交響曲全集 カラヤン&ベルリン・フィル(1960年代)(5CD)
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TKOクラシック | 神奈川県 | 不明 | 2011年04月29日
カラヤンは、私にとって不思議な存在です。時には魅力的に感じ、時には嫌悪を感じ、好きだけど憎い?女性のようで、気が付いてみれば、全録音を収集していたり、何なんだと思います。まだ瑞々しいフィルハーモニー盤、奇跡のカラヤン・カラヤン節炸裂の60年代盤、ドヤ顔・レコード芸術の70年代盤、そこまでやるか・嫌みすら感じる80年代盤・・・。クラシックを聴き始めたころ購入した60年代盤には圧倒されたし、これぞレコード録音だという70年代盤もこづかいを貯めて欲しかった盤でした。この60年代盤は、まだ嫌みが無く楽しめます。「何で運命が何枚もあるの?同じ指揮者でも違うの?」とクラシックに興味のない妻は私に尋ねます。今さらですが、これからクラシックをという方には、この価格なら、お薦めということで★5とします。(昔のLP1枚分でカラヤンのベト全集が買えるなんて)14人の方が、このレビューに「共感」しています。
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なにわん | 大阪府 | 不明 | 2010年12月30日
ギンギンギラギラの「カラヤンサウンド」がまだ控えめなころの全集。「カラヤンサウンド」に抵抗がある人からも「古きベルリンフィルの音色が残っている」と評価が高いですね。70年代の全集のような人工的な匂いはまだ強くなく、その意味で安心して誰でも聴けるのかな、と思います。演奏自体はカラヤンらしく推進力があって迫力たっぷりで、また録音も優秀ですので、ケチのつけようがありません。ベートーヴェンの全集の入門編としてはこの全集が、カラヤンサウンドを楽しむ、という意味では70年代全集の方がいいのかな、と思います。だけど、このカラヤンとベルリンフィルの名コンビはライヴの方がはるかにいい仕事をしています。その意味で申し訳ないのですが星は一つマイナスです。カラヤンはライヴですよ!4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヴェラスケス | 鹿児島県 | 不明 | 2010年12月25日
その昔1970年頃タイムライフの通販でLP12枚組でたしか15000円位しました。 初めて買ったベートーヴェン全集で現在35種ほど持っていますが有無を言わせぬ推進力、強靭なる造形力ではナンバーワンです。演奏がひとたびある境地に達すれば芸術に古いも新しいもありません。 そもそも作品は200年程前に書かれているのに今もって最強です。 いまだカラヤンを知らない世代の方、是非当盤で本質的芸術における完成度とは何か?を体験して下さい。11人の方が、このレビューに「共感」しています。
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eroicka | 不明 | 不明 | 2010年04月26日
EMIのフィルハーモニア管弦楽団とのモノラル盤に若々しさやしなやかさでは一歩譲り、DGのアナログ後期の70年代の録音に比べ、なるほどスケール感やアンサンブルの精度では劣るものの、素直な精神やストレートな造形という点では、捨てがたい。ベートーヴェンの交響曲の大半は、この録音で初めて聴いたのだが、未だに廃盤の憂き目に会わずにのこっているのは、この録音の評価の高さを物語っている。カラヤンアレルギーの方には、EMI盤の方が聴きやすく、いわゆる「カラヤン臭」が強くなり始めたこの録音は勿論お薦めしないが、値段・演奏ともに一般には十分ファーストチョイスたりうるセットだ。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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yyyk1080 | 愛知県 | 不明 | 2010年04月07日
幼小の頃LPですり切れず程聞いた3,5,7,9番 9番はお年玉で初めて自分で買ったLPでした。 その後全集は70年代録音を買ったがそこまでは聞きこまなかった。 じょじょに室内楽&ピアノソロ&バッハを中心としたバロック はまっていったし、雑誌評論の影響もあり巨匠&正当派? の演奏を聞いたり、CD時代になるとカラヤンにしては晩年 のものを多少聞いた程度だった。 改めて何十年ぶりに聞いみると昔と印象は変わらず、誇張が少なく 素直(けして音楽の流れを止めない)であるが 気迫充実&スピード感いっはいという印象だった。 私にとって60年代のDGは愛聴盤が多い ケンプのベートーベンソナタ&協奏曲・アマデウスSQの同SQ全集 リヒターのバッハロ短調ミサ&ブランデンブルク・ ベームのフィデリオ等々 DG最高!!!!!!!!でした。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カラヤン英雄 | 岩手県 | 不明 | 2010年01月11日
