ファーストガンダムが全ての自分にとっては劇場3部作が一気にみれる本作は最高の内容です。　テレビの内容をかなりコンパクトにした総集編のようなものですが、違和感が無いように加筆もされているようです。　唯一残念なのはマクベ専用ＭＢギャンが出てこない点です。

ファーストガンダムと監督等が同じなので期待してみたのですが、ストーリーはその後を描いているようなのですが、あまり魅力的には感じられませんでした。　モビルスーツ自体もファーストと比べるとあまり個性が無く残念でした。

ガンダムというファーマットを利用した作品が、この後に無数にでてくるのですが、このかなり初期の作品でもファーストガンダムの魅力と比べるとガンダムの看板を借りたただのアニメ作品に感じてしまいました。

原作小説を読んでいないとわからない部分も多いと思うが（自分も読んでいない）ここ最近のガンダム映像化の中では出来のいいほうだと思う。

感想は、「最初のガンダムのポケットをたたいても、もう何も出てこない」 です。 この作品は、「機動戦士ガンダムＵＣ」の後日談にあたります。 「ＵＣ」は最初のガンダムおリアルタイム世代にアピールするために、 直系に登場するキャラクターやモビルスーツがどさっと登場します。 しかし、過去の作品の引用を増やすことは、作品自体の魅力薄めるという、 いわば「諸刃の剣」的な側面もあります。 「ＮＴ」をみて「もういい」と思ったのは、まさにこの点でした。 「ＮＴ」には最初のガンダム系列のキャラクターは、あまり登場しません。 逆に「ＵＣ」のキャラやモビルスーツは重要なキーとして登場します。 しかし、お話の根幹を最初のガンダムに頼っています。 最初のガンダム系列作品は、過去の作品をある程度知っておかないとおもしろさがわからない、 という点があります。これは長期にわたるシリーズ化のためやむを得ないかも しれません。 しかし「ＮＴ」はやりすぎではなかったか。映画として大々的に公開する なら、単体作品として楽しめる作りにするべきではと思いました。

バナージはやさしさと勇敢さを兼ね備えたとてもいい奴ですね。

バンシィはかっこいいですねぇ〜、ユニコーンとの戦闘シーンは見ごたえがありました。プラモデルを買いたくなってしまいました。

ガンダムのMSを詳しく知りたい人用の商品です。本編はほとんど関係なく、ひたすらMSの解説だけです。

私は、この劇場版を支持します。 DVD版の初版を所持しておりますが、収録されている映像特典に不満がありました。今回のBD版に収録されている映像特典も同じ内容ではありますが、こちらの方は、1080Pのﾌﾙｻｲｽﾞで収められていましたので満足しております。 最後のｸﾚｼﾞｯﾄﾛｰﾙがはっきりと読めたことが印象として残っております。

高いクオリティとMS好きにはたまらない戦闘シーン。それぞれの想いがうまく繋がらないもどかしさ。話も少しずつ転がりはじめ今後、それぞれの登場人物の行く末が気になります。