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Adam愛聴者 さんのレビュー一覧 

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     2020/02/22

    実に爽快な演奏でした。淀みのない流れに乗せられて一気に聴き終えました。CDケースに記載されている時間付け通りでテンポを動かすことなく楽譜通りに演奏したイメージでした。指揮者Emelyanychevはピリオド楽器の演奏もすると記されているので、全曲74分50秒でしかもすべての反復指定に従っているのは、それに沿った演奏の結果であるとおもわれます。既存のde Billy盤(Oehms)もそれに近い演奏スタイルでしたが、当Emelyanychev盤もいわゆる「巨匠風」に構えた堂々とした演奏との対極にある作品と言えるのではないでしょうか。私はこの演奏気に入っています。

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     2020/01/24

    JurowskiによるTchaikovsky作曲バレエ3部作の完結盤です。「くるみ割り人形」はLP時代に多かった組曲op.71aからCDでは2枚組全曲盤として発売される機会が多くなったitemのひとつですが、音楽CDが発売されるにあたって一枚に収まる曲の長さはKarajan指揮「Beethoven交響曲第9番」の長さ(73分?)程度という話が流布されていました。LPで片面30分を越える収録は音跳びをしたり内周部分で音質が悪くなったりしたものです。このCDによる86分23秒で全曲収録というのは、最近ほとんどのCDが最長80分以内というのに比べても長すぎるように感じましたので聴いてみました。LPとは音の記録方式の違いで詰込みによる音の劣化といったものは感じませんでしたが、今後さらに長時間盤が出るのか楽しみです。さて、一枚通して聴けるノーカット全曲演奏の方ですが曲により緩急を使い分けていて聴き手に焦りを感じさせないライブ録音でした。Jurowskiによる「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」3作揃って音・演奏ともにバランスのとれた優れたものとおもいます。

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     2018/11/23

    「白鳥の湖」の新譜が発売されました。Jurowski指揮でTchaikovskyのバレエでは「眠れる森の美女」に続く第二弾です。HMV通販の案内欄で1877年の初演時の楽譜に基づく演奏である旨が強調されているので、従来発売されているものとは異なる版による全曲があるものと早合点して購入しましたが、鳴らしてみると手元にあるPrevin盤(EMI)、Bonynge盤(Decca)、Ermler盤(Conifer)などと中身は同じ(前2者には第3幕に追加のPas de deuxあり)でした。「白鳥の湖」のCDにはこのような1877年の原典によるものと、1895年改訂のPetipa・Ivanov版によるものがあって現在の舞台上演では殆ど後者の版が用いられているのに、CDでは概ね原典による演奏が主体でPetipa・Ivanov版による演奏はFedotov盤(日Victor)、Gorkovenko盤(新書館)など少数に過ぎません。ところでJurowski盤は追加のPas de deuxを含まない150分を越えCD2枚分をたっぷり使った全曲で、幾分ゆっくり目、繰り返しも忠実に行ったごく普通の演奏です。一方、全曲録音では草分け的存在のDorati盤(米Mercuryモノラル)があってJurowski盤と同内容ですが、全曲131分少々で全体を通してあっさりとして爽快な感じです。現在「白鳥の湖」の全曲盤は一部の曲がカットされているのを含めると10種位あります。その中でJurowski盤は演奏・録音ともに優れている一組とおもわれますが、60年前のモノラル優秀録音だったDorati盤((現在廃盤?)も記憶に残る名盤とおもっています。

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     2018/11/02

    J.Strauss,Jr.未完の遺作で三幕からなるバレエ「灰かぶり姫Aschengroedel」の2番目のCDが発売された。1番目はRichard Bonynge指揮のDecca盤(初出はLP)で1980年録音であったが、丁度イギリスでこのバレエの初演が企画されていた頃で(初演はベルリン1901年)Bonyngeはこの曲の世界初録音を意図していたと言われる。現在Bonynge盤は廃盤?だが、私はMDにコピーしてカーステレオで愛聴していた。この未完の作品の完成上演に至るまでと、その後についても紆余曲折があったことが知られていて、両方のCDのbookletに記述されている。物語はペローの童話「シンデレラ」を現代風にしたもので、デパート内の(今風に言うshopping mall?)洋装店の女主人の継子(Grete)いじめと、舞踏会を主催したデパートのオーナー(Gustav別の台本によってはLeon)に見初められたGreteとの結婚というお話。Bonynge盤(Decca)はStrauss流ワルツやポルカの続くムード音楽的な雰囲気に満ち溢れている(新版の校訂者がversion2と言っている)が、新発売のTheis盤(cpo)とは部分的に相違がありTheis盤の演奏時間は10分程長くてBonynge盤にはない曲やフレーズが加えられている。イギリス初演後校訂者(Michael Rot)が新たに発見されたStrauss自身による断片的スケッチに基づき、かつJosef Bayerによる補作やオーケストレーションを見直してoriginal versionを完成したという(2001年)。Theis盤はこのoriginal versionによる演奏である。このバレエは原作が未完成で、とくに2幕と3幕の完成のため原作のメロディーが形を変えて複数回使われ、かつ音楽が切れずにつながっているのでTheis盤とBonynge盤とではトラックの切り方が異なり曲毎の対応は困難だが、新版には幕間にかなり長い挿入部分のあるのが特徴。J.Strauss,Jr.では唯一の長尺バレエで他人の手が入っているとは言え、舞台を思い浮かべながら聴くにしても、ただ聴き流すだけでも音楽全体を通してたいへん素敵で連続した美しい曲の流れに癒される。Theis盤でもBonynge盤でも一聴の価値ありとおもっている。

