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ワーグナー(1813-1883)

CD 『ニーベルングの指環』全曲 ヤノフスキ&シュターツカペレ・ドレスデン、アダム、シュライアー、ミントン、他(1980、81、82、83 ステレオ)(14CD)

『ニーベルングの指環』全曲 ヤノフスキ&シュターツカペレ・ドレスデン、アダム、シュライアー、ミントン、他(1980、81、82、83 ステレオ)(14CD)

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  • ★★★★★ 

    oni-bikkuri-syakkuri  |  山梨県  |  不明  |  2014年01月14日

    「ワルキューレ」の冒頭で顕著なように、全体的に粘り気の薄いテンポが特徴的だとは思いますが、それを理解したうえで聴けば、何よりもCDとしての音質の素晴らしさに圧倒されます。濃厚で古風な油絵のような印象ではなく、大画面HDハイビジョンの美しい映像を観る印象です。現代のステレオ再生環境で聴ける音質としては、最高レベルではないでしょうか。DGに良く聴かれるような、狭いレンジに押し込められたような窮屈な音の印象とは、真逆の印象です。SKDの迫力と繊細さを兼ね備えた素晴らしい演奏を、あますところなく聴かせてくれます。この時期のルカ教会での録音もの特有の豊かな音場感と、立体感があり芯のあるサウンド、一音一音の粒立ち、各楽器の細部の表現まで、実にクリアで見通しの良い音づくりに脱帽です。当時のSKDとしても、カラヤンとの「マイスタージンガー」、クライバーとの「トリスタンとイゾルデ」に続く、西側資本との共作というビッグビジネスの大型プロジェクトだったことは間違いないはず。しかしながら、当時としては、手堅いとは言え、(失礼ながら)それらに比すと名劣りのするヤノフスキー指揮となったのには、何らかの事情があったのではないか、と推察せざるをえない。これで巨匠級の指揮者だったとしたら、今ごろまったく違った「売れ方」をしていたに違いない。そんな事に関係なく、いまこの価格で、この高音質な録音の全曲盤「指環」を聴けるのは、ありがたい。唯一難点は、ディスク交換のため演奏の途中で、ずいぶん無神経に突然曲が切れてしまうこと。

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  • ★★★★★ 

    コーキロマンハ  |  兵庫県  |  不明  |  2013年03月22日

    「指環」全曲は多くを聴いたわけではありませんがスマートな仕上がりで聴きやすいディスクと感じました。ドレスデンシュターツカペレの響きは派手ではないですが大変ノーブルで落ち着いた雰囲気があります。カラヤンが同じくドレスデンを振った「マイスタージンガー」も気品のあるものでした。ドレスデンの伝統は素晴らしいです。

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  • ★★★★★ 

    Franzi  |  不明  |  不明  |  2013年02月12日

    アダム、コロ、シュライヤーという不世出の名歌手の円熟の声が聞けるだけでもこのディスクの価値は不滅です。この録音にやたら難癖をつけている評論家気取りの人もいるようですが、自分が作曲者にでもなったつもりなんでしょうかねえ。

    14人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    カズニン  |  東京都  |  不明  |  2012年10月15日

    非常に爽やかな録音です。美しいです。歌手も一流どころを揃えていて安心してリングの世界に没入できます。お値段は驚異的です。

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  • ★★★★★ 

    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2012年01月15日

    80年代に入っても、依然、旧東独は対外的には東欧圏の先進国として覇を唱えていたが、行き詰まりのような状況が、さまざまな面で出てきていた。この当時、CDの発売は全て西側のレーベル頼りだった。このリングもデンオンがデジタル化(CDではないフォーマットを考えていたようだが)を睨み3年がかりで行った労作だ。リング初のCD全曲盤で63000円と、今から考えるとぶっとぶような高価な商品だったが、それなりに売れてしまった。輸入盤では同時期にショルティ盤が出ていて、半額以下の30000円で1割分の割引券も付いていたので、当然、そちらを買ってしまい、「歴史に永遠に残る」とされたCD初の快挙は、見送ってしまった。幸いデンオンからのハイライトが中古で投げ売られれていたので買ってみたが、まあそこそこ面白そうだが、いかんせん「やっぱ63000円は初物とはいえ高いよね」という結論だった。今回は桁違いの約30分の1。この価格なら買いでしょう。

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  • ★★★★★ 

    オペラかじり虫  |  兵庫県  |  不明  |  2012年01月08日

    LPで出た時には、大変お気に入りだったスタジオ名録音RINGです。歌手もよく揃っており、中ではルネ・コロの明るい若々しい声のジークフリートが、実際に聴けたステージの思い出と重なってお気に入りです。目下のところ、大流行の珍演出ではワーグナーを劇場で指揮しないマエストロですが、若いとは申せ、堂に入ったものです。オケの響きがこれまたすぱらしい。今回お買い得ボックス登場は大歓迎。これからRINGを、という心がけのリスナー、特に若いファンには最適の全曲ボックス。廉価盤の「神々の黄昏」しかCDは所持していないので、早速手に入れましょう。論評では弱いと書かれたアルトマイヤーも決して悪くはありませんよ。

