トップ > 中古(販売・買取)CD / DVD / アナログレコード / 本 / ゲーム > 中古 > チャイコフスキー(1840-1893) > 【中古:盤質A】 交響曲第6番『悲愴』 テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ

チャイコフスキー(1840-1893)

Blu-spec CD 2 【中古:盤質A】 交響曲第6番『悲愴』 テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ

【中古:盤質A】 交響曲第6番『悲愴』 テオドール・クルレンツィス&ムジカエテルナ

商品ユーザレビュー

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:25件中1件から15件まで表示

  • ★★☆☆☆ 

    すーさん  |  新潟県  |  不明  |  2018年01月23日

    みなさん絶賛されてるが一度冷静になってこれまでの愛聴盤を聴き込んで比べて見る事をお奨めする。 私も一聴して揺さぶられた口だが、愛聴してきたマゼール クリーブランドに戻ったら、マゼールとオケに心底圧倒された。 音楽の全てで次元が違うのである。 プロとアマチュアの差とも言うべきか? 確かに何かが生まれたような熱さは感じる。 しかし、私がこの悲愴に戻ることは無い。

    16人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★☆☆☆ 

    missy  |  千葉県  |  不明  |  2017年12月17日

    以下、クルレンツィス&ムジカ・エテルナのほかの盤については未聴なので、このコンビの録音すべてに言えることなのかはわからない。本盤については、様々な発見がありハッとさせられる箇所があるのは確かなのだが、ダイナミクスの調整、多くの切り貼りなどかなりの編集が施されているように思う。もちろん、CDは録音芸術であり、それで何が悪いという向きもある。ただ、理想の「演奏」というよりは「音響」を目指したように聴こえ、自然な流れが感じられないところがあるのは気になる。練度の高い弦の音色も編集で作られているのでは、と邪推してしまう。興味本位で1度手に取ってみたが、再聴はしないと思う。ライヴ録音のようなドライブ感や興奮を求める方には向かないかもしれない。2018年の来日に足を運び、実演で真価を確かめてみるのは面白そうだ。

    16人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★☆☆☆☆ 

    エブリサンデ  |  東京都  |  不明  |  2018年06月26日

    徹底して効果を狙いの外面的で実に空疎な内容の乏しい演奏。 これでレコードアカデミー大賞とは、おかしいのではないか?

    15人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2017年12月26日

    修正版CDが届きました。なるほどコントラバス伴奏の入りが0.5秒ほど欠けていましたね。しかし、ファゴットの主旋律が欠けているわけではないので、このミスに気づくのはなかなか至難かと。さて、肝心の演奏だが、やはり大した業師との印象を再確認した。HIP(ピリオド)様式による『悲愴』の録音は既にあったが、これはもはやHIPでは全くないでしょう。弦はノン・ヴィブラートからヴィブラートたっぷりまで自由自在、編成も16/14/12/14/9と非常に大きい(低弦が厚いのはロシアの伝統でもあるようだ)。対向配置も、終楽章第1楽章など両ヴァイオリンが合わさって一つの旋律を作るという作曲者の凝った書法を生かすために(常にではないが)既に行われてきている。管楽器も「増管」して3管編成。第1楽章展開部直前のppppppもバス・クラリネットだし、モーツァルトでも必要とあらば譜面に手を入れていたクルレンツィス、オーセンティックでなければならぬというこだわりは皆無だ。 しかし極端な強弱の対比を軸にした細部への徹底的なこだわり、第1楽章展開部などでのめざましい弦楽器群の表出力は、いつもながらお見事。オケをベルリンまで連れてきて、この一曲のために一週間、スタジオに缶詰めにするなんて、毎週の定期演奏会演目を2〜3日のリハーサルで仕上げねばならぬメジャー・オーケストラには出来るはずもない芸当だ。第3楽章では金管を抑え、すなわち華やかさを抑えて(録音の方でもそのようにバランス調整しているようだが)、終楽章とのコントラストよりは同質性を狙うなど、方法論が徹底している。終楽章最後の第2主題再現、普通は「鎮静・浄化」を感じさせるところで、こんなに痛烈な表現を持ち込むなんて、やはり聴かせどころを外さないな。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2017年11月06日

