神戸のカラヤンマニア  |  兵庫県神戸市  |  不明  |  2007年11月17日

皆さんのおっしゃる通り、４番と６番がとてもいいと思います。もちろんこの全集に収められている演奏は全て良いのだが…。上に挙げた２曲についてだけは断然ベームだ！古典派の麗しさと骨太で重厚さを併せ持つすばらしい演奏だと思う。

 

ペイ  |  東京都文京区  |  不明  |  2006年10月05日

繰り返して聴いていくうちに、良さを認識する全集だと思います。最近の演奏のような目立つことは何一つしていませんが、聴くほどに虜になっていきます。第９や第５が、やはり古典派の交響曲でもあることを認識させてくれるのは、ベームしかいません。そして、第６や第４での人懐っこさといい、貴重な記録です。

 

イザベッラ  |  神奈川県横浜市  |  不明  |  2006年01月30日

ベートーベンの交響曲偶数番は「ワルター」か「ベーム」という人は多い。この録音はそれを裏切らない出来だと思う。偶数番だけなら最高と評価できる。 奇数番について（第5、第9）は、録音場所のキャパシティの関係で音が散っている。もちろんそれはベームの所為ではないけれど。 奇数番はBPOとの演奏が引き締まっているのでおすすめ。 偶数番と第9を聞くためになら、これは金をかける価値があると思う。

 

MFB  |  The Earth  |  不明  |  2005年02月19日

全集としては最高の水準を持つものです．有名な第6はもちろん，驚くほどシンフォニックな第8の演奏などを聴くと，ベームの生涯を通じた音楽への取り組み姿勢が良くわかります．また，うれしいことにCD化も非常にうまくいっていて，名演の数々を十分堪能できます．

 

S.S  |  地方都市  |  不明  |  2004年12月20日

ベームが満を持して録音した全集であるが、最高の出来とは言えない。２，４，６の偶数番が良好。３，５番は力強さや推進力が不足していて、平板な出来。７番はこの曲では重要なリズムの躍動感がなく、ベームの老いを感じる演奏。３，５，７番はＢＰＯ盤を聴くべきだ。９番は推進力はあまり感じられないが、それなりに説得力を持っている好演。全集としては価格を考えればぎりぎり合格といったところ。

 

フランキスト  |  アメリカ  |  不明  |  2004年10月18日

4番と6番が優れている。とりわけ、完璧すぎる出来を誇る6番は世界的な評価でも常にファーストチョイス。第9は、評論家Hurwitzのように、この曲の最高の演奏とする声と、第四楽章は良いが後はまあまあという声と、さらに下って凡演奏、という声まで広くある。私の意見は二番目で、独唱と録音には若干の問題があるものの、第四楽章は合唱も含めて気合充分の秀演だと思う。

 

やっぱりベートーヴェン  |  大津市  |  不明  |  2004年10月13日

やっぱりベームが振ると骨格がしっかりますね。もともと定評のある６番。やはり聴くと癒されます。骨格かカチッとしている中に温かみを感じる演奏でよね。９番もいいですね、安心して聴いていられます。ベートーヴェンのなかでは比較的小ぶりな８番や２番もそれなりに聴かせてくれます。とても良質な全集だと思います。

 

てつ  |  千葉市  |  不明  |  2004年02月02日

ベームを再認識したくて購入しました。結局心に残ったのは、２番と７番。４番も中庸でよかったかな。ベームが晩年２番と７番のプロをよく演奏したのがわかる気がしました。やはり英雄とか９番はちとつらかった・・^^

 

いやみなぶらいあん  |  不明  |  2004年01月12日

ﾍﾞｰﾑ人気未だ衰えず、か？たしかに端正で引き締まった演奏だが、6､9番を除くと推進力不足で独特のﾀﾞｲﾅﾐｽﾞﾑが伝わってこないうらみがある。案外いいのが5番、煽らず落ち着いて曲を堪能出来た。ｳｨｰﾝ･ﾌｨﾙは確かに素晴らしく相性はいいが、ﾓﾂﾚｸなど一部を除いてとうに賞味期限切れ。ﾍﾞﾙﾘﾝ･ﾌｨﾙとの3番、ﾌﾞﾗ1、魔笛を推す。

 

mackenji  |  埼玉県  |  不明  |  2003年11月21日

古楽演奏・奏法花盛りだが、王道の演奏は安心感がある。ベーム全盛期の演奏。テンポといい、構成の確かさ、押出しの良さといい、極上です。VPOとの相性はばっちり。

 

安曇野のカラヤン  |  長野県穂高町  |  不明  |  2003年11月09日

ベートーヴェンの交響曲全集としては、録音から30年以上過ぎたとはいえ今でも最高峰の一つと思う。特に２番６番９番あたりは、単独でもそれらの録音のトップを争うであろう出来だ。全曲を通じてベームの意図をウイーンフィルが十分に実現し、なおかつウイーンフィルらしいしなやかで美しい響きは、なにものにも替えがたい。