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チャイコフスキー(1840-1893)

CD 交響曲第4番、第5番、第6番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(3CD)

交響曲第4番、第5番、第6番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(3CD)

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検索結果:87件中16件から30件まで表示

  • ★★★★★ 

    うるさい中学生  |  山形県  |  不明  |  2010年07月25日

    僕は4番が最も素晴らしいと思います。1楽章があのテンポで全く乱れずに進んでいくのには驚きました。冒頭の強靱なホルン、トランペットには圧倒されます。第1主題の弦の微妙な揺らし方。この細かな強弱表現の繊細さに感動しました。ムラヴィンスキーは充分に歌わせています。そして、レニングラードPOはファゴットが本当に上手い!オーボエも上手い!でも、忠上手いだけではない!音に表情があるのです。そこが、例えばカラヤン・BPO盤と決定的に違うところでしょう。(カラヤンファンの皆さんごめんなさい)ただし、これはチャイコフスキーを初めて聴く方にはお勧めしません(笑)。

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  • ★★★★★ 

    音楽連合  |  山口県  |  不明  |  2010年07月24日

    私が聴いた後期交響曲の中でも最高峰なのがズバリこれ。録音は1960年にロンドンとウィーンで行われており、今年で50年を迎えたが、未だに古さを感じないのが素晴らしい。ムラヴィンにとってもレンフィルにとっても名前を世に知らしめた名盤だと思います。第4での冒頭からホルンが奏でるファンファーレ「運命の動機」から緊迫感がジワジワと迫って来るのをはじめ、フィナーレでは破竹の勢いで進む速いテンポと全楽器がピタリと鳴りやむオケの高精度、悲愴では重々しい終焉、どこを聴いてもムラヴィンのチャイコは特別な存在だと感じます。更に、音質もオリジナルリマスター採用で新たな感動を持って聴くことができます。ただ、2CDのためなのか5番が分割されているのが気になって仕方がないが、これもユニバーサルミュージックにとって止むを得ない判断であろう。私は56年盤(4番のみザンデルリンクが演奏)も持っているが、これから聴く方に薦めたいならこれが一番。できるなら3CDでもう1度発売してくれたらありがたいなと感じます。

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  • ★★★★☆ 

    ぼん  |  神奈川県  |  不明  |  2010年05月14日

    いろいろと制約のあったセッションの為か、指揮者が気持ち的にやや寸止め状態になっていたり、録音も今となっては少々古さを感じたり、5番がしかたないとはいえCDまたいで真っ二つに切られていたりと、いろいろ文句は数あるものの、やはりこれらはこの曲のひとつの理想といえる演奏だ。全盛期のレニングラードフィルの響きも、当時の西側のオケとはまたちがった意味でとても素晴らしい。そういえばこの録音から数年後、グラモフォンがムラヴィンスキーに最終的な許可も得ずに、ムラヴィンスキーによるチャイコフスキー交響曲全集を企画していることを一部紙上で発表してしまったことがあった。今この演奏をあらためて聴くとムラヴィンスキーでは当然無理ではあっただろうが、せめてAヤンソンスかもしくは他の指揮者に最初の三曲を録音してもらい、せめて全盛期のレニングラードフィルによる全集を完成させてほしかった。

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  • ★★★★★ 

    ムラヴィン大好き  |  東京都  |  不明  |  2010年05月05日

    なんで自分は最初にこの曲をこの演奏で聴いてしまったんだ!!!!(涙)

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月28日

    録音から50年経った現在においても、チャイコフスキーの後期三大交響曲集のトップの座に君臨する歴史的な超名演だ。いずれの曲も約40分弱という、史上最速の疾風の如き快速テンポで演奏されており、その装いもいわゆる即物的で純音楽的なアプローチで一環している。ここには、陳腐なロマンティシズムなど薬にしたくもなく、高踏的で至高・至純の芸術性を決して損なうことがない。それでいて、素っ気なさは皆無であり、どこをとってもロシア音楽特有の情感に満ち溢れているのだから、これは驚異的な至芸と言わざるを得ないだろう。木管楽器や金管楽器の吹奏は、あたかも音符がおしゃべりをするような雄弁さであり、ロシアの悠久の大地を思わせるような、重量感溢れる低弦の厚みも強靭なド迫力だ。加えて、アンサンブルの驚異的な揃い方は、ムラヴィンスキーの圧倒的な統率力の賜物であり、第4の終楽章や第6の第3楽章の弦楽器の鉄壁な揃い方はとても人間業とは思えない凄まじさだ。これだけの超名演だけに、初CD化以降、これまで幾度となくリマスタリングが繰り返されてきた。一昨年にはSHM−CD化され、更に、昨年にはルビジウム・カッティング盤が発売され、その両盤がCDとしては甲乙付け難い音質であると考えてきたものの、かつてLPで聴いた音質には及ばないような気がしていた。ところが、先日、ESOTERICからSACD盤が発売され、ついに長年の渇きが癒された。これこそ究極の高音質CDであり、全盛期のムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの鉄壁のアンサンブルを心行くまで満喫することができる。正に、歴史的遺産とも言うべき究極のCDと高く評価したい。

