Don Carlo: Giulini / Royal Opera House Domingo Caballe Raimondi
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eroicka | 不明 | 不明 | 2012年04月04日
70年?のセッション録音だが、58年のライヴ同様、旋律を大事にした遅いテンポ運びで雄大な演奏になっている。5幕版のうえテンポが遅いのでかなり長いのだが、重厚な響きと丁寧な音楽運びは飽きさせない。58年ライヴの方が歌手の白熱ぶりも相まって面白いが、長く聴くならこちらの方かも。ドミンゴ、カバリエ、ミルンズ、ヴァーレット、R.ライモンディという粒ぞろいのスターを擁しても、歌手が競い合うよりも響きやドラマの流れを重視している。とりわけカバリエの声の魅力とライモンディの表現力は印象に残る。欲をいえば、この当時のEMIらしく、響きの全体を捉えるあまり、各パートの音の分離が悪い録音なのが惜しまれる。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぽっちゃま | 大阪府 | 不明 | 2009年11月07日
録音は古いのに、音の質の高さには驚きです。ドミンゴのドン・カルロはフランス語の5幕版のアバド・ミラノも好きですが、こちらのドミンゴは若々しく、役にぴったりの良さを感じられます。ただし、ジュリーニの指揮は、アバドやムーティに比べて、ところどころで極端にテンポを変えており、若干気になります。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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