歌劇『魔笛』全曲 エファーディング演出、サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場
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トロ | 不明 | 不明 | 2021年07月18日
映像が古くなったとはいえ、魔笛の良い映像の一つには確実に数えられるこのDVDが、字幕付きで廉価で購入できるのは有難い。指揮も配役も良いが、特に夜の女王役のグルベローヴァは最高で、彼女の歌唱を味わうだけでも見る価値がある。演出もポネルに迫るなかなかのもの。衣装も含めて違和感はない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Kitaraマニア | 北海道 | 不明 | 2013年08月31日
皆さんのレヴューを拝見していると、評価はともかく、どれも的を得ているので感心しました。私は、魔笛はMozartの最高芸術の一つだと思っているのですが、その理由は、@後宮、フィガロ、コジ、ドン・ジョヴァンニは人間の煩悩がテーマになってましたが、本作はメルヘンの題材にし人間愛を歌っておりMozartの到達した精神性を表していること。Aストーリー展開はやや困難な部分があるものの、音楽には冗長さがなく、まるでクリスタルのような純粋なMozartのエッセンスが凝集されていること。そこにはMozart特有のアイロニーもちりばめられていること。B当時の貴族社会でフィガロのような反骨的な部分から、恐らくMozartが目指した一般大衆への彼のメッセージが台本も含めて込められていること。例えは適切ではないかもしれませんが、Beethovenの第9のような位置づけの作品だと思います。そのために、色々な解釈が可能であり、また歌手、オケ、演出に、他の作品よりも一段と高いレベルが要求されるのだと思いますし、どの演奏でも評価が分かれる所以だと思います。 さて、LD時代から愛聴するこの演奏は私はこの演奏は大好きで、聞いた中では最高の評価です。もちろん、アライサよりシュライヤーやヴンダーリッヒのほうが良いという人はいるでしょう。グルベローバは当代最高の夜の女王だと思いまし、ポップのパミーナも非常に可愛らしい。モルのザラストロもすばらしいです。パパゲーノ、パパゲーナも演出にぴったりです。本作のように、脇役も非常に重要な役割をもつ場合のオペラは、特に実演では全てにベストを揃えるのは現実には困難と思います(聞き手の好みもありますし)。マエストロ・サヴァリッシュの演奏も非常に手堅く決して煽るような演奏ではなく(聞き手によっては逆に退屈かも)、本作品の本質を捕らえて、演出歌手の特性を上手く引き出した演奏だと思います。 私の好みでは、この演奏を超える演奏は未だに経験していません。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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wolfii | 千葉県 | 不明 | 2009年04月26日
「魔笛」の場合、ストーリーを合理的に演出するのは無理があり、演出はメルヘンチックで浮世離れしているほうがいいような気がします。このDVDの一番の魅力は、軽快さ、ドラマティックな緊張感、深刻にならない誠実な信仰心を、さらりと実現しているミュンヘンオペラのアンサンブルにあると思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ヒゲジイジ | 神戸 | 不明 | 2007年09月22日
もし,死ぬ前に一曲だけ聴くことが許されるのなら,この魔笛を聴かせて(観させて)もらいます。喜びと悲しみ,怒りと許し・・そうした人間の感情が,メルヘンとして,音楽としてこれほど豊かな演奏は少ないと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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カカ | 埼玉 | 不明 | 2006年07月04日
魔笛は好きなオペラで、レヴァイン/メト盤他かなり観ましたが 映像ならこれが一番理想的で断然お勧めです。 メルヘン風で豪華な舞台演出で最後まで飽きさせません。歌手陣も豪華でなんと言ってもパパゲーノ役のブレンデルが最高です。うちでは、家族で楽しんでいます。パパパのアリアではいつも暖かで和やかな気持ちになります。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Lemon | 群馬県 | 不明 | 2006年03月26日
初めて買った魔笛です。LDで買って、DVDで買い直しました。いくつか魔笛を見ましたが、これが最高です。演出が素晴らしい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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gyuopera | Spain | 不明 | 2005年11月01日
今主流のお子様向けでなく、最高の音楽を楽しめるオペラになっている。歌手陣が特に素晴らしい。これは私にとって理想の魔笛である。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たか | 東京 | 不明 | 2005年10月29日
まさに理想的な演奏と演出。このサラウンドリマスターで国内盤も出しなおしてほしい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フランキスト | アメリカ | 不明 | 2005年06月23日
演出も含め、魔笛の理想的上演などこの世に不可能だが、これはそれにかなり近い。まず、歌手に穴がない。モルの貫禄、アライサの美声、ポップは年をとってもチャーミング。グルベローヴァは高音がきつくなっているものの、情感のこもった歌は良い。以前見た版では、「Zureck!」の合唱でサヴァリッシュの手が画面に入ってしまっていたが.....。サヴァリッシュの指揮は手堅く、安心させてくれる。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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