1話も2話も如何にも導入部分って話です。説明的ではありませんが、作品の世界観やキャラクター・MSについてのお勉強の巻って感じです。次巻から本格的に話がはじまっていきます。

ソレスタルビーイングが登場したことにより世界が反応を見せはじめる巻です。第4話「対外折衝」はシリーズ中では一見地味な印象がありますが、堅実なストーリーでもあり一見の価値ありです。第5話「限界離脱領域」はルイスと沙慈が妙にイチャイチャしてるシーンがあって一見本筋とは関係にシーンのように見受けますが、ファーストシーズン後半以降では重大な意味を持ってくるんですよね。

第11話「アレルヤ」はタイトル通りアレルヤメインの回で、アレルヤ(とハレルヤ)が自分の過去にどう向かい合うかがポイントです。第12話「教義の果てに」・第13話「聖者の帰還」はアザディスタンの内紛に武力介入したソレスタルビーイングの話。第14話「決意の朝」は次巻でメインとなる「ガンダム鹵獲作戦」に向けての各陣営の状況を描いた話で、カティさんが登場します。

クオリティとしては普通の総集編よりは上って感じです。

アニメシリーズが2つに分割されてしまったため、含みを持たせた終わり方してますね。特典映像の新作SDアニメはコメディタッチですが、TVアニメ全エピソードみてからまたみると違った見方もできます。

１７話のブレイクピラー事件は今までのガンダムにない話なので見応えありです。初回特典の冊子はちょっとした設定資料集ぽかったです。

アニメ自体は最初の2話のみ収録ですが、特典映像満載だったのが良かったです。アレルヤの出番は殆どありません。

ガンダム！やっぱり機動戦士ガンダムは凄かったです！キャラの成長、国と国との複さ、何のために戦うかーこれでガンダムの魅力です

酷評の方もいらっしゃるようですが、なかなかよろしい画質です。劇場版３部作の切り刻まれた部分も劇場版よりもいいという恐るべき結果でした。劇場版のおかげの良い画質になったのかもしれませんねぇ。ケチケチしないで劇場３部作もセットでだしたらもっと良かったのに残念。我が家はまだハイビジョンテレビでなくPS3で見てますが、再生画像がブランカンより一回り小さく表示で結構ショック。

はじまりのガンダム。ここからすべてが始まりました。30年前の映画ですので色々突っ込みどころはあるのですが、ガンダムが立ち上がるシーンでは少年の心に戻ってしまいます。