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アッキ さんのレビュー一覧 

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     2010/01/16

    この後にライブ録音されているノイマン&チェコフィルと対照的な演奏。ノイマンの名盤は名ホール ルドルフィヌムに対しこちらはだだっ広いスメタナホールでこれが音質の悪さの原因。だがこれは1つの記録としてのCDで、あの引退していたクーベリックが祖国に帰ることが出来たという記念、ドキュメント的なCDだと思うのです。アメリカにいたドヴォルザークは望郷の念にかられ、切ないほどの懐かしさ、哀しさでボヘミアを求めていました。この演奏に1楽章から不安がつきまとう云々 申している人がいらっしゃいますが、まさにドヴォルザーク自身の不安、望郷が込められている哀しい交響曲なのです。時代の流れとその哀しみはこの演奏からよく伝わりました。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/10

    まずこのレビューで書かれていらっしゃる方々に感謝致します。晩年のドヴォルザークの心境とマーラーのそれが似ていたというお話は、この交響曲を聴く上で貴重なものとなり、ノイマンが晩年 「私は名声も何も欲しいものはありません」と話されていた心境にも通じるものを感じました。マエストロ自身この後の(今のEXTON)の録音も満足していましたが、特にこのライブの出来にも満足してました。どなたも聴くとお分かりになられると思いますが、こちらの音の方が、あたたかい音として感じられるのではないでしょうか。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/08

    クラシック歴30年 恥ずかしながら初めて聴きました。
    驚いたのは3楽章のフリアント  スラヴ舞曲でもここまでのスラヴ的な要素の高いものはあり得ない。それをこの交響曲で味わえるなんて・・
    1.2楽章 ブラームスの第2を意識したかの構成だったが、このフリアントからガラッと変わり、すばらしいフィナーレ。こういうノイマン&チェコフィルも非常に珍しい。 元気をもらいました。ありがとう フリアント!!

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     2010/01/04

    曲自体 習作を想わす感じを受けますが、第1楽章など時として中島みゆき節的だったり古い遊園地のワルツを想わしたり、郷愁の響きを感じます。ノイマンはこの曲を初演した人だからでしょうか。全曲 集中させて聴かせてくれます。そして同郷のチェコフィルも魅力ある演奏をしていまして、曲云々というよりもこのサウンドに浸っていたい そんなCDです。

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     2010/01/02

    個人的にはシャールカなどアッチェランドなどで盛り立てず劇的な表現をしているノイマン&ライプツィヒゲヴァントハウスの方が好きですね。これはフォルテの音がこもるようなのがちょっと気になりました。悪い演奏ではありません。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/02

    ライブでもコバケンの新世界に接したが、何度も接した新世界 4楽章で知らずうち涙が流れている自分に気がつく。ここまでうまくこの曲を演奏できる指揮者はいないと確信した。このCDでも演奏自体 ベストと言ってもいい。問題は録音 エクストーンは定評いいらしいが、私は正直好きじゃない。金管がキツイ!! ワーグナーチューバも採用されているようだが、高音のトランペット ドライなトロンボーン チューバによる低音 がアンバランス。1楽章の弦楽器から始まる序奏にうっとりし、ティンパニの快音で、いいかも・・・というところでくじけてしまう・・・これがエクストーンでなくDENONやスプラフォンだったら名盤になっていたことでしょう。

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     2009/12/31

    この時期 競ってカラヤンの鍛え上げたベルリンフィルを使ってさまざまな指揮者が乗り込んできた。メータもその1人。そんなベルリンフィルだから音質、技術が高いことは当たり前なのだが、残念ながらここでのバルトークは痛ましい感じがする。

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     2009/12/30

    Tレコードの企画でCBSソニーより再リリースされたメータ&ベルリンフィルのアルペン交響曲を聴いた。メータに興味あるわけでなく、カラヤン在命中
    あえてメータがカラヤンの十八番に挑んだのはよほどの自信だったからだと思う興味から。それも悪い演奏ではなかったが、(カラヤンが普段取り上げているだけそれは当たり前)日の出よりカラヤンとのダイナミックの違いに驚く。改めてカラヤンの偉大さを感じざるを得ない。

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     2009/12/30

    メータはベルリンフィルのカラヤン時代にR シュトラウスの一連の作品を録音している。カラヤン十八番のものを敢えて取り上げていることはよほど自信があったのだろう。そういう興味でこのCDも聴いてみたが、アルペンシンフォニーの時も感じたが、カラヤンのうまさを再確認せざるをえない。

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     2009/12/28

    幻想交響曲。確かに、凄まじい演奏だ。ミュンシュは日本フィルの第九のライブの時も感じたが、セッションを組まれたレコーディングの時とは別人になる。敢えてそうしていたとも思うのだ。このようなライブを毎回、部屋で聴くとなると、刺激強すぎるのかも・・。1楽章 序奏からうねり、メリハリを効かせコーダは圧巻!2楽章の最後は狂乱した状態でもう音楽が壊れる寸前、一か八かの勝負を賭けた演奏。3楽章 野の風景だが、弦にエッジを効かせ劇的でテンションが高い。そこには牧童の間奏曲というより常にこの後にやってくる世界の前奏曲のよう。4楽章 気迫充分 超快速で5楽章に突入 予期していた通りの凄まじさ、全身全霊で振るミュンシュも思わず気合から大声が飛び出し、一発勝負にでる・こういう演奏を出来る人は過去この指揮者だけで、さらに今後現れないでしょうね。

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     2009/12/24

    これはあんまり関心出来ない。録音 指揮者 オケ のせい?

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     2009/12/24

    スロヴァキアフィルは本場なのに、なんでこんなに活気のないドヴォ8にしてしまうのだろうか・・これは指揮者の問題なのでしょうけど。ロマンスは演奏者も違うが、いい旋律。星はそちらの方で。

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     2009/12/24

    1980年までノイマンはコシュラーとチェコフィルの首席を分け合っていたが、この録音時には既にコシュラーはプラハ国立歌劇に移り、ノイマンもようやく自分のものを確立したのでは・・80年代後半はペッシェックやビエロフラーヴェックが乗り込んできて、正直 純な水が濁ってしまった感覚もありこの録音時の頃のノイマンが絶頂期だと思う。8番のこの自信! 喜びに満ちあふれた演奏! 8番 4番の同じ組み合わせでマーツァル&チェコフィルも持っているが、特に4番はマーツァルはつまらく最後まで聴けなかったが、ノイマンでは演奏自体最後まで楽しんで聴けた。これが才能の違いというものだろうか。

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     2009/12/19

    家庭交響曲は、いい演奏をしていると思う。これがチェコフィルデビュだったので、チェコフィルも新しいシェフの下 かなり献身的な演奏だ。だがドン・ファン 軽すぎる!! 

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     2009/12/11

    いくつもの第九を聴いてきたがこれは特殊で面白い。
    演奏も音質のよさが手伝い迫力あるものであり、
    また各セクションのパートが明瞭で木管など大変温かさがある。
    特に3楽章の感情表現は絶品。4楽章の合唱も独唱者達も申し分なし。
    本当にコバケン様の温かい人柄を感じる演奏となっていると思う。
    残念なのが唸り声が大きすぎること。なんとか今の技術で唸り声を消す方法はないのだろうか。バーンスタインはライブで指揮台を踏み鳴らしていたが
    CDでは消えているケースが多々あるのだから。

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