『ニーベルングの指環』全曲 スワロフスキー&大交響楽団、クニプロヴァー、マッキー、ポルケ、他(1968 ステレオ)(14CD)
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kkmk | 京都府 | 不明 | 2013年12月09日
「ニーベルングの指環」で、いろんな全曲盤を聴いてきたが、これは、飛び抜けてすばらしく魅力的なので、驚いてしまった。中でも、オーケストラの生き生きとした暖かい美しさは、シュターツカペレ・ドレスデンと双璧をなすほどである。チェコ・フィルとプラハ国立劇場(国民劇場)管弦楽団のメンバーが一緒になった「大管弦楽団」なのだから、当たり前なのかもしれない。(先日、チェコ・フィルを聴いてきて、改めてその魅力にとりつかれたばかりだ。プラハ国立劇場は、以前、2回ともモーツァルトを聴いたが、このオーケストラも愉悦に満ちて、とても素晴らしかった。) 歌手もオーケストラも、一体となって、ライヴではないのに、とても燃えている。聴いていて、ふと、遠い昔に引きずられてしまいそうな錯覚に陥ってしまう。 ハンス・スワロフスキーは、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のウィンナワルツやリストの「ハンガリー狂詩曲」、チェコ・フィルとのマーラー 交響曲第4番などで親しんできたが、この「指環」はそれ以上によく、長い長い全曲を、何度でも聴きたくなる。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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