Piano Concerto.1, 2: Barenboim(P)Barbirolli / Npo +overtures, Variations
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eroicka | 不明 | 不明 | 2013年01月23日
バルビローリ晩年のブラームス。交響曲と並び遅いテンポ。若いバレンボイムは後年に比して、やや荒削りだが、情熱的な演奏ぶりで、老指揮者の温かみのある演奏に華を添えている。ステレオアナログ期のEMIの音は広がりはあるが、ひずみや響きの濁りが多少あるのは常だが、やむを得まい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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広島のパヴァンヌ | 広島県 | 不明 | 2012年10月07日
私もバルビ目当てで購入。ウィーンのブラ4等があまりにも桁外れの演奏がゆえ、大いに期待し、それにこたえてくれた部分もある。何せ、P.C.No.1が52分を超える雄大な演奏で、ブラームスの世界へどっぷりつからせてくれるのだから。しかし、心をわしづかみするところまでは行かない。それは所々でミスタッチのあるバレンボイムのせいばかりではなく、精気の乏しい音による所が大なのである。高音のきらめきと重低音のドスが不足し、演奏者の意気込みが十分には伝わりにくい。しかしそんな中でもオーケストラ伴奏は、かのバルビ節が健在である。どこまでも緩やかなテンポでカンタービレを鳴らし、各フレーズに深い思いを込めている。いつしか、バレンボイムもそれに加わっているのである。惜しむらくは、音がそれを伝えきれていない。これを、演奏者の目の前で聴けたらと願わずにはいられなかった。購入される方、これを聴くときは、音質を調整してからにしてください。それからEMIは、この演奏を高音質化して再び世に問うべし。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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