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たけっちゃん さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/27

    前回のニューイヤーもすごく楽しい演奏で、このCDも期待して聴きましたが、今回の演奏も素晴らしい!  演奏の印象を味に例えると「コクがあるのにキレがある」「コッテリしてて、しかもアッサリ」(←表現が乏しくてスミマセン…)。  メロディーをタップリ歌わせるかと思えばサラサラ流したり、リズムも、グーーッとためるかと思えばどんどん煽ったりと、実に表情多彩。ウィーンフィルもその指揮にキラキラした音色で応えています。  プレートル翁の遊び心はどこまでもとどまることを知らず、「ホンマ、元気なおじいさんやなぁ…」と、楽しく、シアワセな気分にしてくれるCDです。  結論→買って良かったー!

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/24

    アルプス交響曲は、吹奏楽部でトロンボーンを吹いていた学生時代から大好きな曲で、最初に買ったレコードが、当時発売されたばかりのハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウの演奏でした。(CDでなくLP→素敵なジャケットでした)  
    コンセルトヘボウとの演奏は、豪快に鳴り響く金管楽器や色彩豊かな木管、そして弦楽器が分厚く歌うところや室内楽的に繊細に歌うところ、またサラサラと流れるところやグッと溜めて演奏するところなど、曲の各場面に合わせた描き分け・表情付けが素晴らしくて、これに比べたら、定評のあるカラヤン盤が一本調子に聴こえるくらいでした。録音も当時の超優秀録音で、CD時代になってからはもちろんCDも買って聴きました。  
    その後、様々な指揮者の演奏を聴きましたが、自分にはハイティンクの演奏が一番ピッタリ来て、ベスト盤でした。そのハイティンク先生のアルプス交響曲の新盤が出ることをHMVの広告で知って即予約をし、発売を待ちに待ちかねていた所、今日CDが届いて、早速聴いています。
    曲の解釈は基本的にコンセルトヘボウとの旧盤と同じで、各場面、神経の行き届いた表情豊かな演奏であり、聴き終えて爽快な気分を味わい感動しています。オーケストラがLSOなので、管楽器の音色が明るく、全体の雰囲気も明るくなったように思います。そして録音が新しい分だけ、大音響の中でも細かい部分が良く聴こえて素晴らしいと思います。年齢を全く感じさせない若々しい演奏ですが、終曲の部分が旧盤より遅いのは、ハイティンク先生もやはり老境に達したということでしょうか… いずれにしても、コンセルトヘボウの旧盤と共に、いつまでも大切に聴きたいCDです。買って良かった!!

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/09

    クラシックを聴き始めて4半世紀。いろんな作曲家を分別なく聴いてきましたが、ベートーベンだけは、音楽室に貼ってあった気難しそうな肖像画と「ジャジャジャジャーン」のイメージがこびりついていたせいで(!?)楽しんで聴くことができず、ニガテな作曲家でした。/それを打ち破ってくれたのがパーヴォ・ヤルヴィの「運命」で、ベートーベンの曲ってこんなにオモシロイのか、とハマッてしまい、今更ながらにベートーベン開眼。次々CDを買って聴きましたが、ヤルヴィのすごさを知るには、先にオーソドックスな演奏を聴いておくべきでは、と思い立ち、HMVでこの全集を買い求めました。/というわけで、この全集が「本命」ではなかったのですが、いざ聴いてみると、この演奏はゆったりした中にメリハリも歌心もあり、コンセルトヘボウの艶やかなサウンドと相俟って、貫禄の横綱相撲って感じ。これを聴くと、逆にヤルヴィの演奏が「あの手この手」と落ち着きの無い演奏に聴こえてしまいます。特に第7番は、ゆったりと聴けて私にはちょうど良い。しかし、第9はライヴのためかややアンサンブルが「ゆるい」感じ・・・・?/いずれにしても、音楽を聴いて心が豊かになる。そんな演奏で「ベートーベン万歳!」「サバリッシュ万歳!!」と叫びたくなります。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/09/06

    聴いていると、理屈ぬきに楽しい時間を過ごせるCDです。
    何より、モントリオール交響楽団の柔軟性あふれる演奏、特に管楽器の音色とニュアンスの豊かさはスゴイ!
    私、学生時代にずっと金管楽器を吹いていましたが、モントリオールの金管は、ベルリンよりウイーンよりクリーヴランドより素晴らしく、ホント世界最高!!
    ところで、昨年そのモントリオール響が来日したので、ワクワクしながら聴きに行きましたが、指揮者がケントナガノに変わって、ずいぶん大味というか、線がきつくなってしまったようで、がっかりしました・・・。やっぱりデュトワ最高!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/09/05