カラヤン&ベルリン・フィルによるベートーヴェン/交響曲全集として、1970年代,1980年代に録音されたCDに続いて、1960年代に録音されたCDを購入した。各年代のCDを聴いてみて思うことだが、カラヤン/ベルリン・フィルのベートーヴェンの交響曲に対するアプローチは基本的に変わってはいないが、1970年代の録音は若干スタイルが他の年代の録音とは異なっている。小生はピリオド奏法,ピリオド楽器並びに編成を好まないが、1970年代の録音は最もスケールが大きく今では多少のスタイルの古めかしさを感じないこともない。この1960年代の録音は、カラヤン&ベルリン・フィルによるベートーヴェンの交響曲演奏のスタイルを確立したばかりでなく、1980年代まで続くカラヤン&ベルリン・フィルによるベートーヴェンの交響曲の解釈を決定づけたものとして現在でも存在価値を失っていない。それは2010年代になってもカラヤン&ベルリン・フィルによるベートーヴェン/交響曲全集を超える演奏・録音が全く存在しないことからも理解できよう。例に出すのは余り好きではないが、カルロス・クライバーのベートーヴェンの交響曲演奏・録音に慣れてしまった一部の音楽ファンにとって、カラヤン&ベルリン・フィルによるベートーヴェンの交響曲演奏は地味に聴こえるかも知れない。しかし、単に 音楽上の演奏効果を狙ったクライバーのベートーヴェンの交響曲演奏は、一時代としては受けるかも知れないが、ベートーヴェンの交響曲全集をいくつも聴いていくうちに、その存在価値が無くなっていくことに気づくだろうし、気づくべきだろう。 カラヤン&ベルリン・フィルによるベートーヴェン/交響曲全集を手に入れたいが、金額の面で1980年代のディジタル録音には手が届かないという方には、迷わず1960年代のベートーヴェン/交響曲全集を購入する事を薦める。カラヤンが意図したベートーヴェン像が明らかになって心に伝わってくるとともに、今なおカラヤンのベートーヴェン解釈がいささかも古くなっていないことに気づかされるであろう!!!!!12人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レオブルー | 東京都 | 不明 | 2009年08月02日
ベートーヴェンこそ実は私にとって最後の作曲家だと予感がします。ワイドなとりとめ無き先で・・。地上の星という歌が有りますが この言葉としての妙を使わせていただきたいところです。この全集はとりあえず迷わず買いました。値段手ごろなのと勘で。初めてとおしで聴いた全集です。カラヤンのクールな性格とまだ途上にあると感じさせるしなやかな熱き姿が感じられますが気難し家に何か言われそうな無防備なストレートさも感じます。何か他の指揮者も皆様のレヴューで探します。とにかく全集で聴かないとまずは意味が無いのです。この全集はしかし出会いとしては大変良かったと思います。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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あんぱん | 京都府 | 不明 | 2009年06月01日
はっきりいって、私はベートーヴェンは苦手です。 そして、最近のBPOもあまり好きではありません。 しかし、この音源はすごい! 圧倒的な演出と力強さで、ぐいぐい私を引きづり込んでくれました。 たしかにカラヤンを批判される方の意見もわかりますが、本当にこの演奏もそうでしょうか? ここにあるのは、輝かしきベルリンフィルと偉大なる野心家の夢の競演。 細かいことはいから、だまってその世界に圧倒されてください。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | 埼玉県 | 不明 | 2009年05月27日
