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トップ > My ページ > レインボー さんのレビュー一覧
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/26
ワーナー・ミュージックがオーケストラ・アンサンブル金沢のライヴ録音を発売していくシリーズ、現在は一枚1500円ですが、シリーズ初期の物は1050円と安くこのCDも現代音楽を集めた物ですが、どんなのだろうと思い、購入しました。 私は現代音楽にはそう詳しくはありませんが、これはなかなか良いですね。 耳馴染みは良いとは言えませんが、オーケストラが熱演しているので聴けます。 ただ、いくら値段が安いといっても万人向きではないと思います。 録音はまずまずと言った所でしょうか。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/25
日本の吹奏楽系出版社ブレーンは楽譜の他にもCDも出してます。 邦人作曲家のアンサンブル曲を集めたCDで3重奏から8重奏曲まで収録しています。 作品の質についてはバラツキがあり、ブレーンの扱っている楽譜をとりあえず音にしましたといった感じです。 ただし、演奏は一級品。 演奏しているのは朝霞駐屯地に所在している陸上自衛隊東部方面音楽隊で、個々の技量がとても高くまた音楽的な演奏です。 このメーカーの録音はイマイチな物が多いがこれは良いと思います。。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/24
ロシアの知られざる作曲家、ポロヴィンキンの交響曲第9番を収録したCDです。 戦時音楽シリーズの一枚。 もの悲しい序奏とその後に続く雄大な旋律の第1楽章を聴いた時は、これは名作なのではないかと思ったのですが、2楽章以降はどうもさっぱりで、まぁ忘れられたのも当然かなと思いました。 ただ、叙情的な所は本当に美しい。 アレクサンドル・ティトフ&サンクトペテルブルク交響楽団はこのCDでも丁寧に演奏しており悪くないです。 音質も良。 資料的価値も含めて星4つにしておきます。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/23
私はあんまり第9のCDを聴かないほうなのですが、たまたま試聴してみてこれは!と思ったのがこのルートヴィヒ盤です。 そもそもルートヴィヒ自体初聴きなのですが、ほどよい緊張感を保った第1楽章を聴いた瞬間これは名演だと思いました。 一見聴きは手堅くまとめられた演奏ですが、素朴で味わい深い演奏は有名音源にも匹敵すると言っても良いのではないでしょうか。 ベルリン交響楽団の録音でもベストに入る演奏だと思います。 しかもこのCDが世界初CD化との事。 今まで埋もれていたのが勿体無い。 ルートヴィヒは他にも録音があるようですが、それらも是非復刻して欲しい。 録音年の記載はなく不明ですが、それなりに古い物と思います。 まぁ古めの録音ばかり聴いてる人には気になるレベルではないと思いますが…
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/22
ショスタコーヴィチの第5番も録音が増えてきて聴き比べも容易になってきました。 この飯守盤は一見オーソドックスながら細部に至るまで良く考えられた内容が濃い演奏です。有名な音源にも匹敵するというのは誉めすぎかも知れませんが、ショスタコ好きなら一枚購入しておいて損はないでしょう。 併録の大澤壽人の小交響曲は恐らく世界初録音ではないかと思います。 大澤の作品はナクソス等から出た作品を聴く限り一聴しただけでは分からない作風と言うのが私の印象ですが、この小交響曲は西洋的な部分と日本的な部分が上手く組み合わせてあり、叙情的で美しく、また演奏時間も短いので聴きやすいと思います。 こちらも密度の濃い演奏であり、作品を知るには十分です。 どちらの曲もライヴですが、気になるというような音質ではないでしょう。 関フィルは実は私の地元のオケなのですが、今まで聴く機会がなくこのCDを聴いてこれほど高いレベルの演奏をしていたとは驚きです。 在阪オケの状況は年々厳しいとニュースで拝見したのですが、どの楽団も1クラシック・ファンとして頑張って貰いたい物です…
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/21
カステリャーノスという作曲家は聞いた事はなかったのですが、ヴァグネルというすごい名前の指揮者と、ベネズエラ交響楽団というマイナーなオケの演奏と言う事で聴いてみました。 結果これは当たりです。 カステリャーノスという作曲家、このCDを聴く限り彼が活躍したベネズエラ(と周辺国)を思わせる、陽気でラテンな音楽、ふっと見せるシリアスな表情、分厚い管弦楽法、なかなか面白いです。 彼の音楽は日本で言うなら(曲の性格は違いますが)伊福部昭のように民族的でわかりやすい作品です。 演奏のほうは問題ありません。 とても楽しい演奏です。 勿論、管楽器にちょっと難があるとか言い出せばきりがないのですが、作品が作品だけに気になる程でもないかと思います。 2010年録音で音質も良し。 メーカーのレビュー通り、何も考えず気分良く元気になりたい音楽を探している方におすすめ。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/20
オランダの楽譜出版社、デ・ハスケから発売された新譜集。 新曲と新アレンジされたクラシック&映画音楽を収録。 演奏はオランダの名門、オランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊、指揮はデ・ハスケの経営者でもあり作曲家のヤン・デ=ハーン。 選曲面で良かったのはまず、ローザの戦車競争ですね。 かの有名な映画ベンハーの中の一曲ですが、吹奏楽版は珍しい(昔、キングが航空中央音楽隊の演奏を出してたぐらい) もう一つは、ジェリコのラッパと言う曲。 作曲者のエンリケ・クレスポはジャーマン・ブラスのボーン奏者そして作曲家で彼の書いた曲は良い曲が多いのですが、あまり知られてない事が残念です。 この曲はトランペットが鳴り響き、吹奏楽に向いていると思います。 王立ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊とハーンの演奏もなかなか良く、楽しめる一枚だと思います。 音質良好。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/19
