チャイコフスキー(1840-1893)

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CD

絵本付ドラマCD『くるみ割り人形』 音楽:ラトル&ベルリン・フィル、声の出演:石田彰、釘宮理恵、イラスト:鈴木康士(2CD)

チャイコフスキー(1840-1893)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE56367
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

絵本付 クラシック・ドラマCD『チャイコフスキー:くるみ割り人形』
カリスマ指揮者サイモン・ラトル×世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィル

このCDは豪華絵本に2枚のCDを収録。クラシックの代表的な作品であり、チャイコフスキーの三大バレエ音楽のひとつ、『くるみ割り人形』を、カリスマ指揮者サイモン・ラトル指揮するべルリン・フィルが演奏しています。この楽曲のCDは2010年8月4日に世界に先駆け日本先行発売しており、その素晴らしい演奏もさることながら、ベルリン・フィル128年の歴史上初の現役音楽監督と録音した『くるみ割り人形』として、クラシックファンの間では大きな話題をよんでいます。

【音楽と豪華絵本のコラボレーション】
EMIミュージック・ジャパンでは、そんな世界最高峰の『くるみ割り人形』と、トップ声優によるドラマ、クオリティの高いイラストによる豪華絵本とのコラボレーションを企画。クラシックとの融合性も高いアニメやゲームのエッセンスを加えた、素晴らしい作品が完成しました。

【音楽と声優のコラボレーション】
音楽の合間には、「くるみ割り人形」のストーリーを、ドイツ後期ロマン派を代表する幻想文学の奇才、E.T.A.ホフマンの原作に忠実に、ドラマ仕立てで挿入。ナレーター役を含む幅広い年代の13役の登場人物を演じるのは、“職人系”と称される人気声優“石田彰”氏と“釘宮理恵”さんのお二人。
 石田氏は9役、釘宮さんは4役を演じ分けるということも話題になりそうです。特に、単一ストーリーの中での9役の演じ分けというのは石田氏でも初のこと。この職人技もお聴きいただきたいポイントです。

【有名イラストレーターによるアート性の高い絵本】
ブックレットは、国内外のゲーム・小説業界で人気の高いイラストレーター“鈴木康士”氏を起用。24ページにわたるイラスト入りブックレットは、各ページに遊び心が満載で、子供から大人まで楽しんでいただけるような、アート性の高い絵本のような仕上がりです。鈴木氏の作品として、アニメやゲームファンにもお楽しみいただけます。

【クリスマス・プレゼントにも最適な内容】
『くるみ割り人形』は、クリスマスの夜のストーリーを音楽化したものですが、当アルバムではそのストーリーを、美しいイラストと、声優による起伏に富むドラマによって深く理解することができます。

【収録情報】
・チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』全曲(語り付き)
 合唱:リベラ
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 サー・サイモン・ラトル(指揮)
 声の出演:石田彰、釘宮理恵  


【コメント】(敬称略)
■イラスト・鈴木康士氏:音楽、ドラマ、イラストの3つの要素がコラボレイトした新しい作品になっています。それぞれの楽しみ方がありますので、皆様の興味あるところから入っていただけたら嬉しいです。

■声優・石田彰氏:クラシック作品の「くるみ割り人形」の物語を音声化するという普段演じる機会のないジャンルのお話をいただき、自分がどこまでやれるだろう、どんなことが出来るだろうという自身に対する期待も持って挑ませていただきました。
「くるみ割り人形」という作品のタイトルを知らない人はいないでしょうし、曲を聴いたことがあるという方も大勢いらっしゃると思いますが、ストーリーはあやふや、という人も多いと思います。今までクラシックにあまり縁のなかった方も、この作品をクラシックへの入口の最初の一歩としていただければ、ドラマのイメージを音楽が補完し、音楽の内容をドラマが補完する、という新しい聴き方をすることで、より楽しむことができるので、ぜひ手にとって聴いて頂きたいと思います。

■声優・釘宮理恵さん:子供のころから慣れ親しんでいる作品なので、お話を頂いた時は本当に嬉しくて、やってみたいなと強く思いお請けしました。小さなお子さんから大人の方にまで幅広い年齢の方に楽しんでもらえる素敵な作品に仕上がっていると思います。
ドラマCDは原作にかなり忠実なストーリーですので、曲のイメージが更に広がると思いますし、イラストも本当に素晴らしくて、素敵な一体感が生まれていると思います。私も完成したら、お友達にプレゼントしたいです。
このCDをきっかけに、原作の本を読んでみたり、実際にコンサートに行って曲を聴いてみたり、そこからまた世界が広がって行くような、本当に素敵な出会いになるといいなと思っています。是非是非皆さん楽しんで聞いて下さい。

