ベートーヴェン(1770-1827)

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SACD

交響曲第1番、第5番『運命』 パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BVCC34166
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル
ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』&第1番
日本先行発売

2006年5月の来日公演におけるベートーヴェンの交響曲全曲演奏会で最高の賛辞を得、さらに2007年7月のオール・ベートーヴェン・プロも「さらに進化を遂げた演奏精度と果敢な表現意欲」と評価され、2007年度の『音楽の友』誌コンサート・ベスト10では5位にランクインしたパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル。
 日本のみならず、ヨーロッパやアメリカにおいても、このコンビのベートーヴェン演奏は高い評価を受け続けており、いよいよ2009年にはベートーヴェンの街ボンで毎夏開催されるベートーヴェン・フェストでの交響曲全曲演奏が決まっています。
 その充実ぶりを緻密なスタジオワークによって刻印し続けている注目のチクルス録音第3弾は、『運命』のニックネームを持つ有名曲第5番と第1番のカップリング。オリジナル楽器奏法を取り入れつつ、現代的視点を見失わない卓越したベートーヴェン解釈。弦は6-6-6-4-3という小編成で対向配置、トランペットとティンパニにはオリジナル楽器を使用、また控えめにヴィブラートを使うオリジナル楽器の奏法を取り入れることによって、ベートーヴェンがそれぞれの交響曲にこめた革命的なまでのドラマがくっきりと描き出されています。特に名手をそろえた管楽器が弦楽器にかき消されずに浮かび上がり、革張りのティンパニを木製の硬いバチで叩くことで、明確なリズムが刻まれています。
 何度も実演で取り上げて解釈を練り上げた末に、万全のコンディションで録音されており、現在もっとも新鮮で刺激的なこのコンビのベートーヴェン解釈を堪能することができます。(BMG)

ベートーヴェン:
・交響曲第1番ハ長調 op.21
・交響曲第5番ハ長調 op.67『運命』
 (ベーレンライター版使用)
 ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
 録音時期:2006年8月27-29日(第5番)、8月31日-9月1日(第1番)
 録音場所:ベルリン、フンクハウス・ケーベヒック(旧スコーリング・ステージ)
 SACD Hybrid
 CD 2.0ch./ SACD 2.0ch./ SACD 5.0ch.

内容詳細

ゆったり進行中の全集録音第3集。モダンと古楽器の折衷作をとるヤルヴィたちの演奏は、どちら側の議論も吹き飛ばしてしまう勢いと生命力にあふれて、作品に込められた革新性が、わくわくされられるまでのリアリティで迫る。言葉に尽くせぬ愉悦が広がる。★(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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投稿日:2012/03/29 (木)

ヤルヴィのベートーヴェン。9曲全てが、今までにない新鮮な音に溢れる。作曲者と録音に携わった全ての者の仕事が一つになり、見事な輝きを放つ。クラッシックの醍醐味と喜びがぎっしり詰まった、ヘビー・ローテーション必至のシリーズ!

派亜歩 さん | 愛知県 | 不明

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投稿日:2012/02/17 (金)

1番をベートーヴェンの最初の交響曲と言うことで、わざと幼稚に表現してきた百科事典風解釈の馬鹿馬鹿しさに、何十年も付き合ってきて損したと気づかされました。1番はベートーヴェンの最初のチャレンジ、始めて仕事を任されたあの喜び、興奮をストレートに表現しています。一方5番は、キャリアを賭けた大一番に臨む充実さと悲哀感が、緊迫感を失うことなく描かれています。

Ibsatoshi さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2011/04/06 (水)

まずは第5から・・。冒頭の有名な主題の扱いについて、4つの音をひとつの単位とせずに8つの音をひとかたまりとして処理しており、ヤルヴィの見識を感じます。フェルマータの扱いにしても、これまでのどんな演奏よりも説得力があるように思いました。なんといっても感心したのは、第3楽章の繰り返しをしないで、スムーズに終楽章に突入していることと(繰り返しがないことを最初物足りなく思ったが、慣れてくるとこちらの方が流れが良い。)ピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンが追加されての劇的な音色変化をこれほどまでにハッキリと判らせてくれた演奏は初めてでした。(特にコントラファゴットの威力がすごい。)オーケストラの編成が小さいことも良い方向に作用したと思います。ライナーノートに記載があるとおり、「ベートーヴェンの頭の中で鳴っていたであろう音楽」と思いました。第1については、一般的にハイドンやモーツァルトの影響が濃厚な曲との認識に対し、真っ向から否定するような演奏と思います。それこそ、ハイドンの曲のあとに聴けば判りやすいが、斬新で革新的な音楽であることが、よく伝わってきます。ほかの交響曲についてもいえることですが、ヤルヴィの演奏は学究的でもなければ20世紀的でもないスタンスでありながら、曲がもつ本来の良さを際立たせているように思います。

Bachman さん | 愛知県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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