    驚愕の演奏である。クルレンツィスは「悲愴」のスコアからテンポ、アクセント、アンサンブル・バランス等を徹底的に見直し、再構成している。あらゆる場面から聴きなれないパッセージが飛び出す。通俗名曲といってもいい「悲愴」にこれほどの可能性がまだ残っていたのかと誰もが驚くのではないか。私自身いったい何枚の「悲愴」のCDを持っているのかわからないが、クルレンツィスの演奏はそのどれとも全く似ていないと断言できる。しかも、音楽はとてつもなくエモーショナルなのだ。第1楽章展開部の入りは衝撃を受けるし、終楽章末尾ののたうち回るような表現も強烈だ。大した才能だというしかない。クルレンツィスのチャイコフスキーといえばコパチンスカヤの単にロマ風に悪乗りしただけのコンチェルトがあったが(あれを褒めた評論家は10年後も評価を変えずにいられるのか)、まさに雲泥の差である。ダイナミックレンジも広大だが、それを納め切った録音も絶賛したい。待った甲斐があった。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2018年05月01日

    暗闇で何かがうごめいているような冒頭の低弦は実に音がくっきりしていて雄弁と言えば雄弁なのだが、シンセサイザーみたいだという気もする。立ち上がりの良さはガット弦風と言えばそうだが、こんなに隈取り濃く出来るものだろうか?大暴風調の表現で、ちょっとロックスター(ミック・ジャガー?)みたいなクルレンツィスのカリスマ性も含めて、痺れる人が多いのは分るが、ライブで確かめてみないとなぁという気はする。シャブ中の悲愴、とかいったら怒る人がいそうですね。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★☆☆☆☆ 

    slave  |  東京都  |  不明  |  2018年03月12日

    私はHMVで、この指揮者のダ・ポンテ3部作と、チャイコフスキーの6番を購入した。いずれも、聴こうとするが、聴き通せない。演奏が私には、時代楽器風、強弱を誇張する、緩急を誇張するだけのものに聞こえる。音楽がデジタルな感じがして、生きているものに感じられない。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    ぽいぽす  |  神奈川県  |  不明  |  2021年03月21日

    個人的には過剰で俗悪という印象だった。 俗悪なんて言葉はあまりにも狭量な、嫌な言葉だと思うのですが、ある意味チャイコフスキーに誰もがずっと望んでいたような、濃厚で激しく、甘い部分は思いっきり甘ったるくそれでいて非常にきめ細やく練られたフレーズを聴かせてくれるという演奏なのだが、実際聴いてみると食傷してしまうというか、何か自分が今まで聴きたいと思い描いていた演奏の浅はかさを思い知らされるというか。クルレンツィスのベートーヴェン5番なども同じ印象でしたが、なんだか共感性羞恥のようなものを感じてしまいます。素晴らしい演奏だと聴き進めるうちに、それがクラシックというよりもなんだか安っぽい昔のハリウッド音楽のような盛り上げ方や、やたら深刻だったり甘ったるいセンチメンタルさに気づいて、なんで今更こんな演奏でうっとりしていたのだろうとなんだか冷めてしまう。 聴きどころをしっかりと押さえてかなり丁寧に演奏されてはいますが昔のロシアのマイクでも使って録音したのかなと思ってしまうほどのザラザラ、スカスカした録音悪さもあるが、特別美しくはない楽団の音もあり、なんだか安っぽい演奏に聴こえてしまう。昔のロシア楽団風の軍隊的な厳しい雰囲気もあって聴いていて楽しいとも感じない。素晴らしい演奏だが一度聴けばもういいかなという演奏。 なんだか酷評になっていますが、初めて悲愴を聴く人がこれが一番新しくて評判が良いからという理由で聴くのはおすすめできる。確かに感動的で細やかによく練られた演奏で文句のつけようがないと思う。私も初めて悲愴を聴くならこういう演奏で聴きたかったかもしれない。ただ、私としてはいろんな演奏を聴いた上でこういう演奏を今になって最高だというのはちょっと抵抗があるかなと感じます。チャイコフスキーにはこう言った解釈で表現できる以上の特別なセンチメンタルさがあり、この演奏からはそう言ったものが感じられない。 クルレンツィスはショスタコヴィッチが素晴らしいですね。そちらは彼の芸風によく合っていると思います。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    せごびあ  |  愛知県  |  不明  |  2018年03月11日

