トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > ラフマニノフ、チャイコフスキー > チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番/ラフマニノフ:第3番 マルタ・アルゲリッチ

ラフマニノフ、チャイコフスキー

CD チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番/ラフマニノフ:第3番 マルタ・アルゲリッチ

チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番/ラフマニノフ:第3番 マルタ・アルゲリッチ

商品ユーザレビュー

星4つのユーザレビュー > すべてのユーザーレビューを見る

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:5件中1件から5件まで表示

  • ★★★★☆ 

    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2013年11月19日

     チャイコフスキーもラフマニノフも同曲のベストかそれに近い順位で必ず挙げられる名盤だ。私も聴くし好きな演奏だ。なにより私もアルゲリッチのファンだから。   しかしこのCDを聴くのはそう多くない。コアなファンには失礼千万だが、カンフル剤のような使い方をしてしまう。気合い注入というかガツンと元気出したい時に聴くとユ○ケルなんかより効果てきめん。それ位の迫力とスピードと圧倒的な指の動き。少しくぐもったような音質だがそれでも圧倒的な力技と瞬間の閃きが心地さを味わうには問題ない。それにしても「ねじ伏せる」とはこのような演奏を言うのだろう。   ロシア的情感を味わいたい方にはいちばんにはお勧めしかねる(ベルマンやリヒテルのチャイコ、アシュケナージのラフマニノフをお勧めしたい)。 でもアルゲリッチの凄さを知りたい方、爽快なピアノ協奏曲を体験したい方にはこちらがお勧め。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    一人のクラシックオールドファン  |  Hyogo  |  不明  |  2013年03月10日

    本盤はアルゲリッチが弾くラフマニノフとチャイコフスキーのピアノ協奏曲ライブ盤で色々反復して出ている様です。先ずその彼女が41歳の1982年に収録したラフマニノフのピアノ協奏曲第3番(タイム@15’35A10’50B13’35)でバックはまだ若き30歳前のシャイー指揮ベルリンRSOでのライブ収録であります。全体タイム的には比較的短い感じになっていますが第1楽章淡々ながら少し含みのある出だしですぐにあのアルゲリッチ節が次第にヒートアップしつつやっぱり達者に炸裂します。オーケストラはシャイーなのかゆったり目に潤いを持って進みますがピアノに引きずられ気味は否定出来ません。第2楽章も傾向としては同様でしっとりメロディ優先のオーケストラに続いて切り込み豪華絢爛なピアノとの対照がライブそのもので面白いと言えば面白いですがちょっと不自然な域にも思いました。最終楽章は驀進一途にピアノは更に本性を表し弾きまくりオーケストラとはドタンバタン・・・まぁ、こういう演奏もラフマニノフのロシア的雰囲気とはズレてはいても一聴は楽しいですね。彼女のラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番演奏盤はこのライブ演奏が唯一なのか確認しておりません。次にアルゲリッチの弾くチャイコフスキー・ピアノ協奏曲第1番には数種類の録音盤がありどれも彼女の熱っぽい凄さが特色となったものです。本盤はそれらの内で1980年コンドラシン(当時66歳)/バイエルンRSO分がバックでタイムが@19’13A6’19B6’55(拍手込み)のライブ録音のものです(因みに他の代表的な演奏盤をサンプリングしますと1970年(1967年?)デュトワ/RPO分が@21’16A7’30B6’56、1994年アバド/BPO分が@19’10A6’28B6’26などとなっております)。ライブ雰囲気が満ち満ちて第1楽章割とホール反響が大きい処は別として彼女の音は生々しく飛び跳ね管楽器の切り込みも活きて来ます。いつかの本演奏に「その時ピアノは火を噴いた」というキャッチコピーが付けられていた様ですがカデンツァはもっと彼女なら暴れる処こじんまりした感じに聴きました。中間楽章は管との対話で比較的抑えめにピアノは進み意外と繊細抒情的な面が味わえます、この楽章は美しく弾いているなっていう感じです。いよいよ第3楽章・・・冒頭のちょっとした彼女の怪しいタッチもライブならではのご愛嬌。行け行けドンドンでの迫力は素晴らしいです。溜めを効果的に噛ましつつ暴れに暴れて燃え立った演奏をバックが見事にコントロールしているのは流石コンドラシン在っての事だと思いました。最終コーナーコーダ寸前のピアノは多分アルゲリッチ世界そのもので凄かったです・・・万来の拍手が更に雰囲気が盛り上がりました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    マーラー教の信者  |  石川県  |  不明  |  2007年01月26日

    アルゲリッチのピアノはテクニック的には変わっているが、その表現力や激しさにおいて彼女の右に出るピアニストはいないと思う。ラフマニノフでは2楽章コーダからアタッカでフィナーレへ入るところや終結部分がものすごい。チャイコフスキーでは間延びしがちな冒頭部がアップテンポで引き締まっているのに好感が持てる。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    Pianist  |  Tokyo  |  不明  |  2006年04月16日

    確かに凄い。しかしラフマニノフの方は、名盤選で一位に挙げるには難点あり。スピード感がありスリリングだけど、置き忘れられた情感や、もっと聴かせてほしいラフマニノフ特有の内声部など欠けている点が多い。この曲のディスコグラフィに欠かせない一枚ではあるが、他の盤も聴いてほしい。かつてこのラフマニノフのビデオが出ていましたが、LD期からDVD時代にかけて完璧に忘れられています。Hi-FiビデオをDVD-Rにして楽しんでいますが、これだけのファンがいるのだから正式に再発売してほしいと思います。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★☆ 

    ぶひ  |  東京、国立  |  不明  |  2005年05月07日

    ラフマニノフの最終楽章 アルゲリッチ姐さんの物凄い集中力と気迫がよく伝わってきます。 個人的にはベルマンの演奏が一番好きですがこれは別格で好きになりそうです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:5件中1件から5件まで表示