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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/01
バッハと言うと管弦楽組曲やブランデンブルク協奏曲のような管弦楽曲、ヴァイオリンやチェンバロの協奏曲、平均律クラヴィア曲集やパルティータなどの器楽曲が良く聴かれ、何曲かの「受難曲」やカンタータ等の声楽入りの曲や声楽曲は比較的地味な存在と感じる人も多いかもしれません。 知識として「バッハの音楽は宗教音楽が中心」と言われるのも知ってはいましたが、全集を一挙に聴こうと思い立ち毎日少しずつ聴いていくときに延々と続く声楽関係の宗教音楽を聴いていくと、まさにそのことが実感されます。 「カンタータ何番の何曲目が名曲」とかいうことでなく、どれが特にというのではなく、清らかな音の調べに身を任せていくことが心地よいのです。こういうのは全集ならではの発見ですね。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/01
アバドはその前の世代の巨匠たちに比べて小粒だろうというとんでもない偏見でこれまでアバドを積極的に聴いてこなかったのですが、全くの間違いでした。 アバドによる曲の解釈、ベルリンフィルの手練れによる演奏はどれも納得のいくもので、録音の良さと相俟ってアバドの前世代の巨匠たちの盤と比べて全く劣るところがないしむしろ第一の選択肢となる立派なものでした。それがこの価格、良い時代です。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/03/01
「ワルツ」をキーワードにオーケストラ曲も器楽曲も集めてあります。 とかくワルツ集と言うとウィンナワルツ、就中ヨハン・シュトラウスだけとかショパンのワルツ集とかだけのものをより「本格的」なものとして集めがちで、コレクションに「あの名曲がない」となりがちですが、この選集はその隙間を埋めるものです。 スケーターズ・ワルツ、金と銀、『コッペリア』よりワルツ、メリー・ウィドウ・ワルツ、波を越えて、ブラームスの子守歌、サティのジュ・トゥ・ヴ。ウェーバーの舞踏への勧誘、等々、「本格的」なクラシックのレパートリーからは漏れがちな「初心者用」クラシックの名曲も沢山入っています。もちろん、演奏、録音とも文句なしです。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/02/24
録音は良い、演奏も一流演奏家のものがメインで良し。 おまけに価格も驚異の安さ。 特にスティーヴン・コワセヴィチのピアノソナタ全集は今まで注目してこなかったものですが、響きの美しさと解釈の妥当性が心に残ります。 さらには普段、あまり聞くことのないヴァイオリン協奏曲ニ長調のピアノ版が入っていたり、珍しく歌曲も入っていたり、なかなか楽しい全集です。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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