    これまで考えてきた悲愴を全く別の角度から見た演奏といえましょう。一石を投じるという意味では大変意義深いものです。しかしその感覚を生理的に受け入れられるかどうかはおおいに意見の分かれるところでしょうし、聞き手の音楽的な感性の幅や器を試される挑戦的なものであるといえましょう。私はこれもありと感じましたが、何度も繰り返し聞く類のものではないでしょう。一期一会の思いで心して聴かれることをおすすめします。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★☆☆ 

    ロールパン  |  広島県  |  不明  |  2019年07月01日

    好みが分かれそう…好みではないです。いちいちフレーズの繰り返しの音量を変えたり前触れなく急に音を大きくしたり…これは不自然かつ恣意的。あと、1楽章展開部の最後とか、なんとロマンティック なこと(皮肉)。どこにこんなにもゆっくり演奏するという指定があるのでしょうかね。スコアを見る限り、チャイコフスキーはもう少し偏見を持たずに普通に演奏すべきだと思うんですよ。理系文系で言うなら、スコアから読み取れる楽章間の綿密に組み立てられた関連性を見る限り、このお方は理系だと思うんですが、文系演奏があまりに多い。どうしてこうもチャイコフスキーは濃ゆく演奏されてしまうんでしょうねー…4楽章の最後とか、ひっそりと裏でコントラバスの心臓の鼓動が静かに動くのがまさに死を表現した一流の隠し味って感じで素晴らしいのに、この演奏走ったあとみたいに心臓バックバクで笑ってしまいました。そうそう、楽譜通りって言う人いますけど、かなり楽譜いじってますよこの演奏。 なんだかんだ言っても徹底した表現で説得力は感じるので、今まで述べたことはあくまで好みと言われればそれまでかもしれませんが、ダイナミックレンジが広すぎる録音はさすがにいただけません。あと弦の刻みの際になるガチャガチャがフォルテシモでも聞こえる所とか違和感満点。録音芸術として尊重し、生演奏と同じように聞こえることが良いとは言わないにしても、この録音はいじり過ぎではないですかね。生演奏もこんな感じならオケの技術があまりに高すぎてビックリ仰天ですけど。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2017年11月30日

    演奏はみなさんの書いておられる通り、本当に素晴らしい。劇的、ときに恣意的ですらありながらシャープで研ぎ澄まされており、それでいて音楽の恰幅は十分にあって神経質ではない。名演、少なくとも個性的秀演に数えられるべき演奏。ただ、輸入盤CDに限り、不具合が発生しています(第1楽章冒頭音欠け+ノイズ)。既にソニー側で交換が始まっていますので、詳しくは「ソニーミュージック クルレンツィス」でネット検索してみてください。それにしても、ネット上で輸入盤CDを聴いてのレビューが溢れているけれど、この程度のことに気付かないのでしょうか? 「悲愴」のあの冒頭部ですよ? 個人のレビューなんて本当にあてにならないな、と思いつつ個人のレビューを投稿する私。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    てつ  |  東京都  |  不明  |  2017年11月26日

