ヤナーチェク(1854-1928)

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CD

Sinfonietta: Abbado / Lso +hindemith, Prokofiev

ヤナーチェク(1854-1928)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD9133
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ヤナーチェク
@シンフォニエッタ
ヒンデミット
Aウェーバーの主題による交響的変容
プロコフィエフ
B交響曲 第3番 ハ短調 作品44

ロンドン交響楽団
指揮:クラウディオ・アバド

録音:1966年2月、10月(B)、1968年2月(@A) ロンドン

アバドがデビューして間もない頃に録音した近・現代オーケストラ作品集。ヤナーチェク唯一の交響曲作品となった晩年の《シンフォニエッタ》、交響曲ふうの4楽章から成るヒンデミットの《交響的変容》、歌劇《炎の天使》にもとづくプロコフィエフの交響曲第3番を収録。近年の円熟した演奏とはひと味違った、フレッシュで率直さの漲る表現で聴かせる、若き日のアバドのシャープな感性が光る一枚です。

内容詳細

《ユニバーサル・クラシック 名盤1200》の1枚。アバドのデビュー間もないころの録音。得意の近代ものを取り上げ、シャープで切れ味の鋭い演奏を聴かせている。近年の円熟味とは違ったフレッシュな魅力が横溢。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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私がクラシック音楽を聴き始めてすぐに颯爽...

投稿日:2013/07/05 (金)

私がクラシック音楽を聴き始めてすぐに颯爽と若き指揮者アバド演奏のものがLPでもリリースされメキメキ頭角を現してやがてBPOのシェフにまで登り詰めたわけですが途中大病を経て回復後今や80歳に達して後進指導にも当っているとの事です。アバド演奏は独墺大作曲家のシンフォニー等でも一定の評価を得てはいましたが意外とロシア等ローカル物やマイナー物に結構その腕前本領を若い頃から発揮していました。私はかつて若きアバドがLSOを振ってのプロコフィエフの古典交響曲、バレエ音楽「ロメオとジュリエット」抜粋、バレエ組曲「道化師」等を聴いていました。因みに1966年収録のバレエ音楽「ロメオとジュリエット」はアバドにとってファースト正規録音だったらしいです。本盤はその一環として1969年に録音した交響曲第1番「古典交響曲」(タイム@3’50A4’10B1’30C4’15)は最終楽章を除いて若干速めに進めてキビキビした雰囲気を出してはいますがマァこんな処でしょう。彼は後年1986年ECOを指揮してこの「古典交響曲」を再録(同@4’13A3’45B1’21C3’53)しております。やはりLSOを指揮した1968年録音のヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」(同@4’09A7’38B4’03C4’32)は余り私は他の演奏を知らないのですがウェーバーのピアノ連弾「8つの小品」、「6つのやさしい小品」、「トゥーランドット」からのテーマを各楽章に割り当てて変奏させた曲で前半冒頭は土俗的なティンパニーから勢いついてパワーフルに進めて少々の管楽器の危うさも何のその。まぁ暑苦しさが晩年のアバドから想像もつきません。後半は雰囲気的に「水いり」して後スピード感溢れた感じでテンションを上げていくアバドのバトンテクニックの冴えで聴き取れます。この曲も再録されておりそれは1995年BPOとの演奏(同@4’05A7’12B4’04C4’30)であります。併録のヤナーチェツク「シンフォニエッタ」(1968年録音、タイム@2’36A5’46B5’09C2’49D7’23)は全体的には歌う叙情センスはアバドらしいのですが全体やや大人しい感じでオーケストラ性能が追いついていない様にも聞えました・・・参考までにこの「シンフォニエッタ」再録は1987年BPOを振ったもの(同@2’16A5’45B5’05C2’58D6’55)であります・・・。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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