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検索結果:27件中16件から27件まで表示
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/20
小鳩くるみさんの歌は童謡に限らず、聴く人一人一人に微笑みながら優しく語りかけてくれるような愛情に満ちあふれています。言葉の一つ一つがとても美しい日本語の発音で、その一音一音は全く穢れが無く可憐で、柔らかく気品もあり、澄み切った発声で心に染みいり癒やされます。ポップスはもちろんクラシックの歌手とも次元が違うものを感じます。天女の声というべきか...寂しい曲でも悲しい曲でも聴き終わったときには幸せな気持ちにさせられる心のこもった歌です。彼女の歌が忘れ去られているのは日本人にとって大きな損失だとさえ思います。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/07/15
選曲がいいですね。4種類の管楽器のモーツァルトの魅力的な協奏曲が聴けます。(クラリネット協奏曲は趣が違うので、はずして正解です。)同一楽器の全集ではないので気分転換にもなり飽きがきません。決して模範的な名演奏ではなく、ソリストも特に巧いというわけでもないのですが、SACDの音もよく、とにかく楽しいCDです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/05/25
大切なものを慈しむような優しさに溢れた演奏です。表現も自然で、オーケストラも含め夢見るような心地よさ。 ショパンがいいと思ったのはフランソワ以来ですが、SACDによる音色も美しい。 はじけるようにキラキラ光る、それでいてこんな柔らかいピアノの音は今まで聞いたことがなかったように思います。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/03/13
LP時代ではフィナーレの凄まじさが印象に残る名演でしたが、このSACDでは第2楽章などの素晴らしい雰囲気に心が奪われます。 この演奏に限らないのですが、CD時代になって感動することが少なくなり、fffもうるさく感じるようにさえなりました。 年のせいとばかり思っていましたが、このSACDを聴いてCDのデジタル音が原因だったとあらためて感じる次第です。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/21
ティントナーのブルックナーは、音の強弱やテンポの変化などによる感情の表現を極力抑える代わりに、一音一音に想いがこもっています。 重厚ながら外から包みこむような朝比奈とは対照的に、ティントナーは心の隅々まで染み入り、内から癒やしてくれます。 「第8の第1稿」は、これが一番です。デイヴィスがやや遅れて続き、その後にインバルなどが団子状に並び、話題のヤングは遙か後方・・・というのが私のランク付けです。 「第0」は後半楽章がよいのですが、前半はちょっと物足りないです。「第4」以前の作品は曲自体に深みに欠けるので、さすがにもっと表情がほしいところです。 両曲とも純白の新雪の中に身を置くような清々しい演奏ですが、録音がもう少しよければとも思います。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/14
「第2」はこれまでいくつかの愛聴盤があったので、この全集のお目当てはそれ以外の曲だったのですが、この「第2」には参りました。自然な情感に溢れたワールトの演奏と共に、SACDの音源がこれまでのCDとは次元を異にすることを十分認識できる素晴らしいものでした。全曲を通し、陶酔的な弦の音色をはじめ、甘美な香りに溢れた極上の音響に浸り酔いしれました。さて、他の曲ですが...この「第2」を聴いてしまうと、やはりもう一つ魅力に欠けると感じるのは、しかたがないことか...
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/10/16
ブルックナーの初期の交響曲で一番好きなのはこの「第0」です。 特にアダージョは「第6」「第8」のそれに通じる清らかさがあります。 LP時代は、ハイティンクや朝比奈(大フィル)が印象に残っていますが、その後もなかなか満足できる演奏には出会えませんでした。 このデイヴィス盤も完璧とはいえませんが、ようやく私にとってはベスト盤になりそうです。 第1楽章展開部ではヨッコラヨッコラ山道を登ってきたブルックナーが目の前に広がる光景にふと立ち止まり、鳥のさえずりに耳を傾けるようなほっとする安らぎがありますし、草花が風にそよぐようなあの美しいアダージョの第2主題も繊細で表情も豊かです。 深みや緊張感には不足し、フィナーレやスケルツオなど物足りないところもありますが、初期の交響曲はこのような素朴な演奏に魅力を感じます。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/08
グラズノフの交響曲は地味ですが、何度聞いても飽きがこない不思議な魅力があります。 これまで全集はヤルヴィ、ポリャンスキー、セレブリエール、スヴェトラーノフなどを聞いてきましたが、 このフェドセーエフは各曲の個性が明快に表現され、粗野ながらも表情豊かです。 「第2」中間楽章弱音部での繊細な叙情性、「第4」両端楽章で歌われる第1楽章第1主題の懐かしさ、「第5」コーダでテンポをがくんと落とすなど迫力満点のフィナーレ、「第7」第2楽章中間部のせつないくらいの美しさ... 曲によってはムラヴィンスキーやスヴェトラーノフもいいのですが、グラズノフの魅力を知るにはこの全集が一番ではないかと思います。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/04/17
「第3」でもっとも魅惑的な旋律といえば、第1楽章第2主題です。 かつてはクナッパーツブッシュ×ウィーンフィルでしたが、このCDを知ってからはこれが1番です。 とても愛しい想いがこもった第2主題です。エーザー版なのでフィナーレでの再現もうれしいです。 他の楽章もライブのためかちょっとやりすぎの感もありますが、この曲はこれくらいのメリハリがないと楽しめないです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/11/14
この曲をこれほど楽しく聞けたのは、シャピラ×ロンドン以来ありませんでした。 習作とはいえ、ここには素地のままの純朴なブルックナーがいます。 ですからこの曲は立派に演奏しようとするとどうもダメなようです。 その点ティントナーの演奏はまさにツボを得たものとなっており、 ブルックナーの音楽で気軽に口ずさめる数少ないもののひとつとなりました。
ブルックナーに興味を持ち始めた頃、何気なく買ったLP、マタチッチの名も初めて聞く指揮者でした。 ところが第2楽章がクライマックスに近づき、深遠な金管の響きの中から上昇を繰り返す弦の音型が浮き上がると、天井がぐるぐる回り出し何かが舞い降りてくるような錯覚が... 私がブルックナーに取り憑かれた瞬間でした。 このXRCDによる良質な録音により、そのころの感動を新たにしました。 「第7」といえば、いまだにこれです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/11/07
これまで第6といえば、ヨッフム×バイエルンに匹敵するものはなく、そのアダージョ第2主題では、胸がときめくような何ともいえない幸福感に満たされたものですが、このティントナーからはそれ以来の新鮮な感動を得られました。 ヨッフムよりも透明で清々しい風が吹き、優しさにも満ち溢れてています。 他の楽章にも新たな発見があり、特に終楽章を聞いていると、この曲は後の「第8」の世界に思いをはせ、その入り口に立っているような印象を受けました。
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