【プロフィール】 (敬称略)
[声の出演]
■石田彰(いしだ あきら)
1967年11月2日生.。愛知県日進市出身。昭和63年:江崎プロダクション付属養成所入所 、平成 2年:マウスプロモーション(旧江崎プロダクション)所属 、平成21年4月よりフリー。アニメ、洋画吹き替え、ゲーム、ネットラジオ等、幅広い分野で活躍する日本のトップ声優。
代表作:<アニメ>「戦国BASARA弐」(竹中半兵衛)、「ぬらりひょんの孫」(玉章)、「銀魂」(桂小太郎) 、「NARUTO -ナルト-」「NARUTO -ナルト- 疾風伝」(我愛羅)、「新世紀エウァングリオン」「ヱウァンゲリヲン新劇場版」(渚カヲル)、<外画>「王の男」「フライ・ダディ」「犬とオオカミの時間」「光州 5・18」「イルジメ 一枝梅」「ヒーロー」【イ・ジュンギ】 、「タイタニック」「ザ・ビーチ」【レオナルド・ディカプリオ】 、「スターウオーズ特別編 エピソード4」【マーク・ハミル】 、「ディープインパクト」【イライジャ・ウッド】 、「レッドクリフ」「レッドクリフ Part2」(献帝、張允)、<ゲーム>「戦国 BASARA」(竹中半兵衛) 、「ディシディア ファイナルファンタジー」(クジャ) 、ときめきメモリアル Girl's Side」(守村桜弥) 他。

■釘宮理恵(くぎみや りえ)
5月30日生まれの熊本県出身。血液型はB型。アイムエンタープライズ所属。1998年に声優デビュー。多くの声色を駆使し、アニメやゲーム、洋画吹き替えやCM音声など、幅広い分野で活躍している。2009年、第3回声優アワードにて主演女優賞を受賞。
主な出演作:アニメ「たまごっち!」(まめっち役)、「FAIRY TAIL」(ハッピー役)、「鋼の錬金術師」(アルフォンス役)、吹き替え「ハーパーズ・アイランド」(マディソン役)、TV-CM「コスモ石油」(ALAちゃん役)など。
[イラスト]

■鈴木康士(すずき やすし)
クリエイター。イラスト・デザイン・漫画・ゲーム開発等多岐に活動。2010年、気鋭のクリエイター共にアートスタジオ「PARNASSUS」へも参加。イラストレーターとして数多くの小説装画や挿絵も手がけている。作品集は海外で出版されるなど国内外からの注目も高い。
代表作:画集「The Art Of Yasushi Suzuki」、wiiソフト「罪と罰宇宙の後継者」アートディレクション、角川文庫「心霊探偵八雲」装画。「心霊探偵八雲」は10月よりBS2にてアニメ放送予定。

【シナリオ・テキスト制作】
■キュートロン
ゲーム・アニメ・舞台などで10数年のキャリアを持つシナリオライター長井知佳率いるシナリオ集団。
アドベンチャーゲームやドラマCDなどの創作で多数の実績を持ち、固定ファンも多い。
代表作:Wii,PS3,PSP「428〜封鎖された渋谷で〜」(SEGA)、Wii,PS3「忌引草」(SEGA)、PS2「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」(チュンソフト)。

[音響監督]
■及川ひとみ(おいかわ ひとみ)(アズリードカンパニー)
女性声優。東京都生まれ、埼玉県戸田市出身。淑徳与野高等学校卒業。アズリードカンパニー所属、かつてはアーツビジョンに長く在籍した。本名:堀川ひとみ(ほりかわ ひとみ)。
主な出演作品:『牧場の少女カトリ』(カトリ役)、『イタダキマン』(三蔵法子役)など。

