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Wagner (1813-1883)

CD Der Ring des Nibelungen : Swarowsky / Grosses Symphony Orchestra, Polke, Kniplova, Mckee, Takao Okamura, etc (1968 Stereo)(14CD)

Der Ring des Nibelungen : Swarowsky / Grosses Symphony Orchestra, Polke, Kniplova, Mckee, Takao Okamura, etc (1968 Stereo)(14CD)

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    kkmk  |  京都府  |  不明  |  09/December/2013

     「ニーベルングの指環」で、いろんな全曲盤を聴いてきたが、これは、飛び抜けてすばらしく魅力的なので、驚いてしまった。中でも、オーケストラの生き生きとした暖かい美しさは、シュターツカペレ・ドレスデンと双璧をなすほどである。チェコ・フィルとプラハ国立劇場(国民劇場)管弦楽団のメンバーが一緒になった「大管弦楽団」なのだから、当たり前なのかもしれない。(先日、チェコ・フィルを聴いてきて、改めてその魅力にとりつかれたばかりだ。プラハ国立劇場は、以前、2回ともモーツァルトを聴いたが、このオーケストラも愉悦に満ちて、とても素晴らしかった。)  歌手もオーケストラも、一体となって、ライヴではないのに、とても燃えている。聴いていて、ふと、遠い昔に引きずられてしまいそうな錯覚に陥ってしまう。  ハンス・スワロフスキーは、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のウィンナワルツやリストの「ハンガリー狂詩曲」、チェコ・フィルとのマーラー 交響曲第4番などで親しんできたが、この「指環」はそれ以上によく、長い長い全曲を、何度でも聴きたくなる。

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