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　2012/11/12

曲のジャンルにもよる・・ことは重々承知してますが、この歌謡（カンティレーナ？）が勝ったバッハは何度聴いてもウットリしてしまう。素敵だ！！

　「無伴奏ヴァイオリンパルティータ曲集」じゃあないんだから、この明朗にして繊細さにも欠けていない、心技ともに円熟したカルミニョーラ＆マルコンの名コンビによるバッハのヴァイオリンソナタ・・何回聴いても私的にはベストなこの曲のベストアルバム。

　心なごむ、というか、癒されるというか・・。
ちなみに、バッハのカンタータ全集はリリング指揮を愛聴している趣味趣向の者でありますが。（それとヴェルナー指揮のカンタータ選集も素敵だ・・リヒター盤は苦手！です）

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　2011/10/23

購入して約一ヶ月が過ぎ、聴くたびにベッリーニ歌劇演奏上の最新の成果だと、痛感しています。具体的に言うと
　
　インターネットの名ブログ『オペラ御殿』で“棟梁”が最近述べられた、「ロッシーニ、ドニゼッティましてヴェルディのドラマティシズム延長上で演奏するのではなく、ベッリーニ音楽独自のドラマ性を表現する」最上の表現がここに実現したんだ、という感動です。
　
　一般には通俗的な音楽（歌劇）と軽んじられている、ベッリーニのベルカント歌劇。
　ヴェルディの強烈（アクの強い？）ドラマ音楽ではなく、もっとフクヨカな軽味と透明感に包まれた優雅な歌劇・・・
　
　この演奏で、その天才ベッリーニの霊感に満ちた親しみ深い音楽、次々とつむぎ出されてくるメロディーの魅惑を堪能できます・・・

　聴いていて、どの瞬間も耳に心地よい爽やかさ親しみ易さ、はヴェルディやロッシーニには無いものです。

　その第一の功労者は指揮者ファビオ・ルイージでしょう。
知性と感性の絶妙なバランス感覚の指揮から、つむぎ出される新鮮なベッリーニ音楽。押し付けがましさが全くない、身に沁みるこの美しさ。
　
　言うまでもなく今が最も旬の女声２人はすばらしいですが、準主役であるカレヤのノーブルな表現もベッリーニ歌唱上からは充分だと感じます。
（前述したように、ヴェルディ的テノール歌唱ではない、べルカント歌劇の歌唱というところで聴いてみてほしい。この声、表現でマントバ公爵やアルフレードを歌ったのなら私もブーイングが出ると思いますが）

　ウィーン響の優美なバックアップも優秀な録音も文句無く良いです。

ムーティ指揮盤やルーデル盤R・アバド盤のどれにしようか？とお悩みなら、絶対、当盤にすべきだと確信します！！！


　
　

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　2011/09/22

最近大好きになったデヴィーアの美しい正統的ベルカント歌唱とこの時29歳伸び盛りのテノールだったアラーニャに惹かれて、はじめて購入しました。買って大正解！！おもしろオカシク聴かせる滑稽オペラではなく“明るく愉しくはあるが優しく感傷的な田園叙情劇”としてドニゼッティはつくったんだな、とこの演奏ではじめて感得しました。
　指揮者＆管弦楽団が音楽的にいい雰囲気をかもしだしていて、重要な脇役のバリトン歌手とバッソ・ブッフォ歌手も趣味の良いコミカルさで嫌味のない演唱。
　40年来、様々な盤を聴いてはガッカリし続けて、やっとこの傑作曲の自分的決定盤を見つけられました。しかも。この価格で！

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　2009/04/24

レインボーさんへ・・ 新しく参加されてとても嬉しく、その簡潔にして要を得たレヴューは（購入する際の）非常な参考になります。 オペレッタに魅せられてまだ数年なのですが、この珍しい曲の演奏はじめミレッカー（哀れなヨナターン）アーン（シブレット）等々、このたび待ちに待った（！！）再販予定のオペレッタ全曲盤の数々も、もしお聴きになられたのなら、ぜひ、レヴューをお願いします！

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　2009/04/24

レインボーさんへ・・

新しく参加されてとても嬉しく、その簡潔にして要を得たレヴューは（購入する際の）非常な参考になります。

オペレッタに魅せられてまだ数年なのですが、このガーディナーの演奏はじめミレッカー（哀れなヨナターン）アーン（シブレット）等々、このたび待ちに待った！！！再販される予定のオペレッタ全曲盤の数々も、もしお聴きになられたのなら、ぜひ、レヴューをお願いしますね！