ピアノ協奏曲第10番、第27番 ギレリス、E.ギレリス(p)ベーム&ウィーン・フィル
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憲一郎 | さいたま市 | 不明 | 2005年11月17日
下の方の言うとおり、私もそう想います。ギレリス親父が、娘と一緒に音楽するのが嬉しくてしょうがない、といった感じでピアノをひいています。といってもどちらが親父かわかりませんが…。ベームもウィーンフィルも敬愛するモーツァルトのミューズに微笑むかのような素晴らしい伴奏をつけています。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ベルフィオーレ | tokyo | 不明 | 2005年11月02日
私の知る限りモーツァルトの『二台のピアノのための協奏曲』の最高の演奏である。この曲は今どちらが弾いているのか判らないくらい均一かつ同質な弾き方を要求される曲であるが、ギレリス父娘の演奏はほぼ理想に近い。ベームも老いを感じさせないすばらしい指揮をしている。ベートーヴェンでは鋼鉄のような演奏を披露するギレリスの透明・枯淡の境地にある27番も実にすばらしい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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金山寺味噌 | 愛知県 | 不明 | 2018年10月20日
モーツァルトの作品を演奏することをライフワークとしていた巨匠カール・ベームと、「鋼鉄のタッチ」とあだ名されたピアノの大家エミール・ギレリス、この2人のヴィルトゥオーゾの唯一の共演となったアルバム。1973年9月&11月、ウィーン、ムジークフェラインザールでの収録。協奏曲第27番は両実力者ががっぷり四つに組み、風格と威厳に満ちた堂々たるモーツァルトである。近年のモーツァルト演奏は古楽器、古楽奏法を意識したスリムでシャープな演奏が主流なので、こうしたモーツァルトはもう聴けないだろう。ベームの事実上の手兵であったウィーン・ フィルも甘美で流麗な美音で存在感を見せている。一方、2台のピアノのための協奏曲は実娘エレーナ・ギレリスとの親子共演。父娘の息はぴったりで、堅実でしっかりとした演奏。ベームの伴奏指揮も骨太で重量感、安定感抜群である。音質良好。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Harutoshi | Oxford | 不明 | 2006年05月27日
K.365については、指揮・伴奏は典雅さと品格を備えて立派であるが、ピアノは繊細さやデリカシーの点で若干落ちる印象を受ける。健康・強靭なあまり、モーツァルトに必要な要素である寂寥感が、今ひとつ伝わってこないのである。難曲なので、期待薄だが、今後の名盤の出現に期待(「すばらしい」の評価はK.365について)。K.595は、ベーム&バックハウスと比べると、バックハウスの偉大さがよく認識できる。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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