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  • ★★☆☆☆ 

    よっっっふむ!  |  東京都  |  不明  |  2009年11月28日

    今までに聴いたCDの中で、評論家の評価や世評と、実際に聴いた感想との間で最もギャップのあったCDがこれ。 もし先入観なく聴いていたら三ツ星ぐらいの演奏かもしれないが、事前の期待感の大きさからの落胆が大きかったので二つ星までしかあげられない。 この汚い金管と、色彩感の乏しい(といかほぼモノクロ一色)の単調な表現の演奏が何故ここまで持ち上げられるのか? 弦のアンサンブルの見事さと緊張感だけは長所だと思うが。。。

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  • ★★★★☆ 

    みるく先生  |  埼玉県  |  不明  |  2009年11月25日

     このCDをお勧めできない方。それは、とにかくロシア的なチャイコフスキーを聴きたい方、ロマンに浸りたい方。ロシア的なら、むしろロジェストヴェンスキーやスヴェトラーノフの方がいいかもしれません(爆演だけがお薦めする理由ではありません)。特にロジェストヴェンスキーは、10代の頃に聴き込んだ思い出もある訳ですが(笑)  逆にお勧めできる方は、とにかくソリッドでスリリングな演奏に浸りたい方。繊細な部分、歌心ももちろんありますが、それらがこのCDの魅力の第一義だとは思いません。かなり気に入りましたが星4つということで。  ちなみに、今現在の私のベスト盤は、フリッチャイ・ベルリン放送響の CDです。

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  • ★★★★★ 

    愛され続けて間もなく50年目  |  山口県  |  不明  |  2009年10月31日

    もはや聴き飽きないくらいの歴史的名曲であると、実感致しました。3曲とも、1960年と録音は古いものの全楽器が終始集中力を切らさない迫力ある音色には戦慄さを覚えます。私がこの曲に初めて出会ったのが高校2年の春だから、この曲を聴いているとあっという間に時間が流れていると感じています。さてこれまでに3枚組と海賊盤で聴いてまいりましたが、特に第4、5のフィナーレと、第6の第3楽章は気に入りました。緩やかなテンポで始まるかと思いきや、ムラヴィン特有の怒涛の籠った勢いただただ圧倒されるだけでした。56年盤(第5、6)をはじめ、83年盤も聴き比べましたが、後期交響曲集の元祖といえばやはりこれ以外にありませんので太鼓判を推します。それにしても、OIBP+ルビシウム・カッティングを用いた高度な録音作業はかなりの時間や技術力を要したなと感じました。開発社のDGにも、感動を届けてくれてありがとうと感謝をしてあげたいと思います。というわけでこれから聴く人も、まずは是非これを聴いてみて下さい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2009年10月09日

    もう今更申し上げる必要のないくらいの名盤です。LP時代からCDへ何回も何種類もフォーマットも改善を重ねながらの登場でした。LP,CD両方とも聴いていますが「悲愴」の緊迫感と叩きつけるような冷徹な演奏に正しく固唾を呑んだものです。他の二曲も同様で1960年録音を感じさせない音質を維持しています。「悲愴」に関して言うと比較盤での1982年ライブ盤とは各楽章演奏時間は殆ど差がないこともムラビンスキーのオーケストラに対する専制的支配の厳しさをも感じました。「最高」です。ただこのHMVレビュー欄書き込みで「持っている」「持っていない」のチェツクが入りますが私の様に同演奏で別盤CDを聴いている場合いつもそのチェツクに迷い私は当該盤そのものズバリを持っている場合のみ「持っている」にチェックしますがそれで良いのかなぁとも思っている事を今回このカタログ欄を借りてメモさせていただきました。

