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Review List of 古き良き時代 

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     2020/02/08

    2CDに収まっていることでお解りのとおり、かなりの快速演奏です。
    リヒターの真摯で恐ろしいような緊張感がある演奏とは大いに異なり、悪い意味ではなく時代が変わってしまったと感じました。
    けっしてこのCDが良くないのではありませんが。マタイにはこのCD以外にもあと1種類を持っておきたいものです。

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     2020/02/07

    ショルティらしい強直で逞しいワーグナーです。歌手よりもショルティを聴くCDで、聴いていて爽快でした。
    録音もDECCAらしい各パートの分離が明確、秀逸でしたし、迫力の十分です。あきらかに50年代後半からこの頃にかけてのDECCA録音はDGを上回っていました。

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     2020/02/07

    ヴェルディ「レクイエム」の最高演奏です。
    恐ろしいほどに鋭角的に迫ってくる指揮と抜群の歌唱陣。完璧なベルリンフィルの演奏、1972年とは思えない名録音、全てがこの大傑作を作者が想定した以上の迫力と感動で再現します。
    カラヤンにはヴェルディが最も似合った指揮者かもしれませんね。

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     2020/02/06

    フレーニの歌唱だけは、後年の世評高いカラヤン盤を上回ると思いますが、録音も含めた総合点では、やはりカラヤン盤でしょうか。
    しかし、十分楽しめますので買って損はないと思います。

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     2020/02/06

    椿姫の最高録音です。
    最初から最後まで、音が隅々まで生き生きとしており、まるで挑みかからんばかりに迫ってきました。
    こんな椿姫を聴かされたらクライバーの全演奏を聴きたくなって当然だと思います。
    是非、一度は聴いておきたい椿姫でした。

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     2020/02/06

    指揮・歌手・オケ・録音すべてにわたり、カラヤンの生涯の最高CDと断言できます。これだけ条件の揃ったCDも本当に珍しいです。
    クラシック音楽ファンなら一生に一度は聴いておきたいCDです。
    ショルティの指輪も同じですが、これは長すぎて時間の制約のある方にはしんどいでしょうが、カラヤンのばら棋士なら3時間でOKです。

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     2020/02/05

    腰をどっしり落とした、噛んで含めるような演奏で、これはこれで立派なブラームスです。
    しかし、ジュリーニファンの小生にとっては若干残念な気もするCDであり、緊張感ではロスフィルでの演奏を第一に推します。
    第二についても同じ印象です。

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     2020/02/05

    名演・名録音でした。
    「心が洗われる」と言った月並みな表現をあえてしたくなりました。
    リッチャレッリは素晴らしかったです。

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     2020/02/05

    今まで持っていたヴェルディ・レクイエムの印象を完全に覆す演奏です。
    極めてゆっくりしたテンポで隅々まで注意を払いながらまるで楽譜を見せてくれるようなジュリーニの演奏ですが、好悪は大きく分かれることでしょう。
    ジュリーニファン以外には必ずしもお勧めしませんが、ファンの方は一度は聴いておきたい演奏です。
    あと1セット保有するのなら、カラヤン・ベルリンフィルかアバド・スカラ座でしょうか。(残念ながら、現在は、後者はなかなか入手できません)

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     2020/02/05

    指揮者・歌手・オーケストラ・録音すべてにわたりこれ以上の条件のリゴレットは考えられません。
    やや遅めのテンポもこの作品に絶好の相性です。
    ジュリーニのヴェルディでは、EMIのドン・カルロと並ぶ最高の名演です。

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     2020/02/05

    80年代初めの名演奏で、LP発売された際は、演奏・録音共に絶賛されていました。
    西側の演奏のような派手さはなくとも、どっしりとした如何にも伝統あるベートーベンと言った感じです。
    西ドイツより東ドイツの方が、旧ドイツの伝統を多く残している、とは何回も聞きましたが、その通りだと思う演奏です。
    録音も今でも色褪せません。
    就中、英雄・4番・田園が秀逸でした。

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     2020/02/05

    素晴らしい悲愴です。
    思い切り逞しく、力強く、「これでもか、これでもか」と迫ってくる迫力満点の演奏には、ある種の痛快さを感じます。
    悲愴はシカゴとのデジタル再録音がありませんが、ショルティの70年代録音は、80年代録音より、主張が明確であり、これで十分です。
    DECCAらしい楽器の分離が明確なステレオ優秀録音も魅力でした。
    私には、まったく傾向が異なるジュリーニと並んで最高の悲愴です。

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     2020/02/05

    ベートーベンのバイオリンソナタ全集の最高演奏だと思います。
    これだけの緊張感が全曲にわたり、最初から最後まで弛緩することなく継続しているのですから少し聴いていて疲れた場合もありましたが、それが演奏終了後には何とも快適な疲れと思われました。
    ステレオ初期の残響がやや乏しいモノラル的録音が更に緊張感を深めています。

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     2020/02/04

    マイスタージンガーと同じくウイーン(スタジオ)、シカゴ(演奏会形式ライブ)と2回の録音がありますが、両作品共に、一回目の方が演奏・録音共に上回っていると感じました。
    何といってもショルティらしい強直さが前面に出てきており、オテロのような作品には、うってつけだと思います。
    録音もこの時期のDECCAらしい、各声楽・楽器の音が明確に聞き分けられる名録音で、アナログの極致と言っても過言ではありません。

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     2020/02/04

    名演・名録音です。
    特に録音はショルティのワーグナーオペラではデジタル録音と言うこともあり最高水神でした。従来のDECCAらしい分離の良い声楽・楽器も見事です。
    ドミンゴもスタジオ録音にもかかわらず大変な熱演です。
    ショルティの指揮は60年代・70年代の録音に比べ、少し角が取れてきた感じですが、醍醐味は十分でした。
    唯一の残念な点はノーマンです。ドイツ語を真面目に勉強したかたなら解られると思いますが、申し訳りませんが彼女の典型的な巻き舌発音で水準以下のものでした。

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