パルティータ第1番、第2番、第6番 エフゲニー・コロリオフ(ピアノ)(2CD)
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ばんどうくじら | 福岡県 | 不明 | 2021年01月13日
バッハの「フーガの技法」でスタートしたコロリオフシリーズも本作で23作品目になります。23作品の中には、当然、バッハの平均律等も含まれますが、大部分はロマン派や印象派の作品です。その流れという訳でもないのでしょうが、本作の「パルティータ」はロマン派の作品のようにゆったりとしたテンポで始まり、ロマン派の作品の様に終わります。 バロックや古典派の演奏様式ではありません。従って、従来の「パルティータ」の演奏に多い、やや早めの颯爽としたテンポを予想すると当てが外れます。 各組曲のなかの諸舞曲に焦点を当てた演奏で、これまでのコロリオフのバッハ演奏である「フーガの技法」や「平均律」での印象とは全く異なります。ピアノによる「パルティータ」演奏史上に新しい光をあてたものとして積極的に捉える事ができるか、それとも単にマニアックに感じるか否かは、聴く人次第でしょう。 私にはあまりなじめませんでした。 セカンドチョイスかサードチョイスとしてはお勧めします。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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