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トップ > My ページ > こぶちゃん さんのレビュー一覧
検索結果:12件中1件から12件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/09/30
オペラ以外はイレギュラー的な存在のスターバト・マーテルと弦楽ソナタくらいしか有名ではないロッシーニ。こんな良い曲を書いていたのか…と感心させられた隠れた名曲。モーツァルトのフルート四重奏にも匹敵し得る天国的な空気感を醸してくれる。 休日の朝、これを聴きながらコーヒーを飲む…倦怠期、いや離婚寸前の夫婦だって、これを聴いたら午後は遠出して美味しい物を食べに行こう!となるかもしれない。 食通というか超カロリー過多のロッシーニゆえ、食事が美味しくなる魔法も持っているからディナーのBGMにも使える。 そういう意味では、とても用途が広いから重宝すること間違いなし。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/03/31
平均律の名演と言ったら、20世紀はフィッシャー、リヒテル、グルダだろう。 しかし、21世紀の今なら少々異なると思う。 ウッドワード、シェプキン、クロスランド…そして一巻だけだが、フェルナーも素晴らしい。 そんな中に突如現れたのが、シャオメイの演奏。テンポはかなり自由だし、抑揚も独特と思う。 ただ、長年何千何万と練習し暗譜しているとしか思えない自家薬籠中の演奏に聴こえるのは私だけでは無いと思う。 ジャケットだけでは、この素晴らしさは全く予想出来なかったけれど(寧ろ買う気はしなかった…)一聴して心を奪われるような名演であると思う。 過去の名演も良いが今を生きる我々が聴いておくべき、素晴らしい平均律だと思う。 私は二巻を購入し、感動したので即一巻も買う予定です。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/12/07
平均律クラヴィアの入門盤の長年の位置付けは古い世代は迷わず、エドウィン・フィッシャー盤だったろう。 今聴いても新たな発見のある名演であることは変わりないが、21世紀の今聴くなら、そろそろフィッシャー盤には引退して頂こう。 30種類は聴いたと思う中で、間違いなくベスト5…場合によってはベスト3に挙げられる新たな名演が、このクロスランド盤だと思う。 英国のマイナーレーベルではあるが、良くぞこのピアニストのバッハを出してくれたと拍手をおくりたい。 緩急に富み、速いパッセージでも全く指の動きに不安がない素晴らしいテクニック。 24曲のバラエティに富む優れた短編小説を読むかのような あっ という間の155分間がある。 今の私にはリヒテル、グルダの名演も過去の話であり、もっともへヴィローテーションでかかるCDになっている。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/12/01
爆演というよりは知的で緻密、滑らかな演奏という印象で R.シュトラウスが紡いだ繊細なメロディを浮き立たせる 素晴らしい演奏と思います。 爆演というか一気に聴かせるというならライナー/シカゴ響の 名演がありますから、私はそちらを聴きます。 強面で不器用な面立ちのビシュコフですが、ケルン響から ここまで磨き上げた音色を引っ張り出すというのは並の力量 ではないと思い知らされました。 だてにラベック姉妹の妹を嫁にしてない!と違う意味でも 感心しました(笑) ちょっとスタイルは違うかもしれませんが、こういう解釈の <英雄の生涯>も有りですし、丁寧に磨かれた吟醸酒のような <メタモルフォーゼン>も絶品です。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/26
ロペス・コボスという指揮者を良く知らなかったせいか全く評価していなかったが、この演奏を聴いて改めた。 ローザンヌ室内の実力も同様に素晴らしい!と評価出来る。 レスピーギの作曲(主に編曲か?)も見事で、ローマ三部作と並ぶほど人気のある「リュートのための古代舞曲とアリア」が第三組曲だけでなく、全曲聴けるのも有難かった。 これがあれば、他を聴きたいと思わずに済む実に優雅で聴き応えのある色彩感豊かな演奏と思う。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/15
平均律を頻繁に聴くほど大好きな私の今もっとも愛している演奏の一つであり、筆頭格と言える演奏です。 これだけの演奏家をメジャーレーベルが注目せず、ECMから出たというのも快挙です。 録音も申し分無しで、かえって他レーベルから出なくて良かったと思えるほどです。 ただ、古くからの愛好家の目には止まりづらいのが難点でしょうか。 ECMではインヴェンションとシンフォニア+フランス組曲5番、ベートーヴェンのピアノ協奏曲4番/5番をケント・ナガノと録音するに止まっているのも惜しい。 その他のレーベルでベートーヴェンのピアノ協奏曲3番をネヴィル・マリナーと録音している他は、それほど多くないというのも勿体ない限り。 幸い未だ39歳と若いピアニストなので、これからが期待出来ます。 第二巻の発売が本当に待ち遠しい。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/15