中高と、この録音で育った。しかし、今聞くと、やはり最高というわけにはいかない。7、8番などは比較的成功していると思うけれど、弦が分厚い代わりに、木管が埋没気味。ティンパニもこもる。随所にみられるレガートには、やはり違和感を感じざるを得ない。少なくとも、スタジオ録音に関して言えば、カラヤンのベートーヴェンはそれほどピンとこない。自ら音をいじくるようになる70年代以降の録音は、ますますよろしくない。勢いがあると言えば、そうなのだが・・・3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 兵庫県 | 不明 | 2009年05月01日
今更述べることもないある意味では名盤と思います。カラヤンのベートーベン1960年代DG収録のものは私はLPで集めました。特に奇数番号の交響曲が彼には合っているように思え第3番、第7番など実に安定感と覇気がありこれから「やるぞ!」というスタッフを含めての意気込み充分。第5番など金色帯で「未完成」とのゴールデンカップル、懐かしい限り。CD盤も1970年代の円熟期DG収録と聴き比べています。最高レベルとさせて下さい。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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燕の巣 | 静岡 | 不明 | 2009年03月15日
トータル332分の演奏は、70年前後に収録の映像より5分程度遅いだけ。ただ、こちらの方が自然な演奏に聴こえる。映像というメディアに早くから注目したカラヤンですが、映像作品は総じて良くない。1,500円という値段は破格で、当然それ以上の値打ちがあります。面白いのは、その他のバージョンも含めてジャケットのデザインが全て異なる。アナログ・レコードの時代と異なり、再発盤にジャケットの重要性が薄れる風潮が少々気になる・・・。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mid&massa | 三重県松阪市 | 不明 | 2009年03月15日
カラヤンについての論評は皆さん喧々諤々やっておますであえてせんときますわ。小生は、安いで買うた。動機はそれだけですわ。でもこのオーストラリアエロクェンスのCDはどれも安うてよろしゅおまっせ!メータのマラ1+3も、アンセルメのブラ全も皆納得して買いましてん。もっと他のデッカ物も出してんか!このCDについてひとことだけ言わしてんか!「ヤノヴィッツはいつ聴いてもええ声してますなあ!」中学生の頃聴いて以来のファンですわ!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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トスティ | 神奈川 | 不明 | 2009年03月03日
私もクラシック初心者の時は、かっこうをつけて「カラヤンなんて!」と言いたくて、フルトヴェングラーのベートーヴェンばかり聞いていました。 でも告白すると、私はやはり精神的で内面的なフルトヴェングラーのベートーヴェンより、カラヤンやトスカニーニのヒロイックでダイナミックな演奏の方が好きだったのです。 特にこの1960年代の全集と50年代の全集はカラヤンの覇気に満ちたアプローチが横溢していてお薦めです。 (でも「田園」だけはフルヴェンの方が好きかな・・・)4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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夏の光のきらめき | 加古川市 | 不明 | 2009年02月22日
わたしはベームが好きで、一周忌の墓参りもしました。しかし、さきの38枚組みに加えて、この壮年カラヤン盤も買ってしまいました。いろいろなお花畑があっていいと思います。気分によって、気まぐれによって、さすらっています。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ビックス | 東京都 | 不明 | 2009年02月15日
プロでない一般人は、CDやレコードによってしか名演に触れることが出来ません。誰に教わった訳でもありませんが、たとえカラヤン=原作者のスコアだとしても、私の心が受け入れるベートーヴェンはフルベン色でありベーム色でありレニー色なのです。カラヤンのごとき違和感の固まりには不快感以外の何の印象も抱きません。プロの批評家の中にも、私同様の意見の持ち主がいるようです。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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