TVアニメ『機動戦士Zガンダム』DVD第三巻。この巻では7話から10話を収録しています。 改めて見返すと、ウォン・リーに代表される「出資者」の存在や腹芸や偵察・スパイの多さが『Z』を少々難解な作品にしている一因だと分かります。

TVアニメ『機動戦士Zガンダム』DVD第四巻。この巻では11話から14話を収録しています。 アムロの再登場、シャア（クワトロ）との再会等など、いよいよ「ファースト・ガンダムの続編」としての色を濃くしていく巻です。

TVアニメ『機動戦士Zガンダム』DVD第5巻。この巻では15話から18話を収録しています。 『Z』におけるファム・ファタール的な存在であるフォウ・ムラサメが登場する重要な巻です。 ここまで観てきた方ならこの作品の作劇が「アンチカタルシス」志向にあることが分かるかと思います。 そのスカッとさせてくれないドラマ性故に駄作とも言われがちな本作ですが、スカッとするフィクションが苦手な私には心地いい作品です。

TVアニメ『機動戦士Zガンダム』DVD第6巻。この巻では19話から22話を収録しています。 何と言ってもこの巻の白眉は20話「灼熱の脱出」におけるサイコガンダムのコックピット内でのカミーユとフォウの会話でしょう。 自らの生い立ち＝記憶を矢継ぎ早に喋るカミーユに、記憶を持たないフォウが優しく語りかける場面は胸を打ちます。

「ファースト・ガンダム」DVD第9巻。この巻では33話から36話を収録しています。 改めて見返すと、酸素欠乏症に罹った父親との別離が戦士としてのアムロの成長を促しているように見えるのが何とも哀しいです。

「ファースト・ガンダム」DVD第10巻。この巻では37話から40話を収録しています。 「ニュータイプ」という言葉が作中人物の口から語られるようになり、「ガンダム」という作品の持つテーマが浮上してくる重要な巻です。

SFロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』DVD第11巻。この巻では41話から43話、その他ノンクレジットOP＆EDアニメなどを収録しています。 物語はクライマックスを迎え、ジオンは敗北し、アムロは仲間たちの元へ帰ります。 私は42話のカイのセリフ「逆立ちしたって人間は神様にはなれないからな」が好きで、ことあるごとにこの言葉を胸に浮かべます。 改めて、素晴らしい作品、不朽の名作だと思います。

『機動戦士ガンダム』劇場版三部作の3枚組Blu-rayディスク。 デジタルアーカイブや映像特典の類は好きな人にはありがたいのでしょうが、自分のように作品それ自体を入手できればそれで良いという人間には多少割高感があるのは否めません。 勿論作品は素晴らしいです。

SFロボットアニメ『機動戦士ガンダム』DVD第5巻。この巻ではテレビシリーズの17話から20話を収録しています。 アムロと脱走と放浪、そしてランバ・ラルとの死闘は『ガンダム』をアムロ少年の成長を描いた物語と考えた時に極めて重要なエピソードと言えるでしょう。

SFロボットアニメ『機動戦士ガンダム』DVD第6巻。テレビシリーズの21話から24話を収録しており、リュウとマチルダが命を落とすシリアスな巻です。 24話におけるマチルダとの写真を手にしてはしゃぐアムロがなんとも微笑ましい。