    悪魔か天才か、ではなく間違いなく天才だ。春の祭典も素晴らしかったが、この悲愴は本当に凄い。小生は細部に拘り、各声部をしっかり聴かせる演奏が好きだが、クルレンティスは拘りという狭い範疇ではなく、音楽として全てを表現し切っている。各楽章に聞きどころは多いが、とにかく第4楽章のコーダを聞いて欲しい。こういう音楽は誰もなし得なかった。スコアを見たら、確かにその通りだった。なのに誰もやっていない。チャイコフスキーは死ではなく、生きることの辛さを表現したかったのだろうと思えた。この演奏は聞いている時は新たな発見を、聴き終わってからは曲自体の存在感を聞き手に意識させる稀有な演奏だと私は思った。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    Seiru  |  千葉県  |  不明  |  2017年11月17日

    待ちに待ったハイレゾ配信にて購入。これはドン引きするくらい凄い……。この曲における今世紀最大の名盤と断ずるに躊躇なし。対抗配置による曲の本来の魅力そのものを引き出しているのは勿論、「これの何処が客観的演奏なんだ」と思うような、しかし音楽効果上聴き栄えもするし納得のする非常に主観的な表現まですべてが盛り沢山。デュナーミクは極限まで拡大され、音の一つ一つ全てに有機的にそれとアーティキュレーションを徹底的に施し、しかもアンサンブルは完璧で乱れない。第三楽章で顕著ですが決然とした主旋律の裏で弦の対旋律が左右にのたうち回る!!悲愴はチャイコフスキーの中でもオーケストレーションが独特で、他の曲と同じように演奏するとスカスカになってしまう事例までありますが、ここまですべての音を鳴らしきりつつも悲愴らしさを失わない録音は今までなかったと思います。諸氏がおっしゃる通りマルケヴィチよりも「凄く」、ムラヴィンスキーよりも「有機的」。CDはディザリングされてそれ自体でもやはり高音質だとは思いますが、ハイレゾですら24bitのダイナミックレンジを極限まで用いている感じがあり(第一楽章音量注意!)、別サイトレビューにもやはり音が違うというレビューが載っているので、これは是非LPでお茶を濁さずSACDで再発するべきです。それだけの価値がないわけがありません。近年ソニーは復刻企画ではすでにSACDを度々リリースしているのですから。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    Waree Nanisitonnenn  |  富山県  |  不明  |  2017年11月12日

    やりすぎですう(笑) 刺激度はマルケビッチ並です。保証します。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2017年11月11日

    これを「恣意的」と呼ぶのだろうか。聴きながらそんなことを考えました。いや、違う。恣意的という言葉は、オリジナルの音楽が求めている方向と異なる方向を再現者・演奏家が勝手に取り始めたときに使う言葉で、この演奏には、それは全くあてはまらない。 いままで聴いてきた「悲愴」の演奏とは一線を画し、たった今出来上がったばかりの初めて耳にする曲であるかのように響く、この斬新な演奏。 一聴して恣意的とすら受け止められないほど、最大限に拡大されたダイナミック・レンジ。同じく最大限に拡大された緩急のつけ方も、過激という形容すらあてはまりそうです。 しかし「恣意的」という感じではないのです。これこそ作曲者の求めたこの曲の姿ではないか、とすら感じます。つまり、ここで再現者・演奏家は、その表現においては、作曲者の忠実なしもべとして誠実にその意図を再現する務めを果たし、その結果として、この空前絶後の名演が生まれたのでは。第一楽章が終わったばかりで、完全にノックアウトされてしまいました。あのショスタコ14番の、あのダ・ポンテ3部作のクルレンツィス先生ですから、期待はしていました。でもそれを上回る出来です。 いまどき「悲愴」を聴いてこんなに衝撃を受けるとは・・・個人のランクではマルケヴィッチ大先生のベルリン、ロンドン両名盤をしのぐ「悲愴」の出現です!

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:25件中1件から15件まで表示