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ブルックナー (1824-1896)

CD 交響曲第9番 カルロ・マリア・ジュリーニ&ウィーン・フィル

交響曲第9番 カルロ・マリア・ジュリーニ&ウィーン・フィル

商品ユーザレビュー

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    困ったお父さん  |  三重県  |  不明  |  2021年07月22日

    この曲を試聴する時はいつも終楽章の最後の部分〜ホルンの音が静かに消えていくところ〜を聴いています。ご存じのようにブルックナーの「第九」は本来あるべき第四楽章がないまま、未完成のまま演奏されます。人の一生でも全てを成し終えて最後の時を迎えられる方もいらっしゃれば、志半ばで未完のまま生涯を終えられる方もいらっしゃると思います。私にはこの曲が後者の方々の「何か」を伝えている様に思えてならないのです。第三楽章、それまでの苦悩と葛藤の音楽からしだいに、安らぎと平穏な音楽にとって代わり、最後は「神」にすべてを託し静かに天に召されていく…「信仰による救済」というか何かそんな印象を受けています。そんなイメージに近いもの、それがジュリーニの演奏です。シカゴ響、ウィーンフィル。両盤とも卓越した表現で納得のいく音楽が奏でられています。最後の弦のピッチカートで全てから解放された至福の終末を、それをホルンが優しく包み込んでいく表現はまさに感動的です。特にこのウィーンフィル盤は録音も良く、ウィーンフィルの美しさがこの名演に花を添えています。ブルックナーも終楽章を完成できなかったことは至極残念ではあったかと思いますが、きっと幸せな最期ではなかったのでしょうか。

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  • ★★★★★ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2016年12月26日

    ジュリーニの真骨頂と言うべき名演。 ゆったりとした歌い回しと深い解釈。 シカゴとの旧盤も良いがさらに上回る 演奏・録音とも優秀。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    KS  |  兵庫県  |  不明  |  2012年07月29日

    ジュリーニのブルックナー9番はいくつか存在するが、当ヴィーン盤は凄絶の極み。いつもの高貴なジュリーニとは思えないような壮絶な爆演を展開、円熟したヴィーンフィルを駆使した灼熱の演奏だ。ブルックナーの9番の演奏としては、1,2を争う名演と言えよう。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年04月02日

    音楽への奉仕者、ジュリーニ、晩年、適宜な時期にウィーンフィルと演奏してくれたブルックナーは、慈愛に満ち名演。凄味もあるが、優美、素直、正直に音楽に接した、流石、心暖まる、詩情、敬虔な生演奏。フィルハーモニアに客演していた頃から徹底して自然に、カンタービレ、優美に音楽の本質に迫りゆく姿勢は、感服に値する。ジュリーニの様な音楽家が、これからも出てきて来る事を強く望む。

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  • ★★★★★ 

    さもはん。  |  大阪府  |  不明  |  2012年01月11日

    素晴らしい演奏。ウィーン・フィルの美しい音色が存分に味わえる。美しいながらも、ウィーン・フィルの本気が窺えるアグレッシブな演奏である。ヴァントも素晴らしいが、9番に関しては本番が愛聴盤です。

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  • ★★★★★ 

    たけっちゃん  |  兵庫県  |  不明  |  2010年01月31日

    私はクラシック音楽を、サウンドとかメロディーラインでしか聴けないリスナーです。「曲の精神性」などと言われても良く解からないのですが、そんな私が聴いても、この演奏はスバラシイ!   ウィーンフィルの立派な、しかも柔らかいサウンド。メロディーもよく歌い込まれていますが、主旋律と内声部が寄り添うように一体となって流れていて、指揮者の棒に心一つとなって演奏されているのが良くわかる。   本当に、ため息が出るほど美しい演奏で、聴いたあと、私の欲にまみれた魂が浄化された感じがする(すぐに元にもどってしまうが…)    ところで、この演奏に比べると、同じ演奏者のブラームスは、何度聴いても私には「ただ遅いだけ」に聴こえてしまうのですが…、私の耳がおかしいんでしょうか?   

