3人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2014/01/16

全体的に、弦楽器の強烈なビブラートと金管楽器のクレッシェンドが、録音の古さを感じさせない、広がりのあるサウンドを作り出していると思います。また、山場での指揮者のキレのあるタメがかっちりハマり、心地よいアクセントになっています。２番の３楽章から４楽章への移行は鳥肌が立ちました。４番、あまり好きでもない曲でしたが、これを聞いて印象がガラリと変わりました。７番、ラストのやりすぎとすら感じさせるくどいタメが、いいです。

8人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2014/01/16

録音良好、音のキレも抜群で、非常にいいです。１番、２番、６番、交響詩『エン・サガ』が特に良かったです。この値段でＣＤ７枚組、小作品も盛りだくさんとは、これは買わない手はないと思います。

2人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2011/01/16

全体的にアップテンポだが、世界トップレベルのオケによる苦しさを感じさせない、重厚な横綱相撲的演奏。1、2、3、5、6番が良い。2、5、6番はマイベストである。特に5番5楽章の狂気っぷりは、他の追随を許さないと思う。1番はスケールがデカく良い演奏だが、金管のはじけっぷりでいうとどうしてもテンシュテット／シカゴ響と比べてしまう。しかし名演であることには変わりがない。アップテンポ・軽快でだれない演奏ということもあり、マーラー入門者には是非オススメしたい1枚。

3人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2010/10/13

まず，この暗いマーラーは何だろうと思いました．ものすごい疾走感だけど，決して晴れることのない，しかし引きずり込まれていくような演奏です．巨人は大好きで様々なものを聞きましたが，4楽章374小説目のLuftpauseで抜群に身震いしたのはこの1枚です．

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2009/10/18

これはものすごい演奏です！個人の奏者の出来はミスも目立ちイマイチですが，それを感じさせない膨大なパワーがあります。さすがストコフスキー。４楽章のクライマックスはまさに船の難破の大スペクタクル。ここまでトロンボーンを解き放っている演奏を他に知りません。ゲルギエフ／マリインスキー劇場管弦楽団，ライナー／シカゴ響に並ぶ，お気に入りの演奏です。

0人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2009/10/18

　１，４楽章はテンポがゆれまくりで，４楽章は怒涛の勢いの演奏です。さすがストコフスキー，聴き手を楽しませるという意味でエンターテイメント性は非常に高い演奏だと思います。１楽章の，トランペットのメロディに入る前が，ここまで狂っているのは初めて聴きました。

　ただ，テンポをゆらしまくっているため，所々縦が明らかにずれているところがあり，残念。逸脱性の高い演奏なので，ショス５を初めて聴くという人にはオススメできないです。

1人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2009/10/15

全体的に雰囲気満点で大好きな演奏。４楽章の冒頭からAllegroに入る直前の，ティンパニーのクレッシェンドには身震いします。

2人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2009/10/14

マイベストのチャイ５。ここまでたっぷり壮大に聞かせる４楽章は抜群です。全体的な雰囲気としてはゲルギエフ／ウィーン・フィルが好きですが，聞き終わった後の満足感はほかのどのＣＤもかないません。チャイ５が初めてという人にはぜひこれから始めることをお勧めしたいです。

3人の方が、このレビューに｢共感｣しています。
　2009/10/14

マラ１はいろいろ聴きましたが，これを超える演奏に未だ出会えません。すばらしい！ワルター・コロンビア響をしのぐ名演だと思います。特に圧巻は４楽章です。世界トップレベルのブラスセクションが大爆発します。録音も非常に良く，熱演後の拍手喝采とブラボーも重なり，初めて聴いた時は身震いしました。ＣＤでここまで臨場感を味わえるものはなかなかないと思います。