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菜摘 さんのレビュー一覧 

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     2013/10/28

    一番まとまりよく上手に唱っているのは、なんとジーリでした。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/29

    RCO創立125周年を目前に企画されたオケとして3度目のマーラー交響曲連続演奏会の記録が、BDでしかも廉価で楽しめることは夢のような現実です。個人的には5,10のほか、まとまりがよく聴きやすかった4、それと6番がお気に入りです。1番はCD化されている2006年8月(同年10月の定期演奏会ライブから一部編集されているようです)のヤンソンスとRCOライブのほうが格段に良かったので以下に一言。2006年ライブはサマーコンサートでしたが客席は9月のシーズンを待ちきれないアムステルダム現地っ子(のお年寄り)が多く観光客が目立たない珍しい光景でした。BDと異なる主な点は、1)弦の配置が1st Vnの対面にビオラのフル編成、2)第3楽章冒頭のコントラバス独奏のテーマが、2006年ライブでは、主席のソロ(BDはコントラバスTuttiで演奏)でしたが、天井桟敷(へボウ大ホールのフロントバルコン北寄り、あたりはホール通の最上席の1つです)で聴いていて見事にききとれました!!! これは名演です。ぜひCDも一聴を。それに比べるとBDの1番は凡庸でキレも盛り上がりも少なかった。連続演奏会の幕開けのプレッシャーでしょうか? ちなみにヘボウ大ホールでいくつかのオランダオケで異なる指揮者で1番を聴きましたが、どれも期待以上の名演熱演でマーラーに育てられたホールでの演奏・伝統はこのような形で現れるのかと感動して今日に至りますが、今回のはからふり? 2番はDVD既出、3番は来日して大阪のシンフォニーホールで聴いたシャイーとRCOのライブの方が感動が大きかったよう。BDでは弦の各メンバーの並びや表情、それと管は誰が吹いて誰がデイオフかわかってこれほど楽しいことはありません。リグレットはないですが、AVROのウェブサイトから映像で情報が得られます。メンゲルベルグ時代の1回目連続演奏の録音はないくても、1995年5月の第2回マーラー交響曲連続演奏会のCDをぜひ復活してほしいです。このときは、RCO, ウイーンフィル、ベルリンフィルの3大オケがヘボウ大ホールで交代で演奏し、指揮は当時シェフだったシャイー(1,8)に加えてハイティンク(2,3ともう1曲)が大車輪の活躍で三大オケ全てを指揮したのです。ムーティやアバドやサイモンラトルも1曲づつ振っていたと思います。RCOの音色が今風にシャイーの棒が明確に変わったのは、このチクルスがきっかけ、との複数のRCO古参弦楽器団員の証言もあるようです。オランダ人の「いま合わなくても次に合えばいいじゃないか」が「三大オケで後塵を拝して恥をかきたくない、プライド」が本気と個性を一気に出させた、一面もきっとあったのでしょう(笑)。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/29

    サヴァリッシュ追悼にふさわしく格調高い演奏です。8,9番はライブのせいか総合的な音質が他のセッション録音の曲に比べてやや聴きにくいとのご指摘もありますが、他の要因もありそうなので以下に記します。コンセルトヘボウ大ホールで当のサバリッシュ8,9番ライブを聴いたものとしての証言です。1)8番は1993年12月ライブではなく1992年12月ライブが正しい可能性があります。92年12月当日のプログラムは8番/休憩/9番でアンコールなし、だったのです。これならば8,9番の録音クオリティが類似していることに納得がゆきます。2)オケのメンバー(特にバイオリンパートなど)が普段の団員とは大幅に入れ替わっておりました(クリスマス休暇?)。ちなみに当日のコンサートマスターはヨハン・クラハトさんでした。彼は42年RCOに在籍し65歳で定年退職した副コンマスの名物男で、同じシーズンのネーデルランドオペラでは、アーノンクールのコシやフィガロのオケピットではRCOのいつもコンマスでしたが、ヘボウ大ホールの定期演奏会では、コンマスのリーバーマンまたはヤープ(ファン ツエーデン。敷活動をしている彼は、20代でRCOのコンマスだったのです)の隣が定位置でしたから、彼が大ホールでコンマスを務めたのを見たのはこれ1回きりです。3)9番のソロ、合唱ともに声量豊かで聴き疲れせず安定感と充実感にあふれたものでした。蛇足ながら、声質声量に加えて堂々たる体躯のマーガレットプライスさんは、パイプオルガンの脇からソリストの先頭を切ってさっそうと登場し圧倒的な名唱を披露し拍手喝采を浴びたのですが、コンセルトヘボウ名物のステージ中央右の階段をやや辛そうに這うように階段をほんの数段登っては戻ることを繰り返していたのが、20年たったいまも鮮明に記憶に残っています。全集のまとまりとしては、まちがいなく20世紀の名演の1つです。このころのRCOは、シャイーの1期目から2期目の冒頭にあたり、オケのアンサンブルや音色(特にアインザッツ)がハイティンクからシャイートーンに変わりつつある過渡期で、アーノンクールの様々な試みがオケに新鮮と受け止められていた時期です。ジュリーニやショルティも客演していました。このタイミングで指揮と音楽性の達人の全集が残されたことに感謝せずにはいられません。ちなみにオケは、8番でもフル編成でした。8,9番にややもたつき感があるのは桶メンバー構成のせいかも。ちなみにシェフのシャイーは、ブラームスやマーラーは振ったけれどベートーベンは定期では長く振らなかったんですね。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/30

    これまでのアンソロジーシリーズと比較して、現代曲を意図的に一層多く収録した第7集ですが、RCOの若手コンサートマスターであったケルをソリストに迎えたストラビンスキーのバイオリン協奏曲1曲をとっても、身内のソリストであることを差し引いても、世界の三大オケのうちでもオケのノリの素晴らしさが引き立ちます。このオケの音はシャイー時代のクリヤーで音の出の速いサウンドの集大成のライブのうちの絶好の例の1つなのでは。個性の強いエンジンのかかりがやや遅めのオケが演奏会前半のパフォーマンスながらエンジン全開です。この日のライブをコンセルトヘボウ大ホールの1階席で楽めて幸せでした。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/30

    1番の1楽章と2楽章の合間のオケのチュー二ングが誠に懐しく(LPと同じ)また興味深かった。個人的には2番のこの個性的で面白い演奏が好き。同じオケの歴代シェフ指揮者では、2楽章がどれも秀逸ですが特にハイティンクのが意外に素晴らしい。ターラやオーパス蔵やナクソスを含めて同じ録音を多数持ってますがこの録音はおすすめ。3番はたぶんこの曲最高の名演奏の1つ。他にこのような音出しはないです。4番はテレフンケンの盤のころからの名盤ですが、このCDの音はきっちり聞こえて良心的。買いです。

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