交響曲第9番 カルロ・マリア・ジュリーニ&ウィーン・フィル
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森林浴 | 京都府 | 不明 | 2013年10月21日
vpo、cso、sroと聞いて、この指揮者の基本的な解釈と表現は、若干のテンポ配分の差はあるものの、一貫している。ただ、冒頭の金管の朗々、綿々具合に代表されるvpoの奏者の言い分を、そのまま尊重したのがこの盤ということか。sroのライヴ盤では、ドライで、そうそう簡単には燃えて歌おうとしない金管が、逆にこの指揮者の解釈の骨格を露出させてくれて、私的には好感が持てる。楽友協会大ホールの録音とvpoという強力な拡声器による、ジュリーニ解釈の誇大版として聞けてしまって、オケを聞くならいいが、指揮者を聞くには、いささか不向きと考える。無論、第9の録音演奏としては群を抜く説得力はあるが。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古渡 弁蔵 | 北海道 | 不明 | 2010年11月14日
各パートの柔かい音色が融合し、とても美しいブルックナーである。特に終楽章ではそれが顕著であり、最後の一音が静かに消えていくとき、心が浄化されるほどだ。これは後世に残る名演になろうが、ジュリーニの解釈は第一楽章でときに平凡さを披露することも否めない。畳み込む際のスリリングさを求めたかった。例えば、シューリヒトのように。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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hana | 龍ヶ崎市 | 不明 | 2008年09月27日
表現主義と対極にある。きわめて精緻な造作物。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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