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     2018/10/06

    交響曲第2番を最後にBosch指揮によるDvorak交響曲の全曲が完結しました。発売のたびにフォローして全曲を聴きましたが、いずれも30分を超える長さなので聴きごたえがありますし、とくに初期の2曲(第1,2番)は習作とおもわれますが、冗長さを感じる50分を超える長さなので、聴いていて少々退屈します。一方、後期のものほど曲の構成が簡潔になり聴きやすくなってゆく感じです。第3,4番にはハープが使われていたり第6番はBrahmsの第2交響曲と曲の特徴がよく似ていたり漫然と聴いていても結構たのしめます。演奏は標準的言い換えればごく普通で聴きやすいとおもっています(Boschは指定のない第3,7,8番を除いて第1楽章提示部の反復をしています)。まだ7枚セットの全集は出ていません。
    Boschの全曲(Coviello)と前後して録音されたSerebrier指揮による全曲(Warner)はメリハリのきいたややテンポをゆっくり目にとった好演で提示部反復も指定どうりおこなっています。こちらは全集盤も出ていました(現在何故かHMVのカタログから消えている)。両者共チェッコ系の指揮者による、いわゆる「お国もの」の演奏ではありません。しかしボヘミア風の郷土的雰囲気はなくても、この二組の交響曲全曲はたいへん優れており私は高く評価します。

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     2018/09/19

    1960年代に出回っていたMunchingerによるシューベルト交響曲シリーズが復活するとは思わなかった。ほぼ同じころにMaazelによるシューベルト交響曲集(DG盤で一時豪Eloquence盤で復活した)も出ていたが、両者ともばら売りLP3枚で、なぜかいずれも第1と第9(Great)が欠けていて全集ではなかった。当時シューベルトの交響曲は第8(未完成)のほかはマイナーな存在で、第2や第4はこのLPで初めて聴いた。両者を聴き比べて私はMunchinger盤の方が気に入っていた。LPではレーベルによる音の違いが素人にも分かったが、英Deccaの録音の方が(私が聴いたのは米London盤)耳当たりが良かったからである。さて、復活したCDの交響曲は欠番の第7を除いて第2〜第8の6曲、第2、第4、第5と第8の初出はモノラルだったそうで後にステレオ盤も出た。また当時の慣例でLP片面に1曲収める必要からおよそ30分近い第2は反復を極力省略したので、規模の小さい第3よりも演奏時間が短くなっている。なお、第3,5,6,8の第1楽章提示部は反復されている。このシリーズで国内盤が発売されたか定かでない。第9(Great)は数年後に、始めて聞く名前のオーケストラ(覆面か?臨時編成か?)で国内盤でも発売された。LP両面を使ったゆったりと恰幅の良い演奏で、あとは第1だけと期待したがついに録音されず全集は完成されなかった。
    Rosamundeは、当Eloquence盤で以前に単独で発売されたものと同一である。

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     2018/09/19

    最近は”The Great”の新録音がよく見かけられるようになりました。おそらくLPでは一枚に収めにくい大曲が、CDでは反復指定を忠実におこなっても十分に収まるようになったこともあるのでしょうが、このJansons盤も指定通りに演奏されています。第1楽章の序奏のAndante,主部のAllegroにしても巨匠風の遅めではなく楽譜指示に従った演奏で、以下このスタイルが通されていて聴いていて退屈することはありません、演奏・録音も含めてたいへん気に入りました。Liveである故の拍手は末尾に短くついているだけです。

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