    今頃になってレビューを書くのは旬が過ぎているかもしれませんが、実に素晴らしい演奏です。/
    もともと流麗なウイーンフィルの演奏に加えて、リズムにタメがあるからノリが出てくる。スカッとサワヤカな快感が味わえます。
    曲によっては部分的にテンポを落としすぎ?と感じる所もありますが、これも老巨匠のちゃめっ気と思えば納得納得。/
    クラリネットやトランペットなどの管楽器の音色は、フワッと軽くしかもカラフルで本当に魅力的。VPOみたいな超一流でも、指揮者によってこんなに音色が変わるんですね。/
    小澤征爾氏の演奏は、よく整って美しいと思っていましたが、プレートル氏と比べると、音楽が前に進まず停滞しているように聴こえます。/
    とにかく、理屈ぬきに楽しく、元気が出るCDです。

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     2009/09/03

    ブルックナーというと、ゴツゴツした造形を思い浮かべますが、この演奏は実に華やかで美しく、人工的とすら思えるくらい。バリバリ吹くはずの金管楽器も実に滑らかで、隣の部屋で吹いているの?という感じです。
    爽やかな音のシャワーを浴びて、心のリフレッシュができる一枚。
    しかし、この演奏に比べると7番は、アバドが唄いまくるのはいいけれど、なぜかフニャフニャと軟弱に聴こえる。音楽って、難しいなあ・・・・

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     2009/09/03

    私、この曲はこのCDしか持っていないのですが、アダージョ楽章は、すごく表情が濃密で、特にクラリネットのソロは思いの限りを音に託して、いざというときにはどーんとテンポを落として切々と演奏されています。
    私にとっては、心のひだに沁みこんで来る、今、一番グッと来る音楽です。
    ところが、他のレビュアーの方々は、思いのほか冷めた評価をしておられるので、「他の指揮者の演奏は、もっとググッと来るんだろうか・・・」と思い、カタログをチェックしています。

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     2009/09/03

    小編成のオーケストラで、響きにダブついた所が無く、ホント、見通しの良い演奏だと思います。指揮者が施した細かいニュアンスもよく聴こえるし、「ブラームスって、こんな素敵な音楽を書いてたんだ!」と感じる瞬間が何度もあります。これを聴くと、CDで聴く限り(生演奏は別)大編成は必要ないのでは、と思えるくらいです。
    しかし、第3番の1・3楽章のメロディーは、フレーズの形を優先されているのか、終わりがフニャフニャとはっきりせず、「言いたいことは最後までちゃんと言えよ!」と思ってしまうのは私だけ!?
    ということで、明るいサウンドで爽やかささえ感じる4番が、私は好きです。

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     2009/09/01

    クラシックを聴き始めて二十数年になるが、いつまでたってもベートーベンは苦手で、取っ付きにくいイメージがあったけれど、このCDで初めてベートーベンを面白いと感じ、ショップで買った帰りの車の中で一気に聴いて、もう一度繰り返し聴きました。ちょうど、車を運転しながら聴くのに最適(怒られるかな?)なスピード感。第1番って、こんなにシンコペーションが効いてていいの? 運命の終楽章って、ピッコロ協奏曲だったの?
    とにかく面白く聴ける一枚でした。

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     2009/09/01

    マーラーの第5番は大好きな曲で何枚もCDを持っているので「もうこれ以上は要らんワ」と思っていましたが、プレートルのニューイヤーコンサートがあまりに素晴らしく、その上このCDもめちゃくちゃ評判が良いので、ついつい買ってしまいました。
    で、聴いた感想ですが、最初に聴いた時には「え、これで終わり?」というような物足りなさを感じました(期待が大きすぎたのか…)。何度も聴くうちにじわじわと良さも分ってきましたが、しかしワタクシ的にはバーンスタインを超えるほどの演奏には聴こえません。バーンスタインの演奏は、最初のTpの一音から、魂の入り方が尋常ではなく、評論家の先生が言った「切れば血が出る音楽」という表現がピッタリ。これを超える演奏は、なかなかないのではないでしょうか?

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