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shinsaqu さんのレビュー一覧 

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     2011/12/08

    みどりの芸風はずばり全身全霊。何かが憑依したような渾身の演奏。何の曲をやってもそれはみどりの音楽で、風味に大差ないきらいはある。ドヴォルザーク、チャイコ、シベリウスなどは本当にすごい。そして彼女の協奏曲には伴奏がない。というかしのぎを削り合える指揮者とオケでないと駄目なのではないだろうか。オケの120%をそのカリスマ性で引き出し、ともに昇天を目指す感じ。聴く方も相当疲れる。手に汗握る。涙を流す。まさに群を抜いた熱演だと思う。

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     2011/12/08

    録音が宜しくない。えらくこもった音場で伸びやかさに欠ける。この演奏の本質が表に出ていないのではないかと思う。活き活きとした躍動感のあるスタイルの演奏なので、華やかで輝かしい響きが聴こえてくればもっと評価できる盤になっただろう。あるいはこれが実力どうりなのかもしれないが。

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     2011/12/08

    両曲ともかなり出色の出来だと思う。それぞれの曲のone of the best となりうるレベル。コリン・デイビスの交響曲は上手いだけで面白みを感じないことが多いが、寄り添い支えるという形での伴奏となると素晴らしい仕事をするものだ。ソリスト主導でロマンチックにまとまった名演なのでは。

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     2011/12/07

    ロシアのオケということでスラブ臭を期待していましたが、その点はあっさり肩すかしを食らいました。金管の響きは至って普通。さてナガノの目論見は、あくまでも居心地の良い揺りかごをソリストに提供することであったのか、もう少し彼自身の歌を聴かせて欲しかったと思います。Vn協奏曲については、少し浮き沈みが激しい気もしますが、しなやかな躍動感に興味を惹かれます。オンリーワン的要素はあるのでその点では評価できますが、全体としてのインパクトは物足りない。棒と隊が変わればあるいは。

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     2011/12/07

    バンベルク響の録音は異常に当たり外れの差が大きいように思う。楽団としてむらっ気があるのか。この1番はライブ録音であることを考慮してもはずれの匂いがプンプン漂う。シュタインの構成力がうんぬん言う前に、足を踏み外してしまいそうな危険地帯が散見される。2番も安定感のある演奏とは言い難いが、それでも随分聴き応えのある演奏だと思う。新緑の自然の中で疲れた心がリフレッシュされていく感じ。これでもっと集中力の高い緻密な演奏であれば、一段高いところにおけるのだろうが。

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     2011/12/07

    アマチュアながらオーケストラの中を経験している自分としては、このようなスコアを汚さない端正な演奏は価値のあるものだと思う。チェコ・フィルが90%ぐらいの力で丁寧に演奏した産物。でも、「120%出していたら」とか「指揮者の意思がもっと聴こえてきたら」とか、心残りを感じるのも事実。この演奏でなければ味わえないプラスアルファがあれば、頭一つ抜け出せるのになぁ、とも思う。

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     2011/12/07

    76年ゲヴァントハウス盤は酷かった。録音が駄目過ぎて聴くに耐えなかった。ただ、他の曲を聴いても同時期のこのコンビの演奏はある種の行き詰まり感があって、そもそも垢抜けない芸風が更に色あせていたように思う。それがNYPと録音するようになってからどうだろう、檻から解き放たれたかのように快演を連発している。明朗で快活でむしろ若返ったかのような印象を受ける。この全集の中では2番、ついで1番が出色の出来と思う。2番は小ぶりでチャーミングな演奏が自分好みなのだが、雄大なイメージのこの演奏も実に聴き応えがあり素晴らしい。

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     2011/12/07

    古今東西いくらでも異演盤があり、名演と称されるものも多くある5番6番なので、いまさら新録音となると何か突き抜けたものがないと印象には残らないもの。この録音に関しては、第一印象でズシンと心に響くものは無いのかなと思う。ただ、繰り返し聽いているとじわじわ面白さが湧いてくる。野心と精気に満ちた若かりし頃のメータはそこには居ないが、丁寧に音楽を奏でよう、真摯に聴衆に聴かせようという慈愛の精神を感じる。10年前の自分には響かなかっただろう。30年後にはかけがえのない宝物になっているかもしれない。