【くるみ割り人形ストーリー】
ドイツのある小さな街のクリスマス・イヴのお話。シュタルバウム家ではお客を招いてクリスマスパーティを開きました。その途中、クララの弟の名付け親のドロッセルマイヤーが訪れます。そこでクララは、ドロッセルマイヤーの持っていたへんてこなくるみ割り人形に心をひかれます・・・。そのうちクララは深い眠りにつきました・・・。その時、居間の周りが急に大きくなり、ねずみが走り回っています!そして、くるみ割り人形を奪おうとしています!フリッツのブリキの兵隊にまで戦いを挑んできます。ねずみの王様が勝とうとしたとき、クララは王様にスリッパを投げつけたのです!!ねずみたちは消え去り、そこにはくるみ割り人形の変わりにかっこいい王子様が立っています・・・。クララは驚き、喜びました。そして、王子はクララを雪の国へと案内します。美しい雪の精を見てクララは大喜びです!そして、お菓子の国へとやってきました。そこで、クララと王子は歓迎されました。スペインの踊り、アラビアの踊り、中国の踊り、芦笛の踊り、トレパーク、ギゴーニュおばさんとキャンディボンボン、花のワルツ・・・たくさんの踊りが披露されます。そしてフィナーレは金平糖の精の踊りです・・・。それが終わるとクララはオトナたちが見守る中夢から目覚めるのです・・・。
【ビデオクリップ】

このアイテムはビデオクリップをご覧いただけます。
『チャイコフスキー:バレエくるみ割り人形』特別映像
ビデオクリップの試聴方法はこちら

収録曲   

ディスク   2

総合評価

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現在発売されているものではどうなっている...

投稿日:2014/08/23 (土)

現在発売されているものではどうなっているのか知らないが、(私が所有している)かつて出ていた国内盤(DVD付き)ではラトル自身による解説があって、その中で「この作品にはストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」を読み解くキーがある」・・・などと記しているが、確かにここでの彼は他の指揮者による全曲ないし組曲とはまったく異質・別次元の音楽を奏でており、ラトルの発言が口先だけ、理論倒れになることなく、チャイコフスキーの音楽の真価を示したといってよい、斬新な驚きと興奮に満ち溢れた圧倒的名演を披露している。・・・さて、むかし評論家の小林秀雄は「モオツアルト」というエッセイで「チャイコフスキイのアダージョは堕落している」と、モーツァルトと比較してチャイコフスキーを貶していたが、もし彼が生きてこの「くるみ割り人形」を聴いたなら、そんな事は云えないのではないか。兎に角このCDの出現によって、これまで出ていた数多くのチャイコフスキーのバレエ作品の演奏はその価値を半減させられた、といっても過言ではあるまい。・・・というとちょっと褒め過ぎかもしれないが、少なくともラトル/BPOのコンビの(現段階での)ベスト録音だ、とはいえそうである。

伊東洋輔 さん | 神奈川県 | 不明

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ベルリン・フィルは意外と「くるみ割り」を...

投稿日:2013/09/21 (土)

ベルリン・フィルは意外と「くるみ割り」を録音しており、比較できるのは嬉しい。しかしラトルは全ての項目において満点を叩き出したのに驚く(ただし管弦楽曲としてみた場合)。ラトルは今でもぎこちないテンポやあざとい表現が見受けられるのだが、この演奏はまったく自然に響いているのだ。それはラトルの言う「魔法を掛けられたような」を徹底したことに尽きるといえよう。もちろんベルリン・フィルは王者らしい響きを紡いでいくのだが、昔と違い各ソロが嫌味っ気なくきまっていく様は耳のご馳走だ。「クララと王子」に至っては、これはラヴェルかと疑うような精緻さだ。「くるみ割り」といえばデュトワの面取りされた演奏が有名だが、ぼくの好みはラトルだ。

宇野珍会長 さん | 埼玉県 | 不明

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ラトルに興味が無かったのだが、BPhとのコ...

投稿日:2013/02/13 (水)

ラトルに興味が無かったのだが、BPhとのコンビでのマーラー9番に打ちのめされ、この演奏も買ってみた所、やはりこの演奏もすこぶる良かった。 正直な所、これは踊れない(笑)。でも、CDを伴奏に踊るわけでもないし、くるみ割り人形は曲自体がラトルの言うように大袈裟でも何でもなく、チャイコフスキーの最高傑作の一つに数えられるものなので、このぐらい本気で演奏してくれても全く問題ない、というよりこのクオリティの高さを待っていた! 長くなるので演奏については書かないが、EMIのくせにここ最近のラトル&BPhの録音は音質も非常に好ましくなっていることは書かせていただく。

音楽ばか。 さん | 北海道 | 不明

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チャイコフスキー(1840-1893)

1840年:ロシアのウラル地方ヴォトキンスクで鉱山技師の次男として誕生。 1859年:法務省に勤務。 1861年:アントン・ルービンシュタインが設立した音楽教室(1962年にペテルブルク音楽院となる)に入学。 1863年:法務省を退職。 1866年:交響曲第1番『冬の日の幻想』初演。初のオペラ「地方長官」を完成。 1875年:ピア

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