相変わらずの映画レベルのクオリティ。しかし折り返し地点の割には物語の展開がゆっくりな気がします。小説未読なので展開が予想つかないので楽しみです。ガンダム好きは是非。

せめて宇宙は青じゃなく黒に直してほしかった。

アニュー、紅龍、王留美、ネーナなど死人の多い巻です。

大風呂敷を広げすぎたような展開になってきまして綺麗に最後まとまってくれるのだろうかと心配になってましたが、25話(最終話)「再生」で刹那VSリボンズと的を絞ったバトルシーンになってたのが良かったです。しかし、最後の最後でやや残念な気分になりました。

アレルヤとソーマ(マリー)の関係性を表現したジャケットイラストですね。2話でソレスタルビーイングに連れ戻されたスメラギさんの戦術予報が発揮されはじめます。3話「アレルヤ奪還作戦」・4話「戦う理由」の戦闘シーンは見どころありです。

ジャケットイラストがロックオン(ライル)とアニューですが、アニューの出番は殆どなしです。7話「再会と離別と」でアレルヤとソーマの間に「決着」がつきます。8話「無垢なる歪み」・9話「拭えぬ過去」でティエリアの心が揺らぎ始めます。10話「天の光」のクライマックスはショッキングでしたね。因みに8話「無垢なる歪み」ではこの作品ではあまりお目にかかれないダンスシーンがあります。

ダブルオーの無敵さがお披露目になる巻そして少しネーナが活躍する巻。13話「メメントモリ攻略戦」は3話・4話の戦闘シーンをある意味凌駕してます。14話「歌が聴こえる」では、懐かしのあの人が登場したり、ティエリアが人間宣言したり、マリナ姫の歌が思わぬ効力を発揮したりします。

ソレスタルビーイングの団結力の弱さが露呈している巻です。各ガンダムマイスターの戦争等への思いがところどころに垣間見えます。特に刹那やティエリアファンなら必見の巻かも。

ガンダム鹵獲作戦からトリニティ兄妹登場、そしてトリニティ兄妹の活動により各陣営が動き始めようとするまでを描いてます。王留美がトリニティ兄妹に極秘に接触したり、ネーナの気紛れな襲撃によりルイスが重症になって家族を失ったりと、セカンドシーズン後半まで影響を及ぼすエピソードがいくつもある巻でもあります。

ユニオン・人革連・AEUが結託してソレスタルビーイングを駆逐しようとするまでの過程を描いた巻です。ティエリアがロックオンによって変わり始めていきますが、それが後々セカンドシーズンにも影響を及ぼしていきます。