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トップ > My ページ > オペラかじり虫 さんのレビュー一覧
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8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/20
NHKホールの収録画像とは知りませんでした。それにしては、日本語字幕が無いのはいかがなものか。韓国語なんかがあるのに! 演奏・演出のバランスが揃った名演の記録として、ポネルのバイロイト以上の映像です。私はエアチェックしたVTRをDVD化してまだ見ています。ジョーンズは会心の出来かも。発声も何時に無く滑らかで、大詰めの絶唱まですばらしい。コロのよろしいのは言わずもがな。そしてフリードリヒの演出の凄さ、特筆ものはシュナイダー・ジームセンの美術。今日失われたオペラの美学が実見出来ます。指揮者については何も知りませんでした。私はとんだ考え違いで、ジョーンズを避け、エヴァ・ランドヴァを見てしまいました。テレビを見て深く反省。惜しいことをしました。字幕の不備は腹立たしいものですが、日本公演の映像の商品化に敬意を表します。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/17
これは素晴らしい全オペラのボックスの出現ですね。ふたりめのリヒャルトのオペラは、巷間伝えられている初期の作品と後半の作品の不出来云々などはまったく信じてはならぬ、と申すべきで、最初の2作など、一聴してその面白さに驚きました。今回は《フォイヤースノート》など、日本では何故か無視された、オペラの達人ラインスドルフの初出音源とのこと(しかもステレオ録音!)、これだけでも触手が動きます。シノーポリの録音も重視されており、単発では廃盤のものもあり貴重です。《平和の日》などは手持ちのサヴァリッシュと贅沢な聴き比べが出来ます。《ダナエの愛》はサヴァリッシュ/ミュンヘンのライブ録音は残っていなかったものでしょうか? 無いものねだりは止します。価格も手ごろだし、買いたい!
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/12
大変興味深い録音。このオペラの史上初録音? 59年ですが、もちろん立派なステレオ録音。3人の魔女たち(コーラス)の配置も上手い。おしむらくは夫人役のリーザネクの出来。美しく歌うだけの表現ではこの役は物足りず、彼女よりはむしろヴァルナイでも起用してくれなかったものか、とはしなくも無いものねだりをしてしまいました。最初の大アリアも夢遊の場も、ただただノッペリと歌われるだけです。エレクトラまでも歌えた人なのに。他はまずまずなのに惜しい。そして何よりラインスドルフは悪くありません。このマエストロがどうして評価されなかったものか、不思議千万。世が世ならば渡米せずに、独墺圏で重鎮になっていたやも知れません。開始からムードがある。それはわざわざMETのオケとコーラスを使った効果かも知れません。何れにせよ、この廉価シリーズには感謝かもね。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/10
これはすばらしい。まったくこれまで無関心だったことを恥じています。まずカバリエがお見事です。キャリアの途中でベルカント・オペラ中心に路線を変えたDIVAの貴重な録音。持ち前の明るく響きのいい声は若々しく、サロメにぴったり。日本では何故か不当に評価が低かったラインスドルフの指揮も、入念かつ鮮烈そのもので、シュトラウス・サウンドが響き渡ります。68年の録音とは思われません。他の面子もよく揃っており、今回の廉価盤発売に感謝です。オペラの贅沢とは、個性的な同曲異盤をいろいろ楽しむことですが、ゴルツ、ニルソン、ジョーンズ、ベーレンスに加えるに遜色ありません。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/07
これは驚きの映像集。多彩な映像が眠っているのですね。コンチェルトなど、断片的では無く、全曲というのがありがたい。見る前にチョーチン持ちをしたいのは、これって第一集、ということはピアニスト、指揮者そして歌手たちと出て来ると期待していいのですね。それならば大歓迎! もちろん、これは買いますよ!
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2014/01/03
LP時代にはほとんど無関心だったのですが、廉価盤になり、ふとこの配役に興味を覚え一聴し、驚いています。何事も、レコード評などに振り回されてはなりません。歌手ではまずリーザネクのゼンタがすばらしい。エリックとの二重唱など、こんなにも情感豊かに歌われた録音は無いのではありませんか。ロンドンも見事なオランダ人です。手元にはいろいろな演奏がありますが、CDで聴くオペラの贅沢は、こうした優れものの同曲異盤を楽しむことと覚えたり。録音も優秀です。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/12/29
これは映像で見た方がよろしいようで。しかし、カラスの亡霊を退散させた公演で、ファッブリチーニの代表作。マエストロはいつもの禁を忘れて(?)、1幕の大アリアで締め括りの高音を許可。知らぬは国内盤解説者の某女史のみ。アラーニャがなかなかいい。演出は真っ当なカヴァーニ女史のもの、今年のエンディングの締まりの無いロシア人とは大違いのグランド・オペラ。プリマドンナ入魂のヴィオレッタです。もちろんマエストロにも拍手!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
8人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/12/27
LP時代にどうしたことか全然無視されたマエストロ。その批評を信じて、このニルソン最初のスタジオ録音のブリュンヒルデを聴かなかったのですが、CD化されてある時ふと思い出し、入手。もともとRCAの商品でしたが、録音を請け負ったのがあのDECCAだそうで、今はそのレーベルで発売。初のステレオ録音によるものですが、殊更に看過してよろしいものではありません。ロンドンのヴォータンも、ホッターに比較して云々と片付けるにはもったいない歌唱です。ロンドン響も良く鳴っていますし、決して捨てたものではありません。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/12/19
