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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/21
3曲とも名演だと思います。独特のデモーニッシュな音色が、ベートーヴェンの音楽にぴったり合っており、精神的な深さがあると思います。中では「月光」第3楽章が特に印象に残りました。間を切り詰めて前へ前へと進む演奏ですが、ベートーヴェンの苦悩や情熱が音の1つ1つに感じられ、密度の濃さが速いテンポになって現れています。
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ブルックナーの第7番の中では一番の名演奏だと思います。ヨッフムがここまで情熱的でスケールの大きい演奏をしているとは考えてもみませんでした。EMIのスタジオ録音からは想像もつかない世界があります。ライヴ演奏の雰囲気もあいまって、壮絶なフォルテが続出し、なだらかな第7番が熱い音楽に変わっています。ただし、第3楽章でテンポがぐっと落ちるところは、これがヨッフムらしさかもしれませんが、馴染めませんでした。
名演の数多い第4番でも、その中からどれか1枚だけ選ぶとすれば、迷うことなくこのCD・ムラヴィンスキーの東京ライヴを選びます。淡々と流しているようで、色々なニュアンスが演奏のあちこちに隠されています。また、第三楽章とフィナーレでは、このテンポの速さにかかわらず、演奏の縦の線がピッタリ合っているのが聴きものです。ムラヴィンスキーの第4番の演奏は他にもあり、ソ連国内でのライヴ録音の方が鮮明さでは上ですが、演奏会の臨場感やムラヴィンスキー独特の振幅の広さを聴き取れるのは、この東京のライヴではないかと思います。
このバルトークはスリルと迫力と超絶技巧が連続する名演中の名演です。1945年に亡くなったバルトークが、未来のヴァイオリニストのために書いた曲だったのかという気がするほどです。かすれそうなくらいのピアニッシモと凄まじいフォルティッシモの対比、どこまでもひきずられそうなグリッサンド、ゴリゴリするヴァイオリンの原始的な音色、聴きどころが満載です。
イタリア合奏団の録音したヴィヴァルディには名演が多く、ヴィヴァルディは「四季」だけではないことを知るきっかけになりました。『ラ・ストラヴァガンツァ』では、「ポジティブ・オルガン」の登場する第4番・第5番が特に印象に残ります。鮮明な弦楽器の録音に、柔らかいオルガンの音色がマッチし、他のヴィヴァルディにはない面白さがありました。
ピアノ協奏曲と交響曲のどちらも名演ですが、特に印象に残ったのはピアノ協奏曲第2番の方で、この曲のベストだと思います。 第一楽章のあのホルンの独奏がまず素晴らしく、奇跡的といってもいいくらいです。 ベロフのピアノは、とてもクールな印象を持っていました。しかし、このブラームスは最初から最後まで凄まじく、こんな一面があったのかと圧倒されます。ピアノのクリアで透徹した音が、ものすごい情熱を伴って飛び出してきます。表現の振幅が広く、時には火を噴くような大迫力のフォルティッシモまで現れます。 交響曲の方も、老巨匠ヨッフムの情熱が伝わってくる名演で、彼のブルックナーとはまた違う魅力がありました。
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