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  • ★★★★★ 

    森林浴  |  京都府  |  不明  |  2009年09月30日

    4,5,6番の東の横綱はこれ。西の横綱はマルケヴィッチ=LSO。今のところこれで満腹、たぶんこれからも。

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  • ★★★★★ 

    the_who  |  東京都  |  不明  |  2009年07月22日

    まさに時代が生んだ名盤。ムラヴィンスキーは専制君主的完璧主義者でした。そして当時のソ連(現ロシア)は国家の威信をかけてオーケストラの団員達に手厚く金銭的にも擁護していました。現ロシアのオーケストラ、バレエ等芸術の集落はソ連の崩壊とともに起こりました。(それはコンクールにまでおよびました。チャイコフスキーコンクールすら、もはや威信を失いつつあります。)優秀なひとは国外にその活躍の場を求めて流失したからです。現在の指揮者はもう専制君主的振る舞いをすれば団員からボイコットされてしまい、オーケストラの団員は指揮者そのひとに人間的魅力、音楽性をしめすひとには本気を出しはすれども、おおかたの指揮者は団員の顔色をうかがいつつなんとか自分の音楽性と楽団の出せる音との妥協の産物となりました。かっての古いはずの音源が聴いて面白いのはまさに専制君主的であったか(トスカニーニ等)人間的魅力、音楽性が素晴らしかったか(クナッパーツブッシュ等)でありそれとともに、彼等はスコアーから音楽を各自の個性で引き出していたのに対し現在の指揮者の多くは幼少時代からレコードで各作品を聴いてきたため意図的ではなくともどこかにかって聴いたレコードの影響を受けてしまっていることがあげられるでしょう。カラヤンが偉大なのは彼こそレコードを聴いて育った世代の始まりながら(ベートーベンのレコーディングの際、楽団員にトスカニーニのレコードを聴かせた話は有名。)彼は探究心を自分に求め続けた結果(カラヤン嫌いのひとにはどの曲を聴いてもカラヤンの音で作曲者の個性が出ていないとまでいわしめたほど)まさにカラヤンそのひとのオーケストラの音を作り上げミニ・カラヤンの排出が横行するようになりました・・・さて、ムラヴィンスキーが専制君主的完璧主義者であることはオーケストラの団員にすればありがたいことではなかったこもしれませんが、こうして今でも人々に聴かれ続ける名盤を残したことは今では誇りでもありましょう。

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  • ★★★★★ 

    生で聴かなければ  |  大阪府  |  不明  |  2009年07月17日

    決定的な名盤とはまさにこの演奏でしょう。 この録音を総合的に上回る演奏は、未だに出て来ていないのが 現状ではないでしょうか? 逆にこの演奏を上回る演奏というものが想像出来ません。 ムラヴィンスキー&レニングラードフィルの名声は この録音だけで永遠のものになったといっても 過言ではないでしょう。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2009年06月24日

    音楽録音の「世界遺産」があるとすれば、おそらくその第1次選定の一つに挙げられるだろう、まさに神が人類与えた奇蹟だ。まあ3作品が並んでいるので、4番以外のどちらが「最高か」という論議を別にすれば、すべての最高が揃ってしまった。おそらくこのセットがなければ、チャイコの扱いも、まあ若干低めになったかもしれない。それはさておき、5番が股裂きになるのは悲惨。どうして2枚に納める必要があるのだろう。はやく自作編集のコピー5番から卒業したいのだが。

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  • ★★★★★ 

    fmk  |  東京都  |  不明  |  2009年05月30日

    3曲ともすばらしいが、特に4番が凄い。強音部の迫力もさることながら、弱音部のデリカシーには息をするのも憚れるほど。この4番に匹敵するのは唯一イン・マゼールの盤です。

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  • ★★★★☆ 

    オケの若年寄  |  世田谷区  |  不明  |  2009年03月09日

    アンサンブルとしては、完璧といっていいような素晴らしいものだと思います。ただ、4番は録音が悪かったのか、5番と6番に比べて全体的に音が硬いように思いました。やはり、録音の古さは否めないように思います。私はアマチュアオケでファゴットを吹いているので、管楽器は身近な存在なのですが、フルート・オーボエやトランペットなどの高音楽器が少々聴きづらかったです。ただ、ホルンは素晴らしく、5番の2楽章を筆頭に柔らかく美しい音を聴かせてくれました。悲愴の冒頭など、ファゴットも良かったです。

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