イギリスの軍楽隊は昔からスーザと相性が良いようでたくさんの録音があります。 特に1960年代にガーズ・バンドと録音された一連の音源は有名です。 このCDは1980年代半ば、イギリス海兵隊音楽学校軍楽隊と当時のホスキンス楽長がEMIに録音した音源の復刻です。 定番物に加え、日本クラウンのスーザ・マーチ大全集ぐらいでしか聴けないような作品まで有名無名問わず全43曲収録されています。 この選曲が一番の売りで、マニアなスーザファンから聴き始めた初心者まで対応できる優れもの。 演奏は往年のガーズ・バンドを彷彿とさせるような熱い力の入った演奏ですが、解釈が一定なので続けて聴くと飽きがくるかも知れません。 EMIの録音の悪さは一部では定評物ですが、このCDでもそうですね。 もう少し鮮明なほうが良いです。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/18
クチャルとウクライナ国立交響楽団がナクソスに録音した一連のシリーズはどれも出来の良い物ばかりです。 このチャイコフスキーの有名な管弦楽曲を集めたCDもその一つ。 ウクライナのオケというのはどうも原色が好みのようで、各楽器それぞれが良く聴こえます。 このCDでは特にオーケストラ映えする派手めな曲ばかりですが、いたずらに派手にせず、むしろ丁寧に繊細に、しっかりと演奏されている好演と言えます。 聴きあたりもさっぱりとしていて、チャイコフスキーの派手な管弦楽法が苦手で、収録曲が苦手だったという方にも良いのではないのでしょうか。 音質は悪いとは思いませんが、オケと距離を感じる録音で、弱音時には聴きづらい時もあります。 ある程度は録音にダイナミックさが要求される曲ではあるので、星を一つ減らしました。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/17
純音楽や金田一少年の事件簿や犬夜叉等の数々の映像音楽を手掛けられている和田薫氏がキャリアの初期に手掛けられたのがこのサイレント・メビウスです。 私はアニメ本編は見た事がなく内容も知りません。 和田氏の音楽には和のテイストを持った曲が多い(代表的なのが犬夜叉ですね)のですが、この作品はどちらかと言えば、西洋的で、オーケストラはもちろん、合唱まで取り入れた豪華なサウンドです。 和田氏は後にこの作品のモチーフを使って、交響聖詩曲『サイレント・メビウス』を作曲されています。(なんとチスチャコフ指揮のモスクワ・フィル演奏!) 良ければそちらも聴いて見て下さい。
1990年代に人気を博した漫画、金田一少年の事件簿は1997年にアニメ化、サントラも二枚出ました。 このCDは発売当時の主題歌に前二作では入りきらなかった曲を入れた事実上のサントラ第3弾と言えます。 今までサントラは生楽器によるクラシック調の曲が主体でしたが、この巻では電子楽器や特殊な楽器が増え、曲も様々なタイプの曲が増えた気がします。 オケの演奏が好みだった自分にはちょっと寂しいです
1990年代に人気を博した漫画、金田一少年の事件簿のアニメのサントラ盤。 ここで音楽を手掛けられているのは、犬夜叉等で著名な和田薫氏です。 和田氏の特徴とも言える和のテイストは推理探偵物アニメと言う事もあってか見られない事が残念ですが、メインテーマ(やそのヴァリエーション)は大変美しい! また監督と和田薫氏がライナーに一筆載せております。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/16
ブレーンが発売するニューアレンジコレクションは、邦人作編曲家によるクラシックからの編曲集です。 ただし、必ずしも原曲通りのではなく、自由に編曲されています。 これを面白いと取るかまたは、作曲家への冒涜と取るかは聴き手次第でしょう。 この第4巻では特にその手のアレンジが多いです。 演奏のほうは前作と同じく、陸上自衛隊中央音楽隊、指揮は隊長の菅原茂1等陸佐と副隊長の武田晃2等陸佐です。 音楽隊の演奏は一流で、鑑賞用としてもいけます。 音質は綺麗ですが、録音はもう少し細部が聴こえると良い。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2012/02/15
このCDはレハールのオペレッタ『クリスマスのバラ』全曲盤。 1958年に初演され、この録音は1959年なので、録音当時は最新の作品だったんだろう。 解説書が読めないので詳しい事は分からない。 聴けばレハールだと思わせる旋律だが、よほどのレハール・ファンかオペレッタ・ファン以外にはおすすめしにくいだろう。 フェリックス・ヌヴォローヌ指揮管弦楽団&合唱団他の演奏は恐らく他に録音がないだろうこの作品を、知ると言う点では問題ないと思う。 音質面は比較的良好。 資料的価値を含んで最高の評価です。
ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲全曲とバレエ『黄金時代』からの組曲、祝典序曲を収録したCDです。 ピアニストは、ヒューストン、指揮はリンドン=ギーと表記されていますが、正直初めて聴いた名前の演奏家です。 ニュージーランド交響楽団はナクソス常連のオケです。 まず、ピアノ協奏曲ですが、一言でいうとまあまあです。 ピアニストの技術も不足ないと思うし、伴奏も問題ないのですが、聴いていて印象に残るような演奏ではなかったです。 黄金時代はポルカとかで作曲家のシニカルさが出てて良いです。 一番良いと思うのは祝典序曲です。 このCDではオーソドックスな仕上がりですがこの手の作品は純粋にメロディに酔うもよし、またオーケストラの卓越した技術に酔うもよし、各々楽しめます。 ナクソスの録音だけあり、音質面でも問題ありません。
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