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Salomon さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/03

    いやはや、鳥肌のたつRシュトラウスだ。このコンビには「隙あらば斬ってやろう」みたいな、とてつもない緊張関係があったのか、演奏がすごいことになっている。それは、やはり録音のせいもある。あまりに鮮明で、まるでちょっと出来の悪いマイクで昨日録りましたみたいな。
    つべこべ言わずに、このアンサンブルを聴け!! かなあ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/07/27

    聴かずに死ねるか。圧倒的なプレゼンス。たぶん、当時のアナログレコードを高々数万円のセットで聴いたって、これほどまでは情報量はなかったはず。あの頃こぼした、ライナー/CSO、ミュンシュ/BSOへのオマージュの涙よりもいまの方が多いはず。昭和29年頃からこんなものを録っていた国との差。やれやれ。
    ちなみに、私は、30数年前に、これのアナログレコードを少ない小遣いの中から必死に何枚、また何枚と買っていたものです。
    ひたすら脱帽!!
    この芸術的センス、このHiFiに是非ふれてください。でないと、人生後悔します。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/02

    さすがに早期の録音はいただけませんが、いまや失われてしまったコンセルトヘボウの音色を聴くには絶好の録音だと思います。録音の新しい順に段々古い方へと聴いていくと、ハイティンクとコンセルトヘボウがどのように爛熟していったのかわかるのではないでしょうか。1970年前後から素晴らしい音色が完成していると思います。ウィーンフィルとの演奏もよかったですが(4番、5番、8番)、この得難いコンセルトヘボウの音色は何者にも替えられないですね。いまでも輝きを失っていないと思います。1970年以降の、特にアナログ時代最後の頃のこのコンビの演奏を是非聞いてみてください。チャイコの4、5、6番なんかも、まったく素晴らしいですよ。それらと合わせて聴くと、この全集の意味がわかってくると思います。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/26

    聴く人のすべてを絡め取り、それを神に差し出す。それがバッハだ。奏者の、そしてリスナーの内面を神へと反映するリフレクターがバッハと言える。これがバッハのコード(暗号)だ。バッハの音楽 イコール 聖なるエンコーダかな。その最高のツールがシェリングなのだ。

    私は51歳の不信心者だが、バッハを聴き始めるのに30年間ためらい続けてきた。自分の内面がすべて鏡のよう映され、それと向き合うのが多大なるエネルギーを必要とするからだ。シェリングの演奏は、私のこの呪縛と躊躇を解放してくれた。アーティキュレーション、デュナーミク、テンポ、そしてとりわけ彼の音色の周波数分布が最高のバッハを構成していると思う。言葉や表現は違っても、皆さんも同じような気持ちなのではないだろうか。

    女王様ムローバも大好きだが、私はシェリングの方が合う。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/13

    期待しなかった分、びっくりしました。BPOがやろうと言ったのだから、それだけのことはあったと思います。カッチリとベルリンの音でやってましたね。きちんと自分の音楽作りもしていたし。1番から6番がよかったですね。4番、4楽章のシンバルはヨッフムの真似? しかし、私はあそこはあった方がいいと思います。5番の1楽章の構成も面白かった。少なくともいままであまり誰もやっていないのでは。1番、2番は派手にぶっ放すと、4番初稿までのmysteriosoの時代を損なうと思います。それはうまく折り合いを付けていたと思います。後半はこれから聴きます。先入観を持たずに聴くのはなかなか難しいですが。8番がCD1枚に入るけど、ベームだって1枚ですよね。でも、速すぎて面白くないですか。そんなことはないですよね。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/22

    SACDだけあって、fffとffの違いがわかる見事なバランス感覚に拍手。そして、6番という地味な(実は、私はこれが一番好きです)曲に、しっとりした落ち着いた情感でアプローチしてくれたヤノフスキに感謝です。ハイブローなヨーロピアン・エレガンスとでもいうべき2楽章の静かな寂寥感がいいですね。ブルックナーにたっぷり浸れる1時間余りをわざわざ金を出して買う価値のある演奏です。敢えてケチをつけるなら、件のブルックナー断絶(パッセージのとぎれ)を接合する呼吸がまだ微妙に「お若いのう」って感じで。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/19

    ルービンシュタイン(肉声もあり)のショパンCDと、ハスキル&グリュミオーのベートーヴェン(あの音色、そしてこのコンビの熱気)だけで十分に買いです。毎日1枚ずつ聞いても、ワクワクの10日間を過ごせます。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/20

    うーむ、三途の川の浚渫って感じ。怖い演奏。

    マエストロ大植の丁寧なアプローチには感心するし、ところどころまるで初めて聞くような新鮮なテクスチャー。しかし、もう少し流れがよどまないようにしないと。私のように悪い頭の持ち主は、単位時間当たりの音楽要素がもう少し詰まってないと、つまりもう少しテンポがないと、音楽の中の視点・視座を見失ってしまう。こんな演奏は、ライヴでは聞けないんじゃないかな、集中力を要求されすぎて。実際、私は2日に分けて聞きました。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/05

    狭帯域でディーリアスを聞いてもやっぱり清新なさわやかで癒しに満ちた音楽だろうけど、こんなSACDで聞いたらもう戻れない。この演奏は自家薬籠中の、雰囲気のいい、何度も繰り返し聞きたくなるパフォーマンスといえばよいのでしょうかねぇ。おまけにこの値段。車でも聞きたいなあ。カーオーディオのSACDプレーヤーって出ないのかな・・・。お勧め度100です。rpo、素晴らしいですね。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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