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モーツァルト(1756-1791)

DVD 歌劇『魔笛』全曲 エファーディング演出、サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場

歌劇『魔笛』全曲 エファーディング演出、サヴァリッシュ&バイエルン国立歌劇場

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  • ★★★★☆ 

    TG  |  兵庫県  |  不明  |  2014年12月22日

    魔笛は、ザルツブルクで数回、シュットゥットガルトの来日公演などライブで一番見ているオペラですが、最近のドイツ系の斬新すぎる演出を見る前にやはりオーソドックスなものを見ておくほうが良いと思います。その意味では、この盤はなにかが抜群によいとまではいいきれませんが、非常にバランスよくまとまっているのでお勧めです。

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  • ★★★★☆ 

    西荻椿山  |  東京都  |  不明  |  2013年02月27日

    これはヒドい。何がって台本がです。善玉と悪玉の整理くらいつけておいてほしい。その点、かつての東映時代劇映画は安心の品質でした。今どきこんなものを真面目にとる奴がいるとしたら幼痴園児くらいでしょう。それを大の大人がもっともらしい理屈をつけて解釈を試みる書物が山ほどあるというのだから、驚きを通り越して呆れ返ります。つまりはなんとしてでも合理化したいほどモーツァルトの音楽が素晴らしいということなのでしょう。大の大人がこれにつきあうとしたら夢を見ているのだと思うことです。見ているうちは真剣で理屈も通っているのだが、醒めてみると自分が登場したうちの誰だったのかもあいまいになり、支離滅裂、状況、筋も説明できなくなるあの夢です。さて、本曲のDVDは本盤とこの1年前のレヴァイン/VPO盤しか見たことがありません。このどちらかなら本盤のほうをお薦めします。演出・装置がこちらのほうが夢幻的なのです。それから夢といっても見ているうちはその中の誰かになっているわけですが、タミーノになって見たいのならレヴァイン盤、パパゲーノになって見たいのなら本盤です。つまり風間君が好きならレヴァイン盤、しんちゃんが好きなら本盤です。私は王子といっても性格不明の前者より後者のほうをよほど好みます。眠って食べて飲んでいれば十分、それに可愛い娘がいれば・・・、全く同感です。本盤のタミーノはただでさえ暑苦しい顔が汗だくでレヴァイン盤のほうがいいと思いますが、私的には無問題となります。一方本盤のパパゲーノは少しホーセーさんを思わすところがありピタリなのです。パミーナはどちらも永遠の乙女チックタイプなのですが、さすがにちょっときている感じです。レヴァイン盤の額のしわ、本盤のほうれい線です。本盤のほうがマシとみます。夜の女王はどちらもグルベローヴァ(S)ですが、彼女の映像で役にはまっていると個人的に思える唯一の役です。夜の女王のアリアなど見事に歌いこなしているのはいうまでもありません。私的にはパパゲーノの相手がブスでは幻滅なわけですが、これまた両方同じでパパゲーナ役の方はとても魅力的で安心します。パパパなどの演技は本盤のほうが演出もありますが、自然(つまりアホクサという感じがみえない)です。第2幕レヴァイン盤はややだれると感じるのはBSの違いもあると思います。こうして夢を見終わって耳に残るのは夜の女王のアリアを除くと森の動物たちが喜んできいたタミーノのFlの調べとその音にこたえたパパゲーノのパンの笛です。題名が魔笛というのはもっともなのです。

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