交響曲全集 ショルティ&シカゴ響(4CD)
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白文鳥 | 愛知県 | 不明 | 2021年07月22日
発売直後一度聴いて、後は所謂お蔵入りになっていました。当時は世評に流されやすい浅薄な若造だったせいでしょう。ショルティのアルバムは、ことごとくお蔵入り。売却しなかったのは、名古屋からわざわざ大阪フェスティバルホールまでマーラー5番を聴きに行き、痛く感動した体験があったからでしょうか。お詫びの意味を込め最近よく聴いているのがこのブラームス。弦楽器主体と言っていいぐらい落ち着いたヨーロッパ風サウンドですね。ブラインドテストをやったら、何人がショルティ&シカゴSOだと答えられるでしょう。1番の序奏部のきめ細やかさと第4楽章の風格。2番は全集中の白眉。第1楽章第2主題のチェロの美しさ。お世辞にもかっこいいとは言えないあの指揮姿があったせいではないにしろ、ショルティには長年悪い思いをさせてしまった。63歳を目前にショルティ三昧の日々です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年01月30日
ショルティらしい、強直で力強い「これでもか!」満載のブラームスです。聴いていて、小生も興奮させられてしまいます。こう言った演奏も立派な一つの行き方で大いに評価されるべきでしょう。 但し、ベートーベンの時ほど、成功したかどうかは評価の分かれるところです。 録音はアナログ最終期の優秀録音で明らかにデジタル最初期のものより優れています。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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大審問官 | 不明 | 不明 | 2012年04月16日
とにかく2番が素晴らしい聞き物である。 厚みのあるブラームスではないが、アメリカのオケの残した ブラームスとして大変個性的だが、ショルティ、シカゴの残した 録音としても最右翼の録音だろう。 2番は音質が何より素晴らしく、このように滑らかなシカゴの弦セクションの 音も珍しい。4曲中、2番が別格で良い。 エンジニアはケネス・ウィルキンソンの仕事だろうか。 メディーナ・テンプルでの録音に概して良い録音が多い。 レコード芸術はつくづく録音する側の見識が半分を占めるのだと 改めて思わされる盤でもある。12人の方が、このレビューに「共感」しています。
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なにわん | 大阪府 | 不明 | 2011年01月05日
正直1番は旧ベト全などを思うと、「あれ? なんかあっさりしてる?」って感じがしてしまう録音なのですが、しかし2番以降は素晴らしいです。まるで別の指揮者とオーケストラの演奏のよう。ブラームスの音楽っていうのは勝手な思い込みですが、独特の叙情性というか切なさがあると思うのですが、これをショルティがドロドロに感情移入することなく、一見無機質っぽいけれど何気にものすごく巧みに煽って盛り上げてくるのがたまりません。この人の指揮の魅力ってこういう細かいところでのさりげない盛り上げの巧みさにあると思うのですが、それがいい意味で見事に昇華されているように思います。評論家からは受けの悪いショルティですが、これは買いですよ。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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guinness | 神奈川県 | 不明 | 2010年06月18日
意外なショルティの一面を見せる全集。ここではブラスは抑えられ弦が朗々と演奏される。CSOの弦てこんなに素晴らしかったのか?と再認識させられた、特にチェロの音色は堪らない。さすがシュタルケルを排出したチェロ軍団である。 これまでCSOと言うと高弦の音が細く、ボリュウムに欠ける印象があったがここではそれが全く感じない。単にショルティが金管(ホルン!!)を抑えているからだろう。 もっともっと聴きこんだら再レビューするつもりです。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 2008年10月13日
ブラームス交響曲全集としては、確実に10本、否、5本の指に入れて良い優れたもの。CSOの機能性はいつも通りだが、シューマンで見られたような、イケイケのショルティはここにはおらず、3番など、かなりロマン的で、日頃のショルティのイメージを覆すに足る、正統的ブラームスである。カラヤンのように肥大化しておらず、キリリとしまったフォルムが素晴らしい。音も実に良い。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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I&W | JAPAN | 不明 | 2008年07月24日
No.1;16’51/9’52/4’41/17’40 No.2;20’47/10’34/5’30/8’51 No.3;13’54/9’45/6’29/9’01 No.4;12’43/12’58/6’17/10’15 Op.80;10’32 Op.81;13’260人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mimi | 兵庫県 | 不明 | 2006年10月09日
実は自分が初めて揃えたブラームス全集なので、愛着が強いのかも知れませんが、今聴きかえしてもあの同時代のカラヤン、ベーム、バーンスタイン、ジュリーニ(VPO)を上回る質を有する素晴らしい全集と思います。個人的にブラームスに最も重要なのは、若々しさと奥深さ、そして非恣意性のバランスではないかと思うのですが、この演奏はその全てを備えています。ショルティという指揮者の誠実な人柄が現れたと言えるでしょう。美しく落ち着いた音楽で、全ての人にお薦めできると思います。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ahee | 東京都 | 不明 | 2006年03月17日
ショルティの音楽に常にある鋭さがブラームスのセンティメンタリズムにより中和され、何とも言えない素晴らしい演奏となっている。ショルティ嫌いな人にもお薦めのCD。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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goma2 | London, UK | 不明 | 2006年02月23日
「完璧な反論」となっている。「録音の音が硬い」と難癖をつける人もいるが、有名なブラスの圧倒的なパワーと正確さはもちろんのこと、弦の確かなアンサンブルと丁寧な表現も特筆に値する。日本の諸評論家の「ショルティ苛め」に反して、欧米でショルティの評価が高かったという事実を、今一度考えてみるべきだと思う。また、音楽教育者は、自らの生徒に正確さを押し付けるのに反して、ドイツ出身の音楽家が好き放題に曲をいじくるのを手放しに賞賛するという矛盾と、アメリカのオーケストラに対する偏見を反省すべきであろう。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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goma | London, UK | 不明 | 2006年02月23日
日本のブラームス信者には、絶対に受け入れられない演奏であろう。しかし、ブラームスのスコアを見てみれば、論理的な楽曲の構成があり、巷には、それを無視した演奏が溢れている。ブラームス特有の中音域の厚さに、曲全体のバランスが崩されいる事が多く、それを「ブラームス的」と思っている人が多いのではないのであろうか?ショルティのブラームスは、この様な状況に対する「完璧な反論」となっている。「録音の音が硬い」などと難癖をつける人もいるが、有名なブラスセクションの圧倒的なパワーと正確さはもちろんのこと、弦の確かなアンサンブ4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ボネットさん。。。 | 横浜 | 不明 | 2005年03月09日
た・し・か・に! 2番が凄い!4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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新青騎士 | 不明 | 2003年12月13日
今までに出ていた録音を一新させる、ショルティ会心のブラームス。これ以上考えられない程の完璧な演奏で、特に2番はお見事としか言いようがない。賛否両論もある有名なレコードだが私は他の演奏を束にしてもかなわないと確信している今日この頃である。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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SAM | KUMAMOTO | 不明 | 2002年01月11日
シカゴ響の黄金時代を代表する雄大にして爽快な演奏.曲の精神性は真のメカニック・テクニックが優れていてこそ成立することが明確に示されている.グラミー賞を受賞しているが,アメリカの良き合理主義的理想を追求しているとも言える.録音もアナログの最高到達点と評価で5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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