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     2011/12/07

    なんだかよく分からない。カメレオンのように百面相のようにいろいろな表情を見せることは、果たして個性的な表現と言えるのか否か。色彩は豊かだし面白みはあるのだけれど、私の凡百の感性では一貫性のない即興の詰め合わせにも思える。演奏技巧は素晴らしいしオケの演奏も安定感抜群なので、演奏のレベルとしては十二分に高いことは間違いない。

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     2011/12/07

    チャイコのVnコンチェルトの異演盤を漁っていた頃に購入したもの。チェコ・フィルも大好きなオケなので期待値は高かったが、それほどのインパクトは無かった。演奏自体は安定感があり、アンサンブルのレベルも高いほうだと思う。ドヴォルザークについてはおそらくこれが正統派というものなんだろう。それでも、どちらとも良く言えば癖がない悪く言えば没個性、聴いていて心地良いけど印象には残らない、そんな感じ。このメンツならもっと「お国訛り」を聴かせて欲しかった。

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     2011/12/07

    他のレビュワーの方々が書き尽くされているのでいまさらな感じではありますが、これは本当に面白く興味深い、聴きどころ満載の名演です。生で聴いたら涙を流して感動していただろうな、とも思います。こういう録音が発掘されリマスターされリリースされる、ありがたい世の中です。

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     2011/12/07

    ある意味では私の中のヴァイオリンコンチェルトの原点とも言える演奏。カセットテープで何度も何度も聴いていました。マニアックにクラシックを聴くようになり、作曲家や楽曲の周辺事情や演奏家の情報も知るようになり、改めて面白い演奏だと感じています。ソリストとコンダクターの関係性が、お互いを高め合うつもりはあるけどどちらかというと自己主張側に片寄っているようで全体としてはちぐはぐな印象ではあります。それだけにメンデルスゾーンではもっと緻密さが欲しいと思わせる。反対にチャイコフスキーではそれぞれの聴かせどころが浮き彫りになって、もっと聴きたいという興味をそそられる。今、このメンツで最録音したらどうなるものかと、そういう興味もわきますね。

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     2011/12/07

    オケはソロを探りながら、ソロは確たる自己主張をせず、一体感に欠ける演奏です。
    さらにはチャイコフスキーはパンチ不足、ブルッフは流れが悪い。それぞれの曲に求める理想像は人それぞれだとは思うが、この演奏でなければ味わえないという聽きどころは無いように思う。
    チェコ・フィルについては残念としか言えない。もっと能動的に音楽を奏でて欲しかった。

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     2010/09/17

    まさにロシア風を絵に描いたような、期待通りの演奏です。咳やくしゃみはロシアのライヴ録音には欠かせない要素の一つですしね。鋭く研ぎ澄まされたラッパの金属音はショスタコでも聴いているようなテンションになりますし、生々しい木管のヴィブラートはラフマニノフのような艶めかしさです。他のレビューアーも触れているように、このコンビの有名録音にラフマニノフの交響曲2番がありますが、マーラーであっても聞かせ方は同じです。こんなに色鮮やかで、艶っぽい歌を聴かせるマーラー演奏は、そうそうお耳にかかれないでしょう。

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     2010/09/17

    ライヴ録音=演奏会の記録、としては素敵なDVDだと思います。協奏曲では独奏・棒・オケの三者が互いに探りあい・つつきあいながら楽しげに音楽を練り上げていくさまが見て取れて、とても楽しめます。
    しかしながら協奏曲の伴奏にしても交響曲にしても、ベルリン・フィルがいささか不甲斐ない。縦のラインは結構乱れるし、心ここにあらずと言った流れに乗れていないフレージングを聴かせる奏者もいる。もちろん、ライヴのしかも映像つきの録音ならば、スタジオ録音のみとは違う聴き方・楽しみ方をするべきで、そういう観点からはアンサンブルの乱れをつつくべきではないのかもしれないが、その点こそがこのDVD、この演奏会に残念な傷をつけていることは間違いない。
    もっとアンサンブル的にも引き締まったライヴDVDはいくらでもあるわけで、そうすると如何せん渋い評価にはなってしまう。
    素晴らしい演奏会であっただろうことを、否定するつもりは全くありません。

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