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  • ★★★★★ 

    seiji  |  鎌倉市  |  不明  |  2008年11月03日

    百戦練磨のVPOが本当に納得して指揮者を尊敬して演奏している。Rattleも今後こういう指揮者になっていってくれるといいのだが。BernsteinとGiulini、方向性はまったく異なるがVPOは二つの偉大なブルックナーの9番を残してくれた。Giuliniの気高き魂は本当に美しい。

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  • ★★★★★ 

    味噌カツ  |  名古屋  |  不明  |  2008年09月28日

    溜め息が洩れてしまうほど美しい。第1楽章冒頭からこの演奏に引き込まれてしまう。非常にゆったりとしたテンポながら全く弛緩することなく、美しいカンタービレが次々と繰り出される。弦の美音も素晴らしいが、金管もよく鳴っており強奏の迫力も十分。強靭なスケルツォも良い。圧巻は29分半かけた壮大な第3楽章。ジュリーニのカンタービレのなんと美しいことか…。昇天してしまいそう。録音優秀。

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  • ★★★★★ 

    aaaa  |  japan  |  不明  |  2008年07月21日

    これは文句なし!

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  • ★★★★★ 

    sirius  |  Tokyo  |  不明  |  2008年01月16日

    ジュリーニの自然体ともいえるタクトに乗って、ウイーンフィルがなんとものびやかに歌っているのが印象的。全体に晴朗で清澄な響きでありながら、なおこの作品の神秘的な陰影を存分に表現しきっている素晴らしい一枚。

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  • ★★★★★ 

    長野県  |  安曇野市  |  不明  |  2007年08月12日

    言葉にできないほどの素晴らしさです。ブルックナーの壮大な世界が見事に描かれていて、まるで宇宙の神秘を見ているかのよう。第1楽章の冒頭から、もうすでにノックアウト。ウィーン・フィルの金管の魅力も十分に味わえます。そして、ジュリーニのカンタービレが十二分に発揮されているのは第3楽章。音楽が空へと昇っていくのが分かる。ブルックナーもジュリーニも、きっと天国にいるだろうなぁ・・・・・。

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  • ★★★★★ 

    samuel  |  California  |  不明  |  2007年08月08日

    Listen to the mystery the tympani evokes at the beginning of the symphony. Only the both Giulini performances (with Chicago on EMI and Vienna on DG) and Furtwangler’s have that, which means that they alone understood. All the others have no clue.

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    はな  |  東京  |  不明  |  2007年07月30日

    レビューを見てて、久しぶりにうれしくなった。嫌な我儘レビューの書き手がいなくて・・・ 本当にこのCDは人生で大切な1枚。音楽評論家「宇野後方(わざと)」みたいな人には分からないだろうな・・・ このCDには言葉はいらない。ブルックナーの想像した宇宙、神がクリスタルの様に凝縮している・・・

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    ベイオウルフ  |  東京都  |  不明  |  2007年06月30日

    やれることは全てやり尽した!という感じの演奏。この曲を形作る音符で表現できることは一つ残らず表現し尽したという感じを受けた。あまりに凄絶、壮絶、そしてジュリーニの音楽に対する献身ぶりを感じさせる演奏。しかし、この演奏を聞いた後でシューリヒト盤を聞くと、また違った感興を覚える。シューリヒト盤はジュリーニ盤と比べると、ほとんど何もやっていないというくらいあっさりしている。なのに、聞き手に伝わってくるものは掴みきれないくらい大きい。ジュリーニの手練手管ぶりが無駄の塊にも思えてきてしまう。芸術というものは面白い。

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  • ★★★★★ 

    TYR  |  愛知  |  不明  |  2007年06月15日

    もうシューリヒトなんて要らないかも知れない・・・とは言いませんが!!この曲の最高の演奏の1つだと思います。理想的な演奏です。両端楽章の30分近い崇高な演奏。快速なブル9など聴けなくなります。まさにミステリオーソ。

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