最高の評価は２番のみ。ハンスさんの言う通り１番はちょっと・・・２番は透明性の高いサウンドでテンポも適切。エルガ−の交響曲（２番）のエントリーとしては最適な演奏だと思う。

砂漠の声は素晴らしい。あとは・・・？ポローニアはボールト−ＬＰＯで聴く方がまし。

ここでのヒラリーは、ただ一弦においてもの多彩な表情をみごとにかえていく。ヒラリーの名演奏に値する感銘の作とかんじます。あげひばりは、記憶にもない涙を空へと浄化させられるような無意識の想起があるようにおもいます。

エルガ−命の男なので、とにかくＣＤはたいてい買っている。このＣＤも一応買うかといった乗りで買ったが、あまり期待していなかった。しかし聴いてみると凄かった。この演奏を一言で言うと「中庸」。しかし２番のスコアを一番よく理解している感じがする。個人的にはボールト−ＬＰＯが最高と思っていたが、こんなに耳に心地よい２番はこれが初めてだ！

この曲は生で５回聴いたがどれもいまいち。東京で聴いたデイヴィス−ＬＳＯがなんとか合格点かな？30年前に買ってすり減る程聴いたバルビローリのレコードを思い出す。「率直かつ豪快、しかし上品（ノビルメンテ）に」エルガ−が聴いたら仰天して目玉が飛び出すだろう。とにかく聴くべし！シュタ−ツカペレの底力には圧倒される。

「揚げひばり」素晴らしいです。ハーンも素晴らしいですが、なによりロンドン響の重厚な響き（重厚すぎるかも？）がこの曲の魅力を一層引き立ててくれます。RVWの特徴である中世と現代の融合した書法が、聴き手を異次元へいざなってくれるようです。私はこの曲を聴くとどうしても「Flos　Campi」と「第５交響曲」とぺルトが聴きたくなってしまう（笑）。

今年の聴き初めとして選びました。いやぁもう最高ですね。素晴らしいの一言。良いもの聴かせて貰いました。今年もﾊｯﾋﾟｰになれそうです。

エルガーの演奏の最右翼的存在のセットと思います。海の絵もチェロも有名音源で、加える言葉がありません。小曲も粒よりで、イギリスらしいしっとり感に、バルビ節がのります。暖かい心をくれるクリスマスセットだと思いました。

これは意外な掘り出し物。どの曲も明るく屈託無いもので、気軽に聞いていて癒されます。演奏もロンドンＳＯのメンバーが力演を聞かせてくれてます。 ピアノ５重奏以外は「ため息」「木管５重奏によるFarm　Yard」 エルガーの魅力が堪能できます

必聴です。このチェロ協奏曲の理想的演奏でしょう。ソリストとオーケストラは抜群の相性です。バルビローリの情熱と優しさが聴こえてきます。ジャネット・ベイカーの歌も素晴らしく数日は耳に残ります。