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横濱の風 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/30

    どうしても女性的なショパンと男性的なリストという具合に対照される事が多く、実際女性にとってリストを弾き切るというのはけっこう大変なのかなと思ってしまう。一つ一つの曲の名盤としては、やはり男性の演奏の方が思いつきやすいのは事実であるが、これだけの曲を集大成したこと自体は「男まさり」の仕事として評価される。また、実はリストのオリジナル曲にはロマンチックな旋律は少なくないので、女性としてのクリダの演奏がことのほか曲想を際立たせてくれる部分がある。音質は優れているとは言えないかも知れないが、平均的な物で特に聴いていて気になるほどではない。これからリストを聴いてみようという方に、ファーストチョイスとして是非お奨めしたい。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/30

    ユリア・フィッシャーのPENTATONE時代の代表作がまとめられて、これから聴いてみようという方には大変おすすめです。今や若手女性バイオリニストの筆頭とも言えるユリアの、天才を十分に堪能できるセットだと思います。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/29

    忘れ去られそうになる一品。しかし、一聴の価値はある。ほとんど、耳にする機会がないヴィオッティであるが、こうやってまとめて聴くことができるのは嬉しいこと。音楽的にはまだ未熟な感は否めない物の、その分大変聴きやすい。ヴァイオリン協奏曲の歴史の中で、一定の地位を占めていることは間違いない。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/29

    浅学でダルベルトの他の演奏を知りませんが、このシューベルトを聴く限り、大変誠実な取り組みをするピアニストではないかと感じました。奇をてらったものではなく、ひとつひとつをかっちりと仕上げている。こういう「何でもはいっています」的な全集にありがちな、とにかくやってみましたという安っぽさはありません。一つ一つの曲は他の奏者に負けるかも知れませんが、平均以上の出来映えで、優秀なセットと考えます。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/19

    初級編・中級編・上級編とあわせて3枚で、古今東西の有名ピアノ曲150曲を聴くことができる。しかも、演奏者はメジューエワとくればも言うこと無し。教則本の教材音源とあなどってはいけない。メジューエワの清楚だが力強い演奏は、普通の録音と比べて手を抜くことはなく、このシリーズのための新録音も含まれている。ピアノ音楽ファン、メジューエワ・ファンならば、是非聴いてもらいたい演奏。できれば、もっと商業的に宣伝をしてもらいたいと思う。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/18

    希少なバラキレフの全集が、再発売されるのはなんにしても歓迎される。パレイはWeberの全集でもなかなか良い演奏を聴かせてくれたが、ここでも十分に聴き続ける価値がある音楽であることを認識させてくれた。メジャーレーベルでは、こういう価値のある音楽を商品化してくれないのが残念である。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/18

    プルーデルマッハーのCDを出しているTRANSARTは超弱小メーカーで、すぐに廃盤・入手困難になってしまうのが、本当に残念でならない。これだけの優れた演奏なのに話題になることがなく、もったいないの一言につきる。シューベルトのとっつきにくいソナタを、集中して聴かせることのできる数少ないピアニスト。ライブ録音というのも、やり直しのない緊張感がはりつめて、より演奏の密度を増しているようだ。もしも、手に入れる機会があれば、絶対に聴いてもらいたいセットなのである。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/18

    エンドレスというと、どうしてもトップアーティストというイメージから遠いのだが、ここでは素直な演奏で、いじられていないシューベルトを聴くにはよい演奏である。録音も悪くなく聴きやすい。エンドレスの舞曲全集と合わせて聴けば、シューベルトのピアノ独奏曲のほとんどが揃うのも魅力である。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/18

    ろくすっぽモニーク・アースを知らずに、お手軽に全部廉価に揃うセットと思って購入したが、すばらしさに素直に★をつけたい気持ちだ。ベートーヴェン、モーツァルトに次ぐくらい録音が多い作曲家であるが、少なくと自分のようにもどれか一つセットを欲しいという場合には、是非お奨めしたい。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/16

    クームスは国民学派からの流れをくむ東欧圏の作曲家を得意としているようである。これも、ピアノ曲作家としては余り知られていないグラズノフの全集で、内容・演奏・録音いずれも素晴らしい。このような作品をしっかり残せるところが、有名奏者をかかえて有名曲ばかりを出してくる大レコード会社との大きな違いなのだろうか。今後も奏者、そしてHyperionには期待したい。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/16

    ショルンスハイムの全集でハイドンの鍵盤曲を知ったのだが、あちらは曲によって楽器を変えて、学問的には正しいのかもしれないが、全体の統一感が希薄になってしまった。厖大な曲数があるので、全体を俯瞰して聴きたい場合は、このブラウティハムの全集の方が聴きやすい。ハイドン自体があまりに多作で、曲の違いを感じ取りにくいのだが、少なくともよく取り上げられる後期のソナタについては、明解な演奏で、大変楽しめた。フォルテピアノでハイドンを聴きたいという場合には、第一選択にしたいセットである。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/16

    いろいろ探していると、時に思わぬ拾い物に遭遇する。これもその一つ。サロン音楽としてもてはやされた割には、死後忘れられてしまったシャミナードではあるが、今聴いても十分に鑑賞に耐えるものである。そして、BGMとして聞き流しもできる。演奏は、可も無し不可も無しというところだろうか。Hyperionのピアノ録音は安定していて聴きやすい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/16

    まず録音についてだが、ややこもり気味で残響が多く、ピアノが遠い印象。家の目の前で弾いてもらっているというよりは、コンサートホールで聴いているような感じで、好みが分かれそう。収録曲はまじめなオピッツらしく、原則として完成されているものをソナタとして、推測されている追加部分は単独の曲としていて好感がもてる。舞曲の選択はなんだろう。CD12枚まで使うなら、あと数枚がんばって完全収録を目指しても良かったのでないかと思ってしまう。演奏は、全体的にゆったりとしたテンポで、シューベルトの詩情を演出している。オピッツらしいと言えばそうなのだが、ときどき重苦しくなってしまい、もう少しめりはりが欲しいと感じるのは自分だけだろうか。内田盤のように、テンポと強弱の両方を使い分けて欲しかった。最後に「日本先行発売」に思わずとびついてしまったが、このセットの作りの安普請はかなり寂しい。白い箱にシールでタイトルを貼っただけ、スリーブも安いビニール。日本語の解説は、人によってはありがたいかもしれないが、原語タイトルがまったく付加されていないのはいただけない。期待していただけに、いろいろな点で不満が残るセットになってしまった。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/10

    ワーグナーのピアノ曲というのは超マイナーなジャンルではあるが、これがなかなかいいのである。けして華々しいわけではないが、ちょっと静かな夜を過ごしたい時には、すーっと気持ちに入ってくる。ヴィスコンティ監督が映画に使用していたので興味を持ったのだが、まさにぴったりという感じだ。アルバムは事実上、この一枚しか無いので選択の余地がない。それにしても、このジャケット写真・・・ちょっと怖い。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/10

    現代最強の常設デュオという評価を決定づけた名盤です。シューベルトの連弾曲は多く、すべてを聴けるのは他にはありません。素晴らしいコンビネーションで、スピード、強弱共に言うことがありません。しかし、その中でシューベルトの詩情を豊かに表現していることは、いくら有名なピアニストの組み合わせでも常設デュオにはかなわないことを思い知らされます。

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