CD

交響曲第3番 アバド / ベルリン・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG1095
組み枚数
:
2
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー:交響曲第3番
アバド&ベルリン・フィル
1998年10月の来日公演でも大評判となったクラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラーの交響曲第3番。 CDに収録されているのは翌1999年10月11日にロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホールでおこなわれた公演をライヴ録音(4Dオーディオ・レコーディング)したもので、合唱以外は同じ演奏者によっています。
 アバドは1980年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ともこの作品を録音しており、今回は19年ぶり2度目ということになります。
アンナ・ラーション(アルト)、ロンドン交響合唱団、バーミンガム市立少年合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:クラウディオ・アバド
録音:1999年10月 ロンドン〈ライヴ・レコーディング〉〈デジタル録音〉
 膨大な情報量のスコアを的確に整理し、絡み合う動機・主題・裏主題などを絶妙に際立たせ、ほとんど分裂ぎみとも思える作品の流れを見事に表出。 激情に流されることなく、スコアの流れに沿って噴出されていくエネルギーは、聴く者に好感の持てる昂揚感を与えてくれます。
 オーボエのポルタメントぎみの処理にアバドらしい研究成果が現れる第4楽章では、前年に日本でも歌ったラーションの、威厳を保ちながらも伸びやかな歌声が見事で、続く第5楽章でも、弦とホルンのコラールに乗った祈りの表情はアバドの棒共々素晴らしいものです。
 第6楽章でコーダに向けて集約されてゆく緊張とその解放も大きく成功しています。また、威容を湛えた冒頭のホルンから確固たる自信に満ちたベルリン・フィル・サウンドを満喫出来るほか、トロンボーンやポストホルンなどの正確さと豊かな表情も大きな聴きどころ。
 それらを余すところなく伝える4Dオーディオ・レコーディングの解像度の高さとダイナミックレンジの広さも特筆ものです。

内容詳細

大胆でダイナミックな表現の演奏である。ライヴ(1999年のロンドン公演)ゆえのオーヴァー・アクションもあるだろう。しかしそうしたうわべだけに終わらず見通しの良いガッシリとした構成力やオケの性能の高さは一目瞭然。品のいいマーラーだ。(弘)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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マーラーの第3番をベルリンフィルの演奏で...

投稿日:2013/11/23 (土)

マーラーの第3番をベルリンフィルの演奏で鑑賞できるなんて20年前には思いも及びませんでした。良い時代になったものです。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2013/11/16 (土)

 3番は牧歌的というか、マーラーの他交響曲と比べると狂気じみた部分が後退し、メルヒェン的にも感じる。バーンスタイン盤(NYP、DG)の粘り気や迫力は求めることはできないものの、素直に音楽や情景を愉しむことができる演奏だと思った。なにより、ベルリン・フィルの音楽がのびのびとしている。曲の性格に加え、アバドもオケも以心伝心の関係が出来上がり、音づくりを心から楽しんでいるような雰囲気だ。そんな意味でマーラー特有のの闇やモヤモヤしたものから離れて、人生について肯定的で、なおかつ幸福感があふれた盤だと思う。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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投稿日:2012/10/19 (金)

音楽の「音」を森の木々に例えるなら、この曲はその「木々の間からこぼれてくる光」を表現するような演奏がほとんどだった。しかしこのアバド/ベルリンの演奏は、食べ物に例えるなら、具のいっぱい詰まった肉まんを連想させるような演奏だ。目をつぶって聴いていても、大自然の雄大さが脳裏に浮かぶわけではなく、ただコンサート会場のS席で聴いているような感であり、しかし病み付きになるほどに、聴覚心理のツボを突かれる。 もし「バーンスタインのマーラー的表現が好きだが、ややエスニックすぎる」という感想のヒトには、こんな演奏(このアバド/ベルリン盤)が最高なんだろうと思う。

司那夫金 さん | 所在地 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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