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ベッリーニ(1801-1835)

CD 『カプレーティとモンテッキ』全曲 ルイージ&ウィーン響、ネトレプコ、ガランチャ、他(2008 ステレオ)(2CD)

『カプレーティとモンテッキ』全曲 ルイージ&ウィーン響、ネトレプコ、ガランチャ、他(2008 ステレオ)(2CD)

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    ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2010年03月14日

    ベッリーニはイタリア人にしてはヴェルディのように男性的で血の沸くような熱狂的な情熱はありませんが、美しい旋律でもって心酔わせてくれる魅力的な作曲家です。 戯曲の劇的さに比べると若干音楽がやさしい感じがしますが、優美な音楽でロメオとジュリエッタをやさしく包んでいるという感じでしょうか。 ベッリーニはドニゼッティより4歳年下でヴェルディより12歳年上にあたります。 ベッリーニの音楽は同世代と言っていいドニゼッティに比べるとイタリア・オペラの音楽語法の流れの中ではより新しい地点に達していると思います。 ある点においてはヴェルディよりもより戯曲に近い作曲をしているように感じます。 アリアなども単に歌の旋律重視というだけではありません。 この歌劇『カプレーティとモンテッキ』ではコロラトゥーラを駆使したアリアはありません。 この作品の中では第一幕のジュリエッタのロマンッアや第二幕第七景の弔いの行列の音楽が特にとても美く印象に残りました。 『カプレーティとモンテッキ』はシェークスピアの『ロメオとジュリエット』と同じ物語ですがこの台本はシェークスピアの戯曲を元に書かれたものではありません。 愛よりも強い義務、掟(家や父との絆)、名誉にしばられて悲劇が始まり、後追い自殺(心中)という結果を生む。 日本の近世の戯曲にもあるテーマです。 義理と人情、そして自殺。 ちなみに解説書のドニゼッテイの生まれた年が間違って書かれていて、(1797-1848)が1897生まれになっています。 今欧米でひっぱりだこの人気のソプラノ歌手、アンナ・ネプレトコですが今回初めてその歌声を聴きました。 第一幕のジュリエッタのロマンッアを聴いてすっかり好きになりました。 指揮者の指示もあるのかもしれませんがとても共感が持てました。 大声張り上げて美声を聴かすというのではなく、せつせつとジュリエッタの心情を静かに歌い上げていて感動しました。(曲自体がそういう雰囲気ですが。) それに比べるとテバルトを歌うテノールのジョセフ・カレヤが脇役とはいえ弱いのが残念です。 『カプレーティとモンテッキ』ではジュリエッタ役よりロメオ役(ズボン役)に、より多く歌う箇所が作曲されています。ロメオを歌うエリーナ・ガランチャもなかなか素晴らしい歌唱をしています。

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  • ★★★★☆ 

    オペラかじり虫  |  西宮市  |  不明  |  2008年12月19日

    これは面白そう。既製の録音の顔触れと比べても、一押しの感じ。早速注文しました。悲観的材料があるとすればオーケストラ。ベッリーニの艶やかさはどうか?

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