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  • ★★★★★ 

    ROYCE  |  神奈川県  |  不明  |  2011年08月28日

    ギトギトに油っぽいこってりしたワーグナー演奏から決別した清冽な音楽が展開している。劇場的なはったりも見栄もないので、はじめは物足りないと思うかもしれないが、よく聞きこんでゆくと、さながら精密なスイス時計の中身を覗き込むような精緻な音楽の組み立てに魅了される。これを録音した当時のヤノフスキーの知名度はイマイチだったが、今や大家として知られる実力者となった。いまだ40代の彼にこの録音をゆだねた関係者の慧眼には敬意を表したい。ようやく時代がこの録音のスタイルに追いついてきたともいえよう。今ではほとんど不可能な贅沢なスタジオ録音ならではの細部の練り上げが素晴らしい。繰り返し聞いて飽きが来ない「指輪」のスタンダードとして評価したい。

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  • ★★★★★ 

    cherry_sakurai  |  神奈川県  |  不明  |  2010年01月30日

    オーケストラがSKDなんで素晴らしいです。このオーケストラの音色は他では出ないでしょう。ワーグナーが絶賛しただけのことはあります。指揮者が少し弱いですが、Karajan やシノポリだったら、他のCDは全く売れなくなってしまうような気がします。歌手もかなり良いです。このオケでティーレマンが出したら、みんな衝天してしまいますよ。

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  • ★★★★★ 

    tomato fripp  |  sinsekai  |  不明  |  2008年05月17日

    ベ−ム盤、ショルティ盤と大枚を叩いてLP時代から愛聴していたがこのヤノフスキ盤の評価と値段につられて購入 この大作を一気に聞かしてしまう新鮮さにノック・アウトされたベ−ム盤のバイロイトのほの暗き格調の高さ、ショルティ盤の力強さこれらを足してあまりある魅力を感じた。

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  • ★★★★★ 

    長米名人  |  国分寺市  |  不明  |  2008年04月20日

    30年前セットで出たときになんと63000円で買いました。 あの時はCDを使った時計が特典で付いていました。時計は動かなくなって捨てちゃいましたが。18枚組みで変なところで切れて盤が変わります。でも演奏は素晴らしい。ブリュンヒルデはちょっと問題ありですが、他はオケともども最高です。ショルティのように変な雷音もありませんし。

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  • ★★★★★ 

    ドクターペイン  |  仙台市太白区  |  不明  |  2008年01月07日

    オケが最高の音色で、楽劇の骨組みを作っている。ヤノフスキーは実力があるのに、なぜか世界の楽壇の華やかな所には出てこない。エド・デ・ワールトとともに、隠れた現代最高の指揮者の、見事なバランスのとれた素晴らしい演奏である。

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  • ★★★★★ 

    野原孝治  |  京都市北区  |  不明  |  2007年08月30日

    スタジオ録音の最高峰、最近全集を買って、びっくり、 ショルティはウィントガッセンを除いていりません。位素晴らしい録音。

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  • ★★★★★ 

    仏陀の尻尾  |  nippon  |  不明  |  2005年01月24日

    この指環の存在価値は大いにある。 指環を楽「劇」だとするなら、このヤノフスキの指環は特異すぎるかもしれないが、 「楽」劇とするなら、特筆すべき素晴らしいディスクになる。 渋くも非常に美しく仕上がった「指環」。skdの特性を最大限に発揮させた解釈といえる。録音も演奏も優秀。歌手陣は豪華。 アルトマイヤーが、やや気合いが空回り気味で残念。

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  • ★★★★★ 

    サルゲッチュ  |  足立区  |  不明  |  2004年04月05日

    おそらくは、全編通して歌手たちがハイテンションで歌い続けているせいもあると思います。実演だと息を抜くようなところもきっちり歌ってます。とくに、ルネ・コロが、気を抜かないのでジークフリートが、重いです。でも、ヤノフスキ?が明解で、軽いのでそれが救いで、通して聴いても気になりません。

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  • ★★★★★ 

    サルゲッチュ  |  足立区  |  不明  |  2004年03月19日

    凄く真面目な演奏。細かなニュワンスにまで凄くこだわりが感じられる。というか、細部まで突き詰めている。おかげで、ノリの良さは期待できない。そこが、ちょっと聴いて嫌われたりするんだろうけど、『本当のところ指輪ってどんな音楽』というような好奇心は十二分に満たしてくれるというか。新しい世界が開けちゃっている。

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