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トップ > My ページ > しゅてるん さんのレビュー一覧
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/09/12
第8の第2楽章後半寄りで1小節抜けているのと第4代8の両端楽章が早すぎてがさつになっている所、逆に第2番台2楽章は2、30秒位速いテンポで短くなって、田園の第4、5楽章がカラヤンやアバドのディジタル録音ぐらいの演奏時間であってくれれば…という所を除き満点の5点。 第1番はおそらくこれからのベートーヴェン第1番のスタンダード演奏となっていくだろう引き締まった早さの23分弱。 他にも意外な復古表現やまさかの繰り返しもあるなど音楽そのものを楽しむことができる人のための全集。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/09/12
2番だけ所有。よって第2番だけの論評。中間楽章がやや遅め、特に第2楽章はかなり遅く引きずって10分以上であるのが残念。次はライプツィヒであのベートーヴェンよろしく他の追随を許さない快速テンポで40分を切る勢いで演奏してもらいたい。もしくはラジオで聞いたことがある記憶を持つ提示部反復なしのライブ演奏(第2番限定)も出ても良いかもしれない。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/08/26
でも私にとっては両方の曲(このディスクではベートーヴェン37、8分。ブラームス34分弱)とも40数分もかけてちんたらちんたら演奏されるよりは30分台半ばできりっと仕上げてくれる方が聞いてても楽しいと思う。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/07/16
ここではブラームス交響曲第2番だけの感想とさせていただきます。 やっと・・・やっとか・・・ 最近のディジタル録音でのブラ2の第2楽章のAdagio non troppo という表記通りの演奏のディスクが出たのは・・・人はこれくらいだとアンダンテ扱いする方も出るかもしれない。 でも、これはノン・トロッポという表記があると言うことを意識している珍しい演奏だ。8分弱にまでなった演奏はあのヴァインガルトナー以上の遅くなさかもしれない。 ただ、残念なのはフィナーレ、第2主題部分やコーダの6連符のテンポは落としてもらいたくなかったし、全体にもっと早い演奏が聴きたかった。 これを勘案して、点を1点落としました。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/07/06
このシリーズの場合作曲者の年代においては『ベートーヴェンと一応同世代』さらに作曲年数においては『シューベルトと同年代』の人も中にいることはいるんですが、こういう歴史的に扱いが地味にされている古典派の作曲派の交響曲シリーズはなかなかの企画です。 で、曲の論評にまいりますと、一番出来の良いのが当然ヴラニツキー。その次がクロンマー。この2人はこのジャンルでは最上の作品が必ずしも取り上げていられず、もっと良い曲がありそう。シュターミッツは初期のハイドンと比較すべき年代。出来は可もなく不可もなくという印象。コジェルフあたりは出来不出来の差がありそうで、交響曲の伝統の道の中に埋もれて他の人が進んでいく新しい道につながっていく印象。あと、プレイエルですが、ハイドンやモーツァルトの亜流しかかけなかった印象の中でぎりぎり光るト長調の曲がちょっと耳目を引くけれど、むしろこの人は初期ロマン派のピアノフォルテ演奏家があがめたてる人でしょう。 むしろ、『交響曲の伝統』だったらハイドンからPヴラニツキー、そしてベートーヴェン(特に初期)、そしてベートーヴェン第2を参考に書く作曲家って感じがします。 要は、『交響曲の伝統』にはモーツァルトは楽想の影響の点だけを除くとほとんど関わっていないんではないかなってすごい主観でこの文章を締めさせていただきます。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/20
第2番に関してですが、実質ワルター・コロンビア響版より演奏時間が短いことは確かです。 提示部繰り返し込みで41分を切るので、速いほうであるのは確かなんですが… ただ、それでもテンポが不安定(第1楽章の最後の和音→ピチカート和音はノセダ版のようにインテンポでしてもらいたかったり、第4楽章の提示部終わりでいきなり流れが止まったりするのは不自然)で、そこら辺はもう少し何とかならなかったのかなって。あと、(解釈の点ですが)もう少し第3第4楽章間は休息で開いててもいいとも考えました故、少し点を引かせてもらいました。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/10/21
少なくともブラームスの第2番の第1楽章の終結をインテンポ(もしくはそれに近い感じ)で終わらせたという演奏はこれだけでしょうか。 その点は評価に値するでしょう。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/22
ハイドン+ベートーヴェン的な様式感の古典派音楽である交響曲2曲。今回のこのCDでヴィルムスの健在の交響曲全曲が聴けることになったわけですが、もう一つのカップリングの序曲はいくらか後の1829年に書かれ、メンデルスゾーンやラハナー的な19世紀の響き(だがロマンは的ではない)を予感させる。本題の交響曲となると、やはり、提示部、展開部、再現部の基本を守った、現在我々が言うところのソナタ形式の第1楽章と緩徐楽章の第2楽章、主調に戻っての3拍子のメヌエット楽章、そして同じく主調の最終楽章という公式を遵守した曲になっています。その中でハ短調の曲は第1楽章で導入部をもう一度再現部の後に短く回帰させるという破調を行っているのが特徴的です。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/13
基本的に誰でも安心して聴ける音楽。フランスというのはフォーレやドビュッシー以降しか注目されないけれども、19世紀半ば頃の作曲家もこのファランクをはじめなかなか見逃せない人たちがいます。 クラリネット3重奏曲というジャンルは、ベートーヴェンは残しているものの全体に作曲総数が少なく、残されている作品が佳作揃いではあるんですが、ファランクの変ホ長調もそれに漏れず魅力的でこのジャンルでは傑作の方に入るでしょう。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/13
以前、かれこれ発売されるかどうかやきもきしていた曲だ。 これらの曲は、解説で書かれている印象とは違い、むしろ当時勃興の兆しのあったロマン派とでも思えるような要素に彩られている。 ただ、単純に(初期)ロマン派であるかのような楽曲ではなく、さらになにか一ひねりを加えている... 一度まとまった形で作った曲が部分部分『発作的』に引きちぎられ、別の接着剤で強引につなげられ、それを何気なく自然な感じに整え直したふりをして風変わりな造形にしていく。 これは同時代の”引き分け相手”ベートーヴェンでさえ行わなかった曲の造形法だ。ちょっと聴きにはベートーヴェンより保守的な印象があるため、それらの実験がかえって違和感を際立たせる。 だが、一つ残念なのは、その造形法がこなれていない印象があるのでその点は減点にさせていただく。 ピアノ・ソナタではないヴェルフル。ピアノ・ソナタよりももっと魅力的だ。
これぞ、ポスト・モーツァルトにおけるフルート4重奏曲の最高峰の一つ! 同時代の大樹の陰に隠れているとはいえど、これも確実に大きな樹だろうと思えるクロンマーの古典的かつ新鮮な響きはこの曲を特徴付けるものだ。 曲の出来も、モーツァルトの第1番以外は大きく超えている。1番と比べるとやや劣るかもしれないが、音楽的な楽しみは勝るとも劣らない。 もしよろしければ、一度耳にしてくだされ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/04/25
まるで聴衆を笑わせるために作曲したとしか思えないチェロ3台による『弦楽3重奏曲』のフィナーレ、なぜか、日本の童謡の「お手手〜つないで〜」と始まりが同じと言うんだから、知る人ぞ知る、という感じ。 で、続けて書くと「お手々〜つないで〜夜道〜を〜行けるわけない」という間違った歌詞に招かれる虞(おそれ)のあるメロディーですので、そこはご理解くださいませ。
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