素晴らしい平均律です。世界的…というか音楽業界的にはアンジェラ・ヒューイットを推しているようですが、入手出来る平均律のかなりの量を聴いて来た耳で判断する限り、ヒューイットは邪道。 余り知られていないのクロスランドの方が正統かつ真面目にこの曲と向かいあっていると思います。 解釈も時折速度設定や強弱といったアーティキュレーションの変化をつけていますが、きちんと聴くと奇をてらうのではなく、彼女のきちんとしたコンセプト…それも作曲者の意図を意識してのものであることがわかります。 技術についても申し分なく、以前ネットにてライブ演奏を観たところ、物凄く速いパッセージも難なくこなし、しかもリズムが全く狂わないという超一流のピアニストだと思いました。 マイナーレーベルゆえの知名度の低さで割を食っていますが、技術・解釈において第一級のピアニストであると断言出来ます。 もし、バッハ本人と平均律演奏の先駆者E.フィッシャーがこの演奏を聴いたとしたら、二人がスタンディング・オヴェーションで拍手喝采することは間違いないでしょう。 長らく愛聴しているフィッシャー、リヒテル、グルダには殿堂入りして頂き、クロスランド、フェルナー、ウッドワードの演奏に耳を傾ける時が来たと感じました。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/14
今から30年近く前、宗教音楽初心者の私が初めて聴いた時点で感動し、即買いしたのがこの演奏です。 意外に録音は少なく、この演奏よりも精緻で安定感のあるものがあるかどうか…というくらいの名演です。 リュートで参加しているのは確か名手オイゲン・ドンボワだったはず。 この頃のガーディナーは本当に素晴らしい合唱指揮を武器に良い演奏をしてました。 ラテン系の宗教曲は、モンテヴェルディのヴェスプロをはじめとして後半飽きてしまうものが多く、この曲にもそれがあてはまります。 しかし、入祭唱…荘厳な第一展開〜静かな合唱と合奏。天国の門が開かれ光が射したような明るく溌剌とした魅力的なメロディに乗せた第二展開を聴くだけでも心洗われます。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/11/14
バッハの器楽曲では録音が少ないトッカータ全集。 有名なのはグールドだが、少々奇抜過ぎるためリファレンスには不向き。 古くはジャン=ベルナール・ポミエの名演があったが今は廃盤になってしまった。それ以降、本命盤は中々無かったのだが、そこに出た新機軸が、ヒューイット盤だった。 平均律クラヴィアでは類希れなる腕前を正当な演奏ではなく思い切りパロディ調に仕立て、この曲の愛好家からはソッポを向かれたはずの彼女だが、このトッカータでは非常に全うなアプローチをしている。 最近はファッツォーリにこだわる彼女だけれど、ここでは普通にスタインウェイを弾いているのが良いのか、私には実に好ましく聴こえる。 正直、平均律の旧録音で辟易し二度と聴くまいと思ったが、この演奏で評価を改めた。
バッハのオルガン演奏では名のある演奏家が廉価レーベルでピアノ演奏と数枚期待して買った1枚。 アルへリッチの演奏で有名なBWV.911を聴いて正直がっかりしました。 リズムの刻み方が変なのです。オンマイク録音で余韻が短めなのも災いしたかもしれませんが、全曲に渡って違和感を感じずにはいられない疑問の残る解釈と思います。 余談ですが、リュプザムの写真を見て更に驚きました。カイザー髭を生やした怪しい面立ち。 時代錯誤の理由がわかった気がしました。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/09/29
私にとってピアノ曲のバイブルと言ったら平均律クラヴィア。その中でも先駆者E.フィッシャーが天国から拍手喝采する演奏の最右翼がこの演奏だと思う。これまで20種以上の平均律を聴いてきた中で、この演奏に匹敵する一巻はティル・フェルナーのみ。 グルダもリヒテルも今の私には余り意味を為さない存在になってしまうほど、重要な演奏です。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/16
主にリュート版が有名な無伴奏チェロ組曲にハープ編曲版が出た。 パルティータ等は既に吉野直子による素晴らしい盤(選集)はあったのだが、このVictoria Drakeによる全集録音は初の試みらしい。 チェロのように楽器に感情を込めた表現力は難しいハープという楽器だが、 チェロとは異なり弓のない自由さを武器に、冷静ながら起伏に富む演奏は実に聴き応えのあるもの。 ややオンマイクだが、弦の一本一本の震えが見えるような鮮烈で美しい演奏と相俟って、オーディオ機器の調整にも活用出来る高音質録音は特筆に価する。 当面、私の就寝用の定番になりそうだ。
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