Verdi (1813-1901)
New Items Available

Verdi (1813-1901)

Verdi (1813-1901) | HMV&BOOKS online is a world class entertainment website which provides CD, DVD, Blu-ray, Games and Goods, Books, Comics and Magazines. Ponta Point available for both sites! Special campaigns and limited novelty with multiple payment & delivery options for our customer’s satisfaction!

Related Items

Customer Reviews

1466Reviews

Read all customer reviews (1466)

  • 『アイーダ』は好んで聴くオペラではなく、DVDはあっ...

    Posted Date:2024/12/28

    『アイーダ』は好んで聴くオペラではなく、DVDはあったが、これが初ブルーレイ。お目当ては、もちろんカーセン演出で、キャストを見てから演出プランを考えたのか、演出プランが出来てから人選したのか、常識的には前者だと思うけど、実に面白い舞台になっている。主役スティヒナがロシア生まれ、国王役のシム・インスンが(中国人じゃなく韓国人だけど)東洋人なので、国境を接する例の二超大国のことを考えないわけにはいかない。さらにランフィス(この演出では宗教色薄く、軍司令官といった役どころ)のハワードが黒人歌手なのでアメリカをも連想させるという仕掛け。架空のエジプト国旗がスターひとつだけ&白、青、赤(ロシア国旗の色)のストライプスなのはマジで笑える。ラダメスを裁く「軍事法廷」の様子を舞台上でリアルに見せるのは、むしろ異例とも言えるが、それも効果的。 歌手陣ではメーリとテジエが抜群。メーリは伸びやかな声のいいテノール、かなり重い役も歌うようになったので、歌い過ぎにだけは気をつけて。ハルテロス/カウフマン以下を擁したパッパーノ指揮の録音にも出ていたテジエは、この種の役では今や無敵状態。出番は僅かたが、圧倒的な存在感だ。スティヒナは細やかな表情の美しさに見るべきものがあるが、とにかくストレートに声が出てこないので、イタリア・オペラを聴いている気がしない。アムネリスはアリアこそもらっていないものの、見せ場山盛りの「映える」役。舞台ではしばしばアイーダ役を食ってしまうので、今回もあまり華のないアイーダとのバランスに配慮した人選と見た。パッパーノの指揮は例によって緻密かつ周到。「ピアニッシモで始まり、ピアニッシモで終わるオペラ」だとご本人は述べているが、そのピアニッシモが極端に弱いので、だいぶ音量を上げないと聞こえない。この弱音の精妙さに対し、ドライとも言える暴力的な強音とのコントラストが最大限につけられている。彼としては、オペラはたくさん振ったから今度はシンフォニーを、という気持ちなのだろうが、しばらくオケピットの中の彼が見られなくなるのは、何とも残念。 

    村井 翔 . |70year

    0
  • 現代最高のリゴレット歌い、カルロス・アルバレスが見...

    Posted Date:2025/01/24

    現代最高のリゴレット歌い、カルロス・アルバレスが見られる映像ディスクは、このほかにロイヤル・オペラ版(2021年)があって、指揮はそちらの方が上だが(何と言ってもパッパーノ)、演出はこちらが断然良い。このオペラ、特にジルダが公爵の身代わりになって死んでしまう第3幕の展開はあまりにも「都合良すぎて」、オペラというそもそもアンチリアルな芸術ジャンルにしても、嘘っぽさがぬぐえない。「まあ、この時代のオペラだから」と諦めてしまわないで、それを何とか現代人にも納得できる舞台にしようとしたのが、この演出。時代を現代に移したわけでもなく、ストーリーの読み替えもない。その点では至極まっとうな演出なのだが、手前に傾いたり、上昇して二層になったりする、ほぼ正方形の可動式の舞台の上には何の大道具もない。つまり主人公の内面をサイコドラマとして見せる演出であって、すべての出来事はリゴレットが見た悪夢だとも解釈できる。名アリア「悪魔め、鬼め」の場面など、まさにこうでなくっちゃという的確な舞台。リゴレットとジルダには公爵とマッダレーナが見えているが、公爵側からは二人が見えないという四重唱も、大道具なしでどうやるのかと心配したが見事に解決。 ロイヤル・オペラ版では背中にこぶをつけていたアルバレスだが、こちらは素のままで演技(最初の場面のみ白塗りの化粧)。60歳過ぎてからのヌッチの映像(2006年、チューリッヒ/2008年、パルマ)はあまりにリアルに老人で、ひどく生々しいが、アルバレスからはもっと普遍的な人間の悲しみが感じられ、リアリズムを捨てた舞台の趣旨にも合っている。カマレナは技術的には完璧。見た目は全くイケメンではないが、この演出なら問題なし。失礼ながら実年齢を言うと、ランカトーレはアルバレスより十歳ほど若いだけなのだが、さすがの演技力でちゃんと彼の娘になっている。指揮は手堅く、致命的な不満はない。

    村井 翔 . |70year

    0
  • 2,090円のセールス価格で買えたが、高音質SACDのみな...

    Posted Date:2024/12/08

    2,090円のセールス価格で買えたが、高音質SACDのみならず110数ページの歌詞・対訳(英語)のリブレットも付いてた。名作数多の大作曲家ヴェルディにあって、当作品は最高クラスの傑作だと思う。ビデオ映像や実演で何度も観た作品なので、イタリア語歌詞を見ながら、実演に接してるような大きな感動を得られた。歌詞リブレットが省かれるようになって久しいが、改めて歌詞対訳の重要性を感じた。

    燕の巣 .

    0

You have already voted

Thankyou.

Tickets Information

No Tickets available of Verdi (1813-1901) for now. Add Verdi (1813-1901) into
Favorites
and we will send the latest information.

%%message%%