かつてLP時代に聴き損ね、気になっていた録音です。今回の復刻はありがたく、早速求め通して聴きました。実は、大変失望しました。まず、主役ふたり〜テノールとソプラノが、余りにも歌唱にムラがありすぎます。ジークムントとジークフリートを手掛けたテノールは、「ワルキューレ」第1幕でまず落第。ジークリンデの下手さ加減にうんざり。クニプロヴァーは第二次ベルリン・ドイツ・オペラの「オランダ人」日本初演のゼンタでしたが、それほどのインパクトを感じませんでした。今回も「ワルキューレ」と「神々の黄昏」の自己犠牲は無難でしたが、「ジークフリート」での目覚めの歌にはがっかり。歌い慣れていない部分は駄目なのか? テノールは剣の歌は何とかこなしたものの、3幕の掛け合いと「神々〜」のプロローグは拙い。2幕からは何とか無難に歌いましたが、歌に品が無く、アメリカ人3大ヘルデン・テノールには遠く及ばず。ヴォータンは平凡、さすらい人がまだ聞かせます。来日歴のあるフリッカもいささか期待外れ。歌手では岡村喬生さんに拍手! さて、録音ですが、前半2作は声が極端にオン、オケは引っ込んで聞こえますが不思議にも後半2作はそうじゃないのです。どんな録音技術だったのか? 最後に指揮ですが、致命的なのは葬送行進曲の不出来。後は悪くは無いのですが。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/12/05
久しく気になっていた録音でした。諸氏絶賛の通りの名盤です。しかしこの録音は今やすっかり忘れられています。音楽雑誌の格付けとやらでも無視されていますし、ネット百科Wikipediaのディスコグラフィーからも漏れています。何でも、史上初のステレオ録音による第九だそうですが、あのミュンシュ/ボストンはちょうど一年後の録音。もうひとつ、唯一のものが〜F=ディースカウが第九で歌った録音はこれだけ。彼はこの歌を嫌ったものでしょうか? それにしても、49歳で亡くなるとは、短命なマエストロでしたね。天は7どうしてカラヤン独裁を許したのか?
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/11/23
ダムラウ命の向きは必聴ものの「コーヒー・ブレーク」アルバムです。第1曲のヴォカリーズから魅せられます。オペレッタは言わずもがな、ミュージカルのナンバーもばっちりです。オペラ歌手たちの余技的歌唱の域を越えています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
かつてNHK教育テレビで放送された時は日本語吹き替え版だったかと記憶します。そしてLDも半分程度に編集したもので、余り面白く見ませんでした。今回ノーカット版をクラシカ・ジャパンで見て、この映像の真価を知りました。これでこそバートンを起用した意味も理解されようと言うものです。しかし、なのです。どうして国内商品はこんなにもお高いのでしょうか。海外盤との格差は何なのでしょうか? ※パルマ王立劇場のヴェルディ映像も、ドイツで買うと500円だというではありませんか。バーゲン品だった? 今回のセットも、どうせ高く売るのなら、古書価の高くなっている「ワーグナー自伝・わが生涯」の復刊本くらいをセットにしているのならば、納得なのですがね。何しろお安い海外盤は日本語字幕入りですからね!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/10/25
つい先日、大阪フィルハーモニーの定期で、連作交響詩のひとつ、「野ばと」を聴き、自分の知らざる名曲とばかりに大いに気に入り、いろいろと調べた結果、この 録音を入手しました。他の3曲ともう1曲のフィルアップも念の入った録音です。私自身この指揮者も知らない人ですが、全曲面白く聴けました。「野ばと」はやはり全作中の白眉ですね。開始早々の葬送行進曲のすばらしさ。メロディメーカーとしての作曲家の特質が出た作品で、他の作品共々に、決して軽んじるものではありません。コンサートでたまさか珍しい曲を聴くことがあっても、その時限りにしてしまうのがほとんどですが、今回は違いました。これらの曲は、オーケストラの腕前を知るのに格好のものかも知れません。各楽器群の出来とそれぞれを組み合わせたオケのバランスの良さがくっきりします。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/09/28
これはなかなか貴重な録音です。特に行進曲を2曲、オケ版に編曲したものにせよ、録音したのはありがたい。中で「忠誠行進曲」は大Wが祝祭劇場の定礎式の際に悪天候の中軍楽隊に演奏させたという、曰く付きの曲。一度耳にしておきたかったものです。「リエンツィ」序曲をやめていっそのこと「ファウスト序曲」でも録音してくれておればよろしかったが、それは無いものねだり。モットルがオーケストレーションしたという二つ目の交響曲が面白い。楽想の反復のクドイのもご愛嬌。これはネーメ、つまりお父さんの指揮。検索はパーヴォとは別にあるのにも関わらず、ディスコグラフィーは一緒くた。独立させるべし。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2013/08/24
これは素晴らしい! 結婚そして出産後、彼女特有のあの鋭い目付きが柔和になり、歌も身体も丸ーくなりましたが、その心の目にはかつての眼光の輝きが残っていた模様です。いきなりマクベス夫人で開始、なかなかやるじゃないか、と思っていましたら、エリザベッタの大アリアでまずびっくり。続くレオノーラのアリアとシーンの長丁場もお見事の一言に尽きます。このような役に、今後声の重くなった彼女が進出するかどうか、予断は許せませんが、かつて「カラスを聴かない歌手がいるでしょうか」と言っていたプマドンナの「進化」を知る録音です。映像のオマケ付きもありがたい。オペラ観音に拍手! バックもトリノのオケというのも行き届いています。
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