倖田來未インタビュー！！第3回

倖田　　あのね、まずね、“くうぅちゃんみたいに…”っていうのが間違ってる（笑）。

倖田　　違いますって！（笑）　私も本当はm-fｌoのLisaさんみたいに歌いたいんです。柔らかく。でもやっぱりLisaさんを目指したところで本人になれるわけじゃないんですよね。安室さんとか浜崎さんとかドリカムさんとかをずーっと見てましたけど、彼女達になれるとは思わなかったんですよ。
　 だから、私は、“倖田來未”という身体と喉で表現したというか。“この人になりたい！”とかじゃなくて、人にないものを生かして自分のオリジナルに辿り付きたいというのがあったんですよ。私はいわゆる“倖田節”みたいなハスキーボイスで力強い唄い方しか出来ないから。でもそれが私の特徴で個性だと思うんです…

　　 …なので、まずは自分の個性というものを発揮するべきだと思うんです。人が持っていないものをね。それと、私が見つけた個性は “セクシー”だったんですよ。人がやっていないことをしたほうが目立つし。でも、そうやって目立つ分、バッシングとかもあって辛いこともたくさんあったけど、やり続けて乗り越えたからこそ、“セクシーをものにしたのは、倖田來未！”みたいになっているじゃないですか？　
　 だから、人に無いものをね。自分に自信があるところや、悪いところでもいいから個性を出すほうがいいんですよ！　私、昔は脚に自信が無くて出すのがすごく嫌だったんですけど、出したら出したでなんか自然とみんなに受けちゃいましたからね（笑）。そういう個性の出し方というものありますからね。
　 あと、例えるならば、CharaさんやYUKIさんの魅力には、歌のうまさだけではなくて、彼女達しかない独特な素敵な世界観があるじゃないですか？

倖田　　そうですよね？　それって彼女達にしかやれないものですからね。それは絶対他の人は適わないものだから。まねごとはやめて、自分自身にしかやれないことをやってもらえればいいと思いますね。歌が上手いとか下手とか関係ないですからね。だから、彼女には、“くぅちゃんのいるところで一緒に仕事がしたい！”とかに目標を変えてもえればなと思いますね！

倖田　　うん！そうそう！