コリンズからラトルまで。このデイビスも頂けない。イギリス田園風シベリウスで、フィンランドの自然の神秘性、厳しさ、愛などどこを探しても聴かれない。良く言う、中身なしのスカスカのシベリウスで、シベリウスの心などどこにもない凡演そのもの。ベルグルント・フィンランドフィルにくらべれば、月とスッポンだと言える。やはり、この指揮者の限界をここに聴くようだ。まったく、退屈 の一言。これならまだカラヤンのシベリウスのほうが面白い。

    robin さん

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  • 英国指揮者がシベリウスを得意にしているというか、好...

    投稿日:2021/04/09

    英国指揮者がシベリウスを得意にしているというか、好きなのは事実だ。昔職場のイギリス人もシベリウスが好きだった。しかし、成功した指揮者は誰もいないと思う。ビーチャムからコリンズ、、、ラトルまでみんな良くないと私は思っている。このデイヴィスも2回の録音があるが生ぬるい紳士風シベリウスで突っ込み不足の感を免れない。やはり、北欧の指揮者達のほうが優れた演奏を残しているようだ。星3つが妥当